「両親は3人」の赤ちゃんを作る技術、米政府の委員会が承認(でも女の子はダメ)2016.02.05 19:00 福田ミホ 卵子ふたつを合体させて、さらに精子と合体させる。 米国食品医薬品局(FDA)が召集した専門家による委員会で、親を3人持つ子どもを人工的に作ることが承認されました。男性と女性合わせて3人分の精子と卵子をくっつけてひとりの赤ちゃんを作ることが、米国で近々合法になるかもしれないんです。といってもそれは三角関係の斜め上の解決策とかではなくて、非常にまれなミトコンドリアの異常による病気を回避するための手法なんです。ただしこの手法は、女の子の赤ちゃんには(当面米国では)使えません。 米国医学アカデミー(National Academy of Medicine)の委員会は、ミトコンドリア置換技術(MRT、mitochondrial replacement techniques)について