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2015年5月18日のブックマーク (1件)

  • シャープ"延命策"には課題が山積している

    今回、DESの対象になるのは、2015年3月期末時点の単体有利子負債8641億円のうちの2000億円にすぎない。2015年3月期の単体支払利息総額は210億円だったため、そこから類推すると支払利息のレートは平均で2.3%前後である。 銀行が引き受けるA種優先株の配当金額は、発行額に対して年間TIBOR+250ベーシスポイント(2.5%)となっている。5月15日時点の日円6カ月TIBORは0.25%なので、0.25%+2.5%で約2.75%ということになる。2000億円に対する配当金額は約55億円。TIBORレートが変わらない前提で、3年間の配当金額は約150億円である。 DESによって2000億円部分のレートが約50ベーシスポイント上がる一方で、債務免除は一切実施しないので、6641億円の有利子負債に対する金利負担は残る。 さらに、この優先株には将来、銀行が会社側にこの優先株を買い戻すよ

    シャープ"延命策"には課題が山積している