プラットフォームへ、大きく変わる/etc/たち FreeBSDではシステムの設定ファイルは/etc/へ、サードパーティ製ソフトウェアの設定ファイルは/usr/local/etc/にインストールされる仕組みになっています。/etc/以下を調べればそのシステムがどういった動きをするかわかります。設定ファイルはソフトウェアごとに用意されていて、そのフォーマットもソフトウェアごとにさまざまです。 この状況は少しずつですが変わり始めています。早ければ11系のリリース時から、大きな阻害要因がない限りは12系や13系では/etc/以下の設定ファイルは大きく異なるものになっているかもしれません。 この動きの動機は、FreeBSDがサーバオペレーティングシステムから、さまざまなシステムの「プラットフォーム」としてのソフトウェアとして性格を変えてきていることにあります。FreeBSDが登場した20年以上前、F
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは、R&D統括本部 開発推進室 セキュリティプラットフォーム技術の戸田 薫です。 個人的に自宅では、 FreeBSD でよく遊んでいて、FreeBSDのパッケージ管理には、portsnap、portupgrade を利用していますが、ヤフーでは独自の方法で行われます。 その背景としてヤフーには、平均15億以上のPVを支えるためやサービスの付加価値のために何万台ものサーバがあり、サービスやシステムごとに大規模なシステムを構成する必要があるため、一般的なパッケージ管理システムよりもより柔軟で効率的なパッケージ管理が必要となっています。 今回は、ヤフーにおけるパッケージの管理についてご紹介します。 ヤフーインストーラ ヤフーでは
FreeBSD 8.0-RELEASE 本稿が掲載されるころにはメジャーバージョンアップとなるFreeBSD 8.0-RELEASEが公開されているか、遅れても数日中にはリリースされる見通しになっている。8.0はタイムスケジュール的にはそれほど注目に値するリリースになる予定ではなかったが、最終的に重要な機能が追加された注目すべきメジャーアップブレードバージョンとなった。 本稿では、特にユーザが違いを実感しやすいところに焦点をあてて、FreeBSD 8.0で注目される新機能と、現在の取り組み、アップグレード時の注意事項を紹介する。なお執筆時点ではRELEASE版がでていないため、RC版で動作を確認している。RELEASE版と違いがある可能性もある。 ネットワークスタックの仮想化"Vimage Jail" FreeBSD 8.0で導入された機能のうちもっとも注目に値するものがVimageだ。F
This document is a collection of Unix/Linux/BSD commands and tasks which are useful for IT work or for advanced users. This is a practical guide with concise explanations, however the reader is supposed to know what s/he is doing. Unix Toolbox revision 14.5 The latest version of this document can be found at http://cb.vu/unixtoolbox.xhtml. Replace .xhtml on the link with .pdf for the PDF version a
2008年1月21日(月) ■ 神様仏様ドコモ様 _ 3ヶ月ほど前、docomo が送信ドメイン認証を採用するにあたり、わしは こう書きました。 docomo に蹴られちゃかなわん、とあわてて設定するドメインは多いだろうから、今後数ヶ月で普及率が一気に上がると思う。 はい、 こうなりました。 _ 効果テキメン。そっち方面の専門家が声をはりあげるよりも、大手が一社採用する方がずっと効果的。もちろん、大手が採用するに至ったのはそっち方面の専門家の地道な活動の成果でもあるので、それを否定するつもりはまったくないのだが。 _ 送信ドメイン認証は docomo 以前から au でも採用されているわけだけど、実施にあたりとくに大きなプレスリリースを出さずにひっそりはじめた au と、大きく宣伝してからはじめた docomo とでは影響力が段違い。なんだかんだいって、大手が口を開けばみんなそっちになびく
ScrLkしてPgUp、PgDnするとスクロールできるみたいだ Linux コンソールでは[Shift]+[PageUp]
FreeBSD 5.3, 5.5 では top の Mem: 行の値を全て足すと物理メモリ量より多くなる。 例1 Mem: 146M Active, 21M Inact, 35M Wired, 8360K Cache, 34M Buf, 31M Free irb(main):003:0> 146+21+35+8+34+31 => 275 例2 Mem: 80M Active, 39M Inact, 54M Wired, 16M Cache, 34M Buf, 53M Free irb(main):005:0> 80+39+54+16+34+53 => 276このマシンの物理メモリ量は 256MB で、dmesg によると real memory = 267845632 (255 MB) avail memory = 252428288 (240 MB)man によると各項目の意味は Act
