読売新聞社と早稲田大学が4〜5日に共同実施した全国世論調査(読売・早大共同調査、面接方式)によると、「これまでの自民党に満足している」という人は20%に過ぎず、「満足していない」は78%だった。民主党に対しても「満足している」は17%、「満足していない」は79%となった。 自民、民主両党とも「期待している」という答えは5割程度にとどまった。 「麻生自民党か小沢民主党か」の政権選択となる次の衆院選を前に、有権者の目には、両党はいずれも、積極的に政権を託したい政党とは映っていないようだ。 これまでの自民党、民主党に失望しているかどうかを聞くと、「失望している」は自民69%、民主50%だった。政権を担ってきた自民に対する失望感が強かった。これからの自民、民主に対する不安感では、自民には「感じる82%―感じない16%」、民主には「感じる75%―感じない22%」となり、自民により厳しい見方が示された