岐阜市が編集に協力した歴史雑誌「岐阜信長 歴史読本」に地図の表記や年号の間違い、誤字脱字など約30カ所もの不備があることが8日、分かった。市は「これほどたくさんの間違いがあるのは遺憾」として、発行元の出版社「KADOKAWA」に対応を求めている。 史跡・観光スポットを紹介する地図で、岐阜市が三重県、羽島郡岐南町と笠松町が愛知県と記載されていた。ホテル名の間違いや「廃グレードホテル」との記述もあった。「美濃人物伝」では人物名と紹介文が入れ違い、金華山のコーナーでは昭和4年が1828年と記してあった。 岐阜市教育委員会は校正補助をしたが、確認時とは違う状態で印刷された箇所もあった。KADOKAWAに対し「十分な確認を怠っており大変残念」とコメント。図書館や学校向けに購入した240冊は「この状態での配布は考えられない」としている。 同社の担当者は取材に「連絡いただいた人には正誤表を送る。現
8月の黒石よされ写真コンテストで、主催した青森県の黒石よされ実行委員会が、最高賞の黒石市長賞を内定した後、一転して取り消したことが16日、分かった。内定後、作品に写った津軽手踊りを舞う少女は自殺した浪岡中学校2年の女子生徒=青森市=と分かり、内部から「波風を立てない方がいい」など異論が出て、再協議したという。 市長賞にいったん内定した写真は8月15日に撮影。生徒は同25日に亡くなった。撮影者の男性=青森市=は生徒と面識はなく、亡くなる前に応募したという。 実行委は内定した今月11日、被写体の踊り手が所属する団体に連絡した際、この生徒と把握。「関係者の承諾があれば良い」と考え、撮影者や遺族に事情を説明し、授賞や写真公表の快諾を得ていた。 しかし、13日夜、実行委の担当者や審査員らの再協議の結果、内定取り消しを決めた。翌14日、事務方が撮影者に受賞の辞退を要請し、了承を得た。遺族にも経緯
沖縄で「ナガジューミーバイ」と呼ばれ、広く食べられている高級魚バラハタ。東京では一転、食中毒を起こす恐れがあるとして販売自粛の指導対象となる「有毒魚」で、築地市場の水産仲卸店で4月に売られた際は、都が即座に注意喚起し全国で盛んに報道された。騒動の影響を心配するのは沖縄の水産業関係者だ。「沖縄の食文化であり、大事な漁師の収入源。食べたら必ず食中毒になるかのような情報発信は一方的だ」と訴える。(社会部・新垣綾子) バラハタによる食中毒は「シガテラ」といい、下痢や嘔吐(おうと)、手足の温度感覚異常、血圧低下が主な症状。シガトキシンという毒成分が多量に蓄積された魚を食べると、数時間から24時間で発症することがある。厚生労働省のホームページでは、死亡例は「極めてまれ」とされる。 都はシガテラ毒の恐れで販売自粛を指導する魚介類に沖縄名「ミミジャー」のヒメフエダイ、「ガーラ」のカスミアジなども挙げ、
安全保障関連法成立後の昨年10月、京都大での抗議活動で授業を妨害したとして、京都府警は29日、中核派全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真容疑者(27)ら3人を威力業務妨害容疑で逮捕した。他のメンバー3人も逮捕状を取った。大阪府警などと中核派の拠点・前進社の関西支社(大阪市天王寺区)、京大熊野寮(京都市左京区)のほか、福島市や那覇市の拠点など数カ所の捜索を始めた。 昨年10月27日午前6時前。まだ薄暗い京都大キャンパスに、中核派全学連のメンバー約40人が続々と集まってきた。語学の授業に使われることが多い「吉田南1号館」前に、鉄柵や机でバリケードを築いた。 午前9時、出勤した大学職員が詰め寄る。「校舎を封鎖するストライキは違法。日本は法治国家であり、法律の枠内でやるべきだ」。メンバーらは応じず、授業は休講や教室変更を余儀なくされた。 1カ月前に安保関連法が成立したばかり。斎藤容疑者らはマイ
千葉市中央区の市立小学校が昨年夏、プールの給水口の栓を閉め忘れ、水を大量に流失させるミスを起こした問題で、市教委は22日、県水道局から請求された水道料金約438万円を該当校の男性校長、男性教頭、ミスをした20代の男性教諭の3人が弁済したと発表した。 市教委保健体育課によると、市教委は弁護士と相談したり、他の自治体で発生した同種のケースへの対応などを調べたりして弁済方法を検討していたが、3人が自費で弁済したいと昨年12月に市教委に申し出たため、意向を尊重したという。負担割合は3分の1ずつで、今月19日に弁済が完了。市教委は3人を厳重注意とした。 該当校では、男性教諭が昨年7月、プールの水を浄化するために給水口の栓を開けたまま閉め忘れ、同21日~8月7日の18日間にわたって水を流失させた。学校名を公表しない理由について市教委は「児童や保護者に直接関係する問題ではないため」と説明している。
元阪神のドラフト1位左腕だった安達智次郎さんが7日未明、病死した。41歳だった。通夜、告別式など未定。神戸市出身。 【写真】帽子を飛ばし力投する安達さん…萩原誠氏との2ショットも! 安達さんは兵庫・村野工高で左腕エースとして活躍し、春・夏の甲子園大会に2度出場。1992年秋のドラフト会議で松井秀喜(元巨人)を抽選で外した阪神から1位指名されて入団した。 速球派の大型サウスポーとして将来を期待されたが、フォームを崩したこともあって1軍登板がないまま引退。阪神の打撃投手などを務めた後、神戸市内で飲食店を経営していた。