FreeBSD 6.2-RESEASE 上で X サーバがいないと vim が激しく遅いので compile しなおしたら直った。 % cd /usr/ports/editor/vim # make WITHOUT_X11=yes NO_GUI=yes (たぶん NO_GUI=yes だけでいい) # make deinstall reinstall clean遅かった vim を truss すると AF_UNIX で /tmp/.X11-unix/X0 を何度も見に行ってるみたいなんだよねえ。コンパイルしなおしたら行かなくなったけど。gvim じゃなくて vim なのになあ。なんだろう。 毎回 -X つけて起動しても大丈夫みたいだけど、ports の default で install すると X に接続に行く様に compile されるのはどうかなあ。サーバ用途でしか使わない人は困る
2007年3月1日(木) ■ 無題 _ 完全復活とまではいかないまでも、まあ人並みに活動できるまでにはなおった。 _ で、とたんに昼飯も食えないほどの忙しさ。けっして仕事を溜めてたわけではなくて(いや、溜まってるけどデッドラインにはまだある)、突発的なトラブルがいくつも降ってきた。なんで狙ったように。 _ つーか、去年の秋に4台設置したサーバのうち、今日でディスク故障3台目ってどういうことよ。とんでもない大はずれ不良ロットをひいてしまった。 2007年3月3日(土) ■ きょうのあなごる _ anarchy golfではいろんな計算機言語が使えるけど、使えない言語もある。というわけで、m4 で FizzBuzz(←言語じゃねーよ)。 define(`forloop', `pushdef(`$1', `$2')_forloop(`$1', `$2', `$3', `$4')popdef(`$
前回、前々回とMacOSXで行っていた作業をFreeBSDでも行っておきました。 クライアントとしては非常に使いやすいMacOSXですが、今のところサーバとして運用する気にはなれません。 取りあえずportsでSubversionをインストール # cd /usr/ports/devel/subversion # make WITH_MOD_DAV_SVN=YES WITH_APACHE2_APR=YES WITHOUTBDB=YES # make install # mkdir /home/svn # cd /home/svn/ # svnadmin create repos # vi repos/conf/svnserve.conf [general] anon-access = read auth-access = write password-db = passwd realm =
2007年1月12日(金) ■ Apache 2.2.4 _ 出た。 _ うーん、--with-included-apr がないと configure でコケる。なんでだろ。インストール済みの古いバージョンの APR を参照しちゃってるのかな。めんどくさいので、深くは追求しない。 _ とりあえず make まで。入れ替えは後で。 _ この前のパッチはたぶん使えなくなってると思う。実際に確認したわけじゃないけど。 ■ ローグ PS2 _ ちょとまて。太田純監修ってどういうことだ。rogue 風味じゃなくて、ほんまもんの rogue を PS2 で出すのか? 正気か? てゆーか最近 fj 見てないんだけど太田さんは今なにやってんの。 _ とりあえず1ヶ所だけツッコミ入れたい。 ローグは80年代にコンピューターのキー操作の習得用ソフトとして開発され、 ちげーよ! _ ひさしぶりにインストールして
以下のテキストは、執筆時当時の情報を元に書いたものであり、 現在の情勢にそぐわないことを含む場合があるので注意されたい。 また、テキストは最終提出原稿で校正を経る前のものなので、実際にUNIXUSER 本誌に記載されたものとは異なる。誤字脱字等そのままである。 致命的な誤り以外は加筆修正等は行なわないので情報の鮮度に気をつけつつ 利用して欲しい。 →目次 =========================================== Part2 基本的なトラフィック制御の実現 =========================================== Part1で解説したトラフィック制御機構を実際に管理場面に適用する例を挙げて 行こう。ここでは ipfw+dummynet(FreeBSD) と iproute2+tc(Linux)、 そして altq(NetBSD) に
AsyncIOについて(その1)の続き. NONBlockでIO処理をする方法としてselectとシグナルを使う方法があるというのが前回の話だったが, selectはselectよりkqueue,epollで述べたとおり, ビジーループがかかるためあまり効率はよくなく,シグナル方式は制約があるためあまり使い勝手がよくない. というわけで新しく出てきたのがPOSIX Asynchronous I/O(AIO)という機構だ. これはIOのwaitをイベントドリブン形式にしてビジーループをなくそうというものだ. プログラムの流れとしては下記のようになる. 1. 対象となるファイルディスクリプタにシグナルハンドラもしくはイベントハンドラを登録しておく 2. aio_read/aio_writeを呼び出すと制御はすぐにユーザに戻る. 3.対象のファイルディスクリプタの処理が終わると登録されていたハン
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