Keith Townsend (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2015-10-22 06:00 670億ドルで合意されたDellのEMC買収は、大規模かつ複雑という言葉だけでは片付けられない波及効果を引き起こすはずだ。Dellはこの買収を完了させるために必要となる現金のほとんどを借り入れでまかなう予定だ。 この買収の条件としてDellはEMCの現在の株主に対して、VMwareを対象とした子会社連動株式を発行する必要がある。その結果、Dellは株式の40%を所有し、VMwareの支配的議決権を保持し続けることになる。このため顧客や市場は、DellがVMwareの主導権を握ることで引き起こされる長期的な影響を不安視している。 筆者はVMwareに対して、Dellとの新たな関係によって顧客にどのようなメリットがもたらされるのかについて質問した。