タグ

2011年2月7日のブックマーク (2件)

  • 語りの海を漂いながら――灯台へ - 備忘録の集積

    著者 Virginia Woolf (ヴァージニア・ウルフ) [1882-1941] イギリスの作家。モダニズム文学の旗手。 『灯台へ』は、我が人生の書の一つ。まだまだ若造の私ですが、残りの人生にこれを超える作品に出会うことはないだろうと思っています。 感想を一言でいえば、名作がこんなに面白くていいのだろうか、といったところです。娯楽作品が愉快なのは当然ですが、名作は難解であり眉間に皺を寄せて読まねばならないとする権威主義的な信仰が、悪意とは無縁ながら慣習の呪術的性質に則って我々の中に息づいているものと決めつけさせていただくとして、この信仰を転覆させる圧倒的小説力が書には備わっております。なんといっていいものか……「名作を読めてアタシ、シアワセ」と鼻血を垂れ流しそうな興奮に見舞われるのです。*1 「意識の流れ」と呼ばれる手法により語られるウルフの世界の、なんと鮮やかなこと!*2 人が他人

    語りの海を漂いながら――灯台へ - 備忘録の集積
    keiseiryoku
    keiseiryoku 2011/02/07
    鴻巣訳のいいところは、本作のキーワードであるvisionに相当する語に「ヴィジョン」とルビをふっているところ。こんなに頻出していたなんて、と驚いた。
  • 大相撲徹底検証〜95.78%の数値で検証される「助け合い」「互助の精神」 - 木走日記

    5日付け夕刊フジ記事から。 「7勝」対「8勝」千秋楽の勝率は? 米学者が証明 2011.2.5 00:03 ケータイメールが動かぬ証拠となった大相撲の八百長問題。相撲協会の放駒理事長は「過去には一切なかったこと」と言うが、実は米名門大の経済学教授が過去の膨大な取組を分析し、八百長の存在を経済学的に証明している。その気になる中身は−。(夕刊フジ) 大相撲の八百長を分析したのは、米シカゴ大のスティーヴン・D・レヴィット教授。ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー氏との共著で2006年に出版、07年に増補改訂版が出た『ヤバい経済学』(東洋経済新報社刊)で、ヤクの売人や出会い系サイトなどを経済学的に解き明かし、ベストセラーとなった。その第1章で大相撲も取り上げている。 レヴィット教授は1989年1月から2000年1月までに開かれた場所の上位力士281人による3万2000番の取組から、14日目

    大相撲徹底検証〜95.78%の数値で検証される「助け合い」「互助の精神」 - 木走日記