バレーボール全日本男子が、色々な意味でやってくれました! バルセロナ大会以来、16年ぶりの五輪出場を目指したバレーボール全日本男子。この16年の間、ことごとく五輪出場を逃すほど全日本男子が弱かったとは思わないのですが、結果としてここまで長い冬の時代が続いてしまいました。かつての栄光は忘れ去られ、もはや「五輪には出れない」ことが当たり前になりかけていた昨今。その流れを断ち切って、五輪出場を決めた彼らは、日本の男子バレーの救世主と言ってもいいでしょう。 その中でも、やはりバルセロナ組…植田辰哉監督とキャプテン荻野正二の働きは、素晴らしいものがありました。まず、何を置いても彼らの経験、五輪の舞台を知っていることが大きな力となりました。「五輪に出れば人生が変わる」という監督の言葉も経験に裏打ちされてこそのものですし、五輪までの苦しい道のり・五輪の素晴らしさを肌で知るキャプテンがコートの中に居る