Palmer Luckey氏は、Oculus VRを共同で創設した天才肌の人物だ。その後同氏は、Oculus VRをFacebookに売却して、仮想現実(VR)製品に再び取り組んだが、Facebookを去らざるを得なくなった。そのLuckey氏が今、Anduril Industriesという新興企業を創設し、新しいプロジェクトに取り組んでいる。同氏の狙いは、消費者向けの安価なカメラ、センサー、レーザーを使った製品を開発して、Andurilを優れた軍需企業にすることだ。 Luckey氏がFacebook退職後に初めて取り組んでいるプロジェクトが、仮想国境警備技術だという話を耳にした人がいるかもしれない。このシステムは、米政府の国境警備担当者がVRヘッドセットを身につけるだけで、裸眼では確認できない不法移民や侵入者を見つけ出せるというものだ。 WIREDが米国時間6月11日に公開した記事によれ