大阪市は24日までに、昼休みの合図として市役所の庁内放送で半世紀近く流していた島倉千代子(74)の歌「小鳥が来る街」の使用を中止した。橋下徹市長(43)が変更を指示したもので、新たな放送では、市職員向けのスローガンが流されている。 大阪市によると、曲は1964年に市がレコード会社から協力の申し出を受けて制作。当時、美空ひばりと並び称される人気歌手だった島倉が歌い、レコードも発売された。その後、48年間にわたって、大阪市北区中之島の市役所本庁舎で、昼休み開始を告げる合図として使用されてきた。 しかし、橋下氏は先月30日、自身のツイッターに「市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます。それを止めて、来年から組織のスローガンを流していきます」と書き込み、担当部署に変更を指示した。 橋下氏は、島倉が大阪市に無償協力してつくられた曲だった経緯などは知らなかった様子で、その後の定例会見では、「『