タグ

ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (8)

  • 7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く

    朝日新聞の松下さんという論説委員が面白いことを書いている。 私と同じように菅首相の問題を指摘しつつも、支えるべき人まで含めて辞めろ、退陣せよという状況に苦言を呈している。その批判は同僚の論説委員室にも向けられていることも良い。 代案なき不信任案の危険さについて私も過去書いたが、松下論説委員も同様の指摘をしており、ファシズムの入口だと言いきっている。 ファシズムの最大の特徴は、政治的主張が同じ社会に複数存在する前提が否定され政党が無くなることだが、今や政治について一般市民が口にすることは政党なんかなくなって、という言葉である。 今の憲法も、谷垣や大島や山口や小沢や鳩山が、思想も展望もない不信任案を出すとも思わなかっただろう。しかしこれが歴史性や慣習を全く無視して、やれることはやるという欲望追認型の民主主義の姿なのだろう。 先日、中国が新幹線技術の特許申請をしているということでJR東海があわて

    7/14 代案なき首相不信任案はファシズムの道 - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2011/07/15
    行政のトップに対し、国民からの採点が厳しすぎるという面はあるのではないか。安倍・福田・麻生・鳩山・菅いずれも一年たたないうちに「タコ殴り状態」にされてしまった。
  • 2/7 河村たかしを選ぶ感性というのは政局好きなんだな: きょうも歩く

    名古屋市長選で河村氏が当選。あわせて知事選でも河村氏になついた大村氏が当選。なんだか滅茶苦茶な選挙結果だったと思う。 税金をもらっている人が税金を払っている人よりいい暮らしをしていいわけがない、などとポピュリズム全開の、とんでもない暴言をはいていたが、当にそんな話を単純化させていいのだろうか。職業と報酬の関係というのはそういうオレわせてやる人、私べさせていただく人、みたいな解釈でいいのか。ひどい論理である。労働力と賃金の需給バランスを軸に、仕事の内容の軽重、社会的評価、雇用者と被用者の力関係などさまざまな条件で決定されていく。この論理は、の社会参加を阻んでおきながら「誰のおかげでメシってんだ」というDVおやじと感性は変わらない。 減税するなんて子ども手当以上のバラマキ政策もひどい。またテレビ画面で河村氏を取り囲んでいる高齢者が実は減税されてもせいぜい数千円のトクにしかならないのに

    2/7 河村たかしを選ぶ感性というのは政局好きなんだな: きょうも歩く
    ken409
    ken409 2011/02/08
    確かに河村氏のいう減税の財源が公務員を絞り上げるだけで出てくるとは思えない。公務員を叩ける人物というだけで、これほどの人気が出る今の状況というのはどうなんだろう。
  • 11/18 暴力装置という政治学の基礎も知らない自民党の国会議員 - きょうも歩く

    仙谷官房長官が自衛隊のことを暴力装置と言って問題発言になっている。 騒いでいるのがマスコミと野党政治家だが、世耕、谷垣、野党政治家がこんな見識でよいのか。谷垣自民党党首は「左翼用語」などと言っている。気で言っているなら、政治家失格である。 マルクスが暴力装置と書いていることを引き合いに出したいのだろうが、左翼に対する批判者であるマックスウェーバーも国家は暴力の独占という言い方をしていて、その舞台装置はまさに軍事組織と警察力であることは間違いない。 異端の政治学でもなければ、軍事組織は暴力装置であるということは基礎的知識に類することである。そういうことを知らないで、シビリアンコントロールの責任を持つべき国政の政治家をやっているということが恐ろしい。まして党首をである。自転車漕ぐ暇あったら、を読まれたらと思う。師匠の宮沢喜一氏を見習えと。 世耕の要求に屈して、謝罪する首相も首相だ。傷つける

    11/18 暴力装置という政治学の基礎も知らない自民党の国会議員 - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2010/11/20
    「谷垣自民党党首は「左翼用語」などと言っている。本気で言っているなら、政治家失格である。」…同感。「暴力装置」という字面の禍々しさだけで批難するのは、浅はかだ。
  • 11/2 東洋経済、既得権益特集号が面白い・保育所と城繁幸 - きょうも歩く

    東洋経済既得権益特集号が面白い。 通俗的な既得権益批判、規制緩和万々歳ではなくて、既得権益を批判して太っている業界(エコをネタに芸能人総動員して役所からお金を引っ張り出している広告代理店とか)まで批判していて面白い。 その中で、「なぜ増えない保育所待機児童対策は適切か」のできがよい。 これまで経済誌の保育所に関する論調は、待機児童問題が大変だ!→保育所はお金がかかりすぎ→それは規制に守られすぎているからだ→もっと競争原理が働けばコストダウンができる→そうすれば保育所は増やせる→だから規制緩和、と論じてきた。そして、そうしたエコノミストの提言が、政府中枢のさまざまな会議や審議会でまことしやかに論議され、社民党の福島みずほまで一部信じこまされ、規制緩和と民営化→資格職の低賃金化→自治体による買いたたき委託→新規参入のストップ→やっぱり保育所は増えずに待機児童問題がさらに悪化する、という悪循環を

    11/2 東洋経済、既得権益特集号が面白い・保育所と城繁幸 - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2009/11/04
    「規制緩和さえすれば、競争原理さえ働けぼ、全てはうまくいくのだ」というネオリベ論者の紋切り型の改革処方に疑問を呈した東洋経済の記事。
  • 10/9 お金出さなきゃ増えないのです保育所は - きょうも歩く