ソニーは、2016年3月をもってベータビデオカセットとマイクロMVカセットテープを出荷終了することを発表した。 【画像】マイクロMVカセット ベータビデオカセットは、家庭用のビデオ記録向けにソニーが開発した磁気テープ記録方式「ベータマックスフォーマット」の記録メディア。1975年から生産しており、ピーク時の1984年度には、年間で約5000万巻を出荷した。 ベータマックス対応のビデオテープレコーダー機器は2002年に生産が終わっているが、カセットはその後も販売を続けていた。アナログ地上波放送の終了や、需要の推移など市場の状況から、カセットも販売終了する。 マイクロMVカセットは、デジタルビデオカメラの記録方式「マイクロMVフォーマット」の記録用メディア。マイクロMV対応ビデオカメラの生産は2005年に終了し、その後もカセットの販売を続けていたが、市場の状況を鑑みて終了するとしている。
現在放送中のテレビアニメ「K」ツイッター公式アカウントは10日、同日発売のアニメ誌「アニメージュ」に作品に関する重要な“ネタバレ”が含まれたとして異例の抗議を行った。 同アカウントによれば10日発売の「アニメージュ」12月号の情報コーナーで「Kのネタバレを含む記事が掲載されております」といい「先の展開をお楽しみ頂くためにも読むのを控けますと幸いです」(原文まま)と作品のファンに対し読まないことを勧める発言を行った。コメントすることはアニメージュ編集部の了承も得ているとし「ネタバレを含む記事が掲載されてしまったこと、大変遺憾に思います」と強い抗議の意思を示した。 また「K」の原作を手がける「Gora」の公式アカウントでも今回の“ネタバレ”について「残念ながら読むと二期の今後の展開の面白みを大きく削ぐ内容です」と言及。「率直に言って十話までのかなりの内容が不用意に記載されています」とし、該
東京都日野市三沢4丁目の通称「高幡山」で26日夜、首をつった状態で死亡していた男児は、市内に住む小学4年生(10)だと警視庁が27日、確認した。争った跡や他に目立った外傷はなく、第三者が介在した形跡がないことなどから、警視庁は自殺の可能性があるとみて調べている。 日野署によると、男児の両手足にはひもが巻き付いた状態だった。男児の通う学校は26日は休校で、午前11時ごろ「遊びに行ってくる」と言って自宅を出たという。夕方になっても戻らないため、母親が110番通報し、署員らが捜していた。
プロ野球や米大リーグ公式戦で賭博をしたとして、大阪府警は27日、賭博開帳図利容疑などで、レンジャーズ・ダルビッシュ有投手の弟ダルビッシュ翔容疑者(26)らを逮捕した。
埼玉県熊谷市石原の住宅で16日午後4時半ごろ、一人暮らしの女性(84)が浴室で血を流しているのを、親族が見つけて110番通報した。捜査関係者によると、県警の捜査員が近くにいたペルー国籍の若い男の身柄を確保。女性は死亡が確認された。県警や消防などによると、この女性のほかに、近くの別の住宅内で女性1人と小学生ぐらいの女児2人の計3人が死亡しているのが見つかった。 捜査関係者によると、身柄を確保された若い男は女性ら3人が死亡していた住宅内にいたという。捜査員が身柄を確保しようとしたところ、男は住宅から飛び降りたという。男は病院に運ばれたが、けがの程度は分かっていない。 この現場から1キロほど南に離れた同市見晴町では14日夕に無職の田崎稔さん(55)と妻の美佐枝さん(53)が刃物で上半身を刺されて殺害される事件が起きていた。県警が関連を調べている。 現場は秩父鉄道石原駅の北側にある住宅街。1
むつ市の川内小学校5年生の児童らが地元の人工海浜に生息する準絶滅危惧種の巻き貝ウミニナの生態について調べた研究が、2〜5日に札幌市の北海道大学で開かれる日本ベントス(底生生物)学会でポスター発表されることになった。小学生が本格的な学会で発表するのは珍しく、児童らは「川内の代表として頑張る」と張り切っている。 児童らの指導に当たった市海と森ふれあい体験館の五十嵐健志館長によると、地元に整備されている人工海浜「かわうち・まりん・びーち」には、2007年ごろからウミニナの生息が確認されており、日本の北限域とされる。全国的にはウミニナの生態について知られていないことが多い一方で、人工海浜は類似種のホソウミニナが混成していないため、ウミニナの生態を研究するのに適した場所という。 児童らは昨年の夏や冬に現地でウミニナを採集するなどし、どんな大きさのウミニナがどのくらいいるかや、季節によって分布して
建設中のホテルに罰当たりな名前、「どうやって当局の審査をパスしたのか?」と首をかしげる市民―福建省福州市 2015年8月22日、中国福建省福州市で現在建設中のホテルの名称が罰当たりだと市民の間で話題になっている。福州新聞網が伝えた。 【その他の写真】 福州市倉山区に建てられている約20階建てのビルの屋上に、このほど大きなネオンサインが設置された。そこには「阿弥陀仏大飯店」の文字が。これを見た市民は「ふざけた名前だ」「あまりにも罰当たり」とびっくり。「こんな名前のホテルが当局の審査によく合格したな」と疑う声も上がっている。このホテルのオープン時期は未定で、現在も内外装の工事中だ。市の工商局に問い合わせたところ、確かにこの名前のホテルに営業許可を出しているという。 中国のネットユーザーは「このホテルのオーナーは仏教徒?」「僧侶と尼さんしか宿泊できず、精進料理しか出さないなら分かるけど…」「こ
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