4月8日に死亡した英国のマーガレット・サッチャー元総理に対し、英国有力紙の酷評が続いている。「鉄の女性」と追慕して、オバマ、メルケルなど各国の首班の哀悼を報道する国内報道とは対照的だ。 ガーディアンは4月8日付の社説でサッチャー元総理に対し「彼女の遺産は公論 の分裂、私的利己心で人間の精神に鎖をかける貪欲に対する崇拝」と酷評した。 ガーディアンは社説で、フォークランド武力占有、労働組合の権限廃止、公共 部門の私有化、地方自治の廃止から警察力の強化などは、サッチャー総理が いなければなかったと指摘した。社説はまた「彼女の墓碑の前で踊るべきでは ないが、国葬はするべきではない」と明らかにした。 スカイニュースは4月8日、労働党政治家のケン・リビングストン元ロンドン市長に インタビューし「英国が今日直面しているすべての問題に(サッチャーの)責任 がある」という評価を伝えた。 リビングストンは「サ