    景気対策やら、新政権の目玉政策やら、雇用対策やら、そんなことで脚光を浴びている保育所の増設。 ところが国家戦略室などに招かれて、政権の耳元でアドバイスするエコノミストたちは、自ら保育所など利用しているのか怪しいのにわかったふりして、規制緩和すれば増えるだとか、テキトーなこと言っているようだ。 保育所が増えない→規制緩和する→政策効果として数値目標として財源まで削られ労働の質が低下し人材や業者が逃げ出す→保育所がやっぱり増えない→エコノミストがさらに規制緩和すべきと叫ぶ→、という悪循環を繰り返している。 民主党は保育所に関する情報が決定的に不足しているし、利用者や事業者団体との意見交換をしていなさすぎる。そこに知っているんだか知っていないんだか、エコノミストの意見ばっかり聞いていると、当の問題解決にはならないと思う。 そもそも保育所の運営費は、ほとんどが保育士の人件費である。人件費を削るし

    10/9 お金出さなきゃ増えないのです保育所は - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2009/10/10
    「保育所が増えない→規制緩和する→政策効果として数値目標として財源まで削られ労働の質が低下し人材や業者が逃げ出す→保育所がやっぱり増えない→エコノミストがさらに規制緩和すべきと叫ぶ」
  • 8/13 バラマキ批判したら新自由主義者とレッテル貼る愚者 - きょうも歩く

    先日、マニフェスト選挙がばらまきになりがちと批判した意見に同感だと書いたところこんな感想が書かれていた。 asahichunichi こういう人は大企業にばらまいても文句は言わないんだよな 2009/08/13 ken409 選挙 理念先行型のネオリベ論者はこのように考えるのか…。前回の衆院選で自民党が掲げた改革理念が挫折したことも、今の最大の課題が景気の回復なのだということも念頭にないようだ。 2009/08/13 kechack 単に新自由主義的な政策を掲げる政党がないからでしょ。どの党もそういう政策掲げない。つまりニーズがないのであるから仕方ないでしょ。 2009/08/13 こんなこと書くのは、小泉政権に熱狂し、ダメだと思うと新自由主義批判をしている連中だと思う。ばらまき=新自由主義への対抗勢力という短絡的な考え方こそ、私の信奉する社会民主主義の敵である。その図式である以上、町村派

    8/13 バラマキ批判したら新自由主義者とレッテル貼る愚者 - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2009/08/14
    前回のブクマに対する反論。「バラマキ批判したら新自由主義者か」という反論は正しい。確かに決めつけすぎた、反省する。ただし、「こんなこと書くのは、小泉政権に熱狂し、云々」というのも決めつけすぎだろう。
  • 8/9 マニフェスト選挙がバラマキを促しているという意見 - きょうも歩く

    朝日新聞より、各党マニフェストに対して、民間9団体が評価した結果を報じている。その中で同感であり、マニフェストについての根的な欠陥を指摘するものとしてこんな意見が紹介されている。 ただ、数値目標が焦点になることには「約束にこだわることで『ばらまきリスト』に変わってしまう」(言論NPOの工藤泰志代表)といった懸念も浮上。昨年9月の自民党総裁選や今年5月の民主党代表選での訴えが十分に反映されていないことから、工藤氏は「約束に信頼を持てないことは極めて深刻。時間があるのでマニフェストを作り直してほしい」と訴えた。 マニフェスト選挙が政党のバラマキ体質を促しているということに全く同感。理念や方向性を示すより、楽だからだ。西欧では、保守主義対社民主義という対抗軸があるため、理念について一定の方向性を政党が持っているし、政党には綱領があるのが前提になっている。 しかし、日の場合、自民党も西欧諸国の

    8/9 マニフェスト選挙がバラマキを促しているという意見 - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2009/08/13
    理念先行型のネオリベ論者はこのように考えるのか…。前回の衆院選で自民党が掲げた改革理念が挫折したことも、今の最大の課題が景気の回復なのだということも念頭にないようだ。
  • 10/13 ソシウヨ・リベサヨ・ソシ・ソシサヨ - きょうも歩く

    リベサヨ(9条護憲とか、フェミニズムと言いながら競争原理や官より民を無条件で信頼し、増税にアレルギー的に反応する新自由主義な人々のこと)に対して、最近、「ソシウヨ」という言葉が出てきたらしい。 民族主義的な価値観、愛国主義的な価値観を持ちながら、大きな政府を志向し、時には「社会民主主義」とか言う人たちのことである。平沼赳夫とか、亀井静香とか、佐藤優あたりの立ち位置を言うのだろう。 かつてはこのゾーンを民社党が占めていた(というより正統的な社会民主主義政党をめざしながら、共産党や社会党左派への反発から、労働組合の幹部出身の右翼的思想の持ち主なんかを活用しているうちに、どんどんソシウヨの立ち位置に行ってしまった、という感じなのだろう)。 しかしやりにくいのは、私のようなソシサヨである。 21世紀になって、民社が民主党に行って骨っぽい民族派社会主義が不必要になり(おかげでとても付き合いやすくなっ

    10/13 ソシウヨ・リベサヨ・ソシ・ソシサヨ - きょうも歩く
    ken409
    ken409 2008/11/14
    「ソシウヨ・リベサヨ・ソシ・ソシサヨ」
  • 1