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2015年7月28日のブックマーク (13件)

  • 「臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度」鈴木 晟 著

    太平洋戦争へ至る過程で軍部の台頭を許した大日帝国の制度的欠陥の一つが「臨時軍事費特別会計」である。 臨時軍事費特別会計は大日帝国下で戦時に戦費支出目的で定められる特別会計制度で日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦・シベリア出兵、日中戦争(支那事変)・太平洋戦争の四度設けられた。それぞれの支出額は日清戦争:約二億円、日露戦争:約十五億円、第一次・シベリア:約八億八千万円、日中・太平洋戦争:約一五五三億九千万円。 その特徴は 「一般会計とは異なり、いずれも戦争の勃発から終結までを一会計年度とし不足分は追加予算で補われる」(P90)こと「戦争の終結までが一会計年度であるので、その間に陸海軍省は議会にたいして決算報告の義務がない」(P96)ことである。 臨時軍事費特別会計法(昭和十二年法律八十四号) 第一条 支那事変ニ関スル臨時軍事費ノ会計ハ一般ノ歳入歳出ト区分シ事件ノ終局迄ヲ一会計年度トシテ特

    「臨時軍事費特別会計 帝国日本を破滅させた魔性の制度」鈴木 晟 著
  • 絵本「せいめいのれきし」に改訂版が出ました - 紺色のひと

    「ちいさいおうち」で知られる作家、バージニア・リー・バートン。彼女の作品の中で、いえ僕がこれまで読んだ絵の中で、もっとも好きなのが「せいめいのれきし」です。幼い頃から何度も繰り返し読んで、娘にも何度も読み聞かせたこの。この度、やや古くなった内容の改訂版が出版されたと聞き、早速読んでみました。 ◆「せいめいのれきし」ってどんな? バージニア・リー・バートンによる、”地球上にせいめいがうまれたときから いままでのおはなし”です。原題はそのままずばり「LIFE STORY」。地球の誕生から、生命がうまれ、進化を遂げて、さまざまな生物が栄枯盛衰を繰り返したあと、やがて人間の時代になっていく……という壮大な歴史を、全5幕の劇を語るように描かれた物語です。なお、バートン女史の代表作はなんといっても「ちいさいおうち」。この「せいめいのれきし」は、「ちいさいおうち」が描かれた20年後、8年間をか

    絵本「せいめいのれきし」に改訂版が出ました - 紺色のひと
  • NHK NEWS WEB 閉ざされた研究者の世界は変わるか

    閉ざされた研究者の世界は変わるか 7月28日 16時40分 研究者と聞くと、“複雑な実験に没頭して難しい論文を書いている”という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。私たちの生活をよくするために日々、努力しているにもかかわらず、ややもすると“象牙の塔”とも皮肉られ、世間とは深い溝があるように見られています。 こうしたなか、クラウドファンディングの手法を使って、研究者と一般の人たちをつなごうという新たな取り組みが始まっています。“閉ざされた”研究者の世界は変わるのでしょうか。(ネット報道部・萩原潤治) “巨大トカゲ”に迫る若手研究者 恐竜の時代(中生代白亜紀)に生息していた巨大トカゲの「モササウルス」。体長は10数メートルにも及び、トカゲでありながら水中で生活するなど、今も分かっていないことが多い謎の生物です。 東京大学大学院で古生物学を専攻している山下桃さん(26)は、モササウルスの眼

    NHK NEWS WEB 閉ざされた研究者の世界は変わるか
  • 「卓越研究員」制度を語る

    hrk先生 @Prof_hrk @dpyNonunc @cuttingedgevvv 最初は意味不明だったけれど、mext.go.jp/b_menu/shingi/… を読んで良く判った。大学にポストを出させて人選は文科省(等外部)、ポストはパーマネントでお礼に2年分研究費を出す。2年分のコストで永遠のポストか。 2015-07-27 08:33:54 nasastar @nasastar 一度、卓越研究員になると、その人が他機関に移る時にポストごと移動なんて制度だと目も当てられない惨劇が起こるな。旧帝大の若手を一旦地方に送って育成させ、育ったらポストごと呼び戻すと。「ステイタス」とかに騙されて引き受けざるを得ず、ポスト奪われた人文社会系からポストを剥がすとかな。 2015-07-27 08:43:03 nasastar @nasastar この仕組みだと、ドラフトとFAという感じだな。ま

    「卓越研究員」制度を語る
  • パンダはカウチポテト族?省エネレベルはナマケモノ並み 中国研究

    【7月10日 AFP】ジャイアントパンダが動物界のカウチポテト族に仲間入り――。このような研究結果が9日、米科学誌「サイエンス(Science)」発表された。パンダの活動の不活発さは、動きの鈍いナマケモノに匹敵することが分かったという。 中国の研究チームは、飼育されているパンダ5頭と野生パンダ3頭を追跡調査した。その結果、パンダの活動性は他のクマに比べて著しく低く、1日のエネルギー消費量は、体の大きさが同程度の他の陸生動物の平均値のわずか38%であることを発見した。「ジャイアントパンダの1日のエネルギー消費量は、コアラなどに比べて大幅に少なく、ミツユビナマケモノのエネルギー消費量にほぼ等しい」と論文は述べている。 また、パンダの脳、肝臓、腎臓は、他のクマにみられるそれらの臓器より小型であることも判明した。 さらに、パンダの甲状腺ホルモン血中濃度は哺乳類の標準値の数分の1しかないことも分かっ

    パンダはカウチポテト族?省エネレベルはナマケモノ並み 中国研究
  • 『市民のための世界史』はスゴ本

    知りたいことをネットで質問するのに、うまい方法がある。 初心者は、「○○について教えてください」と尋ねる。すると、Wikipediaのコピペを掴まされた挙句、「ちなみに旦那の年収は一千万円です」と聞かされるハメになる。上手な人は「教えてください」なんて下手に出ない。では、どうするか? 知りたいことについて分かってる限り、ドヤ顔で語り出すのだ。すると、その道の通たちが、寄ってたかって指摘してくれる。このブログで有難いのは、そうした専門家からツッコミをいただけるところ。 今回は、宮崎市定『アジア史外観』のレビューの反応から、『市民のための世界史』という素晴らしいをご紹介いただいた(稲田さん、ありがとうございます)。これは、タイトルさえ知っていれば検索できるが、どういう目的で、何を条件にすればヒットするかは、絶対に分からない。「わたしが知らないスゴ」は、読んだ誰かに教えてもらう外はない。「世

    『市民のための世界史』はスゴ本
  • 安保反対と経済の勝利 - リアリズムと防衛を学ぶ

    政府の安全保障政策に反対し、知識人や学生を中心に大きな反対運動が起きました。国会前ではデモが行われ、今回の条約は日戦争に巻き込む、憲法違反のものだと主張しました。 …という、1960年のお話について、積ん読を少し片付けたので、その中で気になった点を紹介します。 安保改定 怒れる知識人 憲法と安保 過激派の野望 経済の勝利 外交論議の不毛 安保改定 1960年1月、岸信介総理大臣はアメリカを訪問し、新安保条約に調印しました。安保改定です。これによって日戦争に巻き込まれる危険が増す等、猛烈な反対運動が巻き起こりました。 安保条約の改定を進める岸内閣及び自民党に、それに反対する野党社会党と学生運動を始めとする大衆たちが対抗しました。 怒れる知識人 安保改定は、単に外交・防衛政策の転換であるのみならず、日の民主主義にとっても危機であるという意見が強くありました。条約の中身だけでなく、改定

    安保反対と経済の勝利 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • ケチャップをキレイに使い切るためのアルゴリズム

  • Oil droplets turn cells into tiny lasers - Nature

    keloinwell
    keloinwell 2015/07/28
    これってRainbowのように細胞を捕捉していくのに使えるのかな。
  • Brain area found that may make humans unique - Nature

  • 天才を生んだ孤独な少年期 ―― ダ・ヴィンチからジョブズまで by 熊谷高幸 - 基本読書

    恐らく今までで僕が受けたことのある質問の中で一番多いのが「どうしたらそんなにを読めるんですか」だが、これにはいつもシンプルな回答しか返すことができない。を読む以外のことを一切やめてしまえばいい。テレビを見るのもやめて人と会うのも辞めて飲みに行くのも辞めてネットも辞めて事をするのは日に一度で仕事も学校も辞めれば読むのが遅かろうがなんだろうが誰だって年に400冊以上読めるだろう。 僕もとにかく人に会わない、飲みにもほとんどいかないしテレビは見ないし飯をべる時間もを読むのに充てるしネットさえ自分のブログとたまにツイッタをみるぐらいであとの時間はずっとを読んでいるか文章を書いている。しかしそれぐらい読むことに特化すれば一ヶ月に何十冊も読めるものだ。もちろん金がなけりゃあ死ぬだけだから仕事はしてるし飯もわねば死ぬわけだから飯もべるし親の金で行ってる学校をを読むからというだけの理由で

    天才を生んだ孤独な少年期 ―― ダ・ヴィンチからジョブズまで by 熊谷高幸 - 基本読書
    keloinwell
    keloinwell 2015/07/28
    "テレビを見るのもやめて人と会うのも辞めて飲みに行くのも辞めてネットも辞めて食事をするのは日に一度で仕事も学校も辞めれば読むのが遅かろうがなんだろうが誰だって年に400冊以上読めるだろう。"
  • クジラの子らは砂上に歌う by 梅田阿比 - 基本読書

    砂がすべてを覆い尽くす世界、そこにぽつんと浮かび漂流を続ける船”泥クジラ”。その泥クジラには500名ほどの共同体で、サイミアと呼ばれる一種のサイコキネシス能力を持った短命の人々と、サイミアこそ持たないものの寿命が長く組織の運営にあたる人々が、大きな展望も広い世界もないものの慎ましく幸せに暮らしている──。「砂がすべてを覆い尽くす世界」「漂流を続ける”泥クジラ”」、それ自体が魅力的な単語ではあるが、いかんせん僕のような貧弱な想像力ではそれはどこか野暮ったさを感じさせるものしか浮かんでこない。おっとっとのクジラみたいなのと、ただただ汚いだけの砂の世界。 *1 一巻を読み始めてすぐに、どのような理屈もなく、絵の説得力によってただただ強制的に理解させられる。これだ、これこそが泥クジラであり、砂に覆い尽くされた世界とはこういうことを言うのだと。あまりにも印象的な”泥クジラ”の全景。まるでハウルの動く

    クジラの子らは砂上に歌う by 梅田阿比 - 基本読書
  • TPP:「著作権」決着へ 「死後70年」と「非親告罪」 - 毎日新聞