気になったインタビューを紹介します。ビルボードジャパンは2023年度にソングチャートからルックアップおよびTwitterの2指標を廃止していますが、こちらのインタビュー後編ではその廃止について語られています。個人的には笑覧は難しいと考え、今回採り上げた次第です。 日本出版貿易さんのメディアにてチャートディレクターである礒崎誠二のインタビュー前・後編がアップされました。ご笑覧ください。 前編:https://t.co/IJfG15CnQh 後編:https://t.co/pwF8IRks5N — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年2月20日 礒崎さん:ツイッターに関しても、ルックアップとは違ってデータを収集していくことはできたんですけれども、推し活としてのアーティストが非常に多くて。僕らはその推し活されていない楽曲とアーティスト名に実は着目してい
なんと、あの悪名高い「新時代の日本的経営」をまとめた責任者が東京新聞のインタビューに応じていた。 以下、東京新聞記事から引用する。 www.tokyo-np.co.jp 非正規雇用の活用を30年前に提言したら…「今ほど増えるとは」 労組側「やっぱりこうなった」 2023年2月27日 06時00分 非正規労働者が増えるきっかけになったといわれる報告書を1995年にまとめた日経連(現経団連)元常務理事の成瀬健生さん(89)が、本紙のインタビューに対し、雇われて働く人の4割近くを非正規が占める現状に「今ほど増えるとは思わなかった」と証言した。約30年の時を経て日本の賃金停滞へとつながっており、非正規の急増に歯止めをかけなかった経営者に対し「人間を育てることを忘れてしまった」と警鐘を鳴らした。(畑間香織、渥美龍太) 報告書名は「新時代の日本的経営」。経営で三つの雇用の形を組み合わせることを提言した
アイスランド語と言ったとき、中世北欧の諸々に興味があれば、きっとエッダやサガが書き残された中世アイスランド語――古アイスランド語とも呼ばれる――を真っ先に思い浮かべるだろう。もし特別の関心を寄せていないのであれば、アイスランド語を学ぼうという意気込みは、きっと19世紀にほぼ現在のかたちに整えられて出来たアイスランド語――現代アイスランド語と呼ぶことにする――に向くにちがいない。 ある言語の歴史について仔細に話そうとすれば、いつまでも話題は尽きることない。そもそも何をもってアイスランド語とするのか、古ノルド語と中世アイスランド語はどう区別するのか、いつまでを中世として扱うのか、などにとどまらず、文法書であればコラムとