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ブックマーク / shyouhei.tumblr.com (6)

  • バックアップ考

    というわけでPCを買ってバックアップをセットアップしたので考えてみるわけだけども、やはりバックアップはどちらかというとバックアップのしやすさよりもリストアのしやすさが重要と思うわけだ。ZFS send/recvだとかiSCSIでネットワーク越しにLVM論理ボリュームを構築してミラーさせたりとか、原理的には可能かもしれないが、リストアの面倒臭さの面でぜんぜんダメと言わざるを得ない。ZFSはそれはそれでよいものだが、だからといってそれだけではバックアップとして成立しない。RAIDがバックアップではないのと同程度には、ZFSもバックアップではないのだ。バックアップは基的に、奇をてらわないコンサバティブな技術が要求されている分野。すなわち、 バックアップ先メディアは大容量低速回転HDDのRAID1クラスタを使うということ(次点テープ)。容量と入手性の観点からHDD以外のバックアップメディアの選択

    バックアップ考
  • [ruby][howto]クラスを生成するクラスの作り方

    Rubyな話。 「とあるオブジェクト群はそのなかでクラスタに分かれていて、クラスタごとに振る舞いが違うんだけど、そのクラスタの数が不定」という状況がたまぁ〜にある。Ruby なおまえらがよく知っている例としては Active Record パターンとかはそう。Active Record パターンだとオブジェクトは DB の行で、したがって振る舞いは DB のテーブル(かビュー)によって決まるんだけど、Active Record の基底クラスを設計している段階ではどんなテーブルがあるかなんてのは当然すべてのパターンを網羅的に作成しておく事はできない。 んで、Rails についてくる ActiveRecord::Base だと、そのへんはかつては「クラスが継承されたときにそこにフックして派生クラスに実装を注入」というインド人もびっくりの力技で解決されていて(今見たら今はそこまでじゃないが)、ま

    [ruby][howto]クラスを生成するクラスの作り方
  • 俺の .screenrc が火を吹くぜ

    たまにはこういう生産性のない話題もいいよね! さて、まあおまえらも GNU Screen くらいは使ってるとおもうわけだが。こいつがまたひどいバッドノウハウでさあ。ほとんどの人が他人の .screenrc をコピペしてきて済ませちゃうんだよね。俺くらいカスタマイズして使ってるやつとか見かけないわけよ。当に。CodeRepos 見ても俺に比肩する規模の .screenrc 書いてる奴はいないもん。で、たまーにプロジェクタに表示して見せたりすると「それどうなってるんですか」とか。まあ一般人のおまえらは info なんか読まないよね。そうだよね。 でも今日は気が向いたから line-by-line で何が起こってるか解説しちゃうよ。 .screenrc の前にスクリーンショットの解説をちょっとだけ これが普段俺が使ってるノート PC の画面である。これで全画面。OS は普通の Ubuntu で

    俺の .screenrc が火を吹くぜ
  • Rubyパッチ袋

    Rubyパッチ袋 まあ、おまえらもmatz基調講演を聞いて「意外にも思いつきではなくちゃんとパッチが管理されている」ことに衝撃を受けたことだろう(実は前から日記とかで言及されてはいたが)。あれを見てそろそろgit使い始めようかとか思いだしたかもしれない。しかし、じゃあといってRubyのレポジトリをgit svn cloneしようとすると果てしなく時間がかかる(ネットワーク状況などにもよるが30時間くらい?一日以上なのは確実)ので、多くの人はここでめげてしまう。 ところが案外知られていないけどgit-svn(1)は実はよくできていて、git svn cloneってのは毎回みんながやる必要はなくて、当はだれかがどこかで一回やればいいのである。他の人はそいつをgit cloneすればいいの。その誰かさんのgitレポジトリってのはみんなが見れるところにないといけないわけだが、そこはもちろんgit

    Rubyパッチ袋
    kenichiice
    kenichiice 2009/09/02
    「まあそういうわけで、おまえらのために俺のgithubアカウントにコミッタ用レポジトリのフルミラーを置いてみたので、おまえらも使えばいいと思う。」
  • 右利きのおまえらが左手でマウスを使うべきいくつかの理由

    俺における身も蓋もない左手マウスの理由は、またしても中学2年の頃に「おまえらと違って左手で華麗にマウス使っちゃう俺」的な発想で使い始めたところに遡るわけだが、それ以来飽きることなく十年以上も左手マウスを続けているのは、純粋にそのほうが便利だからである。もう中2じゃないのでべつにおまえらと違わなくても生きていけるので、そろそろ左手マウスの良さについて一言いっておく。 マウスは左手でも不自由なく扱えるいきなり消極的な理由に思えるかもしれないが、実はこれが一番重要な点だ。左利きのおまえらと違って右利きのおまえらは利き手じゃないほうの手で細かい操作をすることに不安をおぼえるかもしれないが、実際にはなんの問題もない。よくマウスを観察してみよう。ボタンが数個くらい付いてるだけだろう。こんなもん箸も持てない子供ですら扱えるわけで、健常者のおまえらならまったく問題ない。 左手マウス+右手テンキーの破壊力は

    右利きのおまえらが左手でマウスを使うべきいくつかの理由
    kenichiice
    kenichiice 2009/06/11
    「左手マウス+右手テンキーの破壊力はすさまじい」
  • 検索と挿入がともにO(1)であるようなHashを作るにはコツがいる

    このところ立て続けに表記の事実を理解していない俺実装のHash(しかもCで!)を見かけたので、おそらく知られていないんだと思う。以降、同じ轍を踏む人が少なくなればと思い、啓蒙のために公開しておく。 先に言っておくがおまえらはHashを再発明するんじゃねよボケが。おとなしくありもののライブラリ使えよ。つうかHashのある言語使えよ。Cとかマゾかよ。 言葉と前提とりあえずHashが何であるかとか、どういう作りになっているかとか、そういうことは既知とする。リストの配列ってことね。←これで何言ってるか分からないおまえらにはこの文章はちょっとはやい。先にデータ構造の教科書を読むことをおすすめ。以下ではHashに登録されるキーとデータのペアのことをentryと呼び、リストの配列と言ったときのリストのほうをbin、配列のほうをbucketと呼ぶ。つまり、 class Hash { typedef lis

    検索と挿入がともにO(1)であるようなHashを作るにはコツがいる
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