訳が分かっていないのに、「ポモはダメ!」と言いたがる残念な人達 仲正昌樹【第22回】 – 月刊極北 改段が無くて(br タグと空白挿入で改段代わりにしているようです)、「バカ」が連発されている、大変見端の悪い文章ですが、主旨としては、ポストモダン思想に対する的外れの批判に対する反論、というものです。 ここで書き手の仲正氏は、いわゆるソーカル事件に言及し、それに端を発する議論について要約と検討をおこなっています。ソーカル事件というのは、物理学者のアラン・ソーカルが、科学社会学系の雑誌『ソーシャル・テクスト』誌にデタラメ・パロディ論文を投稿し掲載された、という経緯を別の雑誌において暴露した事から始まる論争を指します。 その言及部分で仲正氏は、ソーカル事件を、しかし、ソーカル事件は、哲学の根幹に関わる問題ではない。かなりトリビアルな話である。と評しています。つまり、ソーカルがおこない、糾弾した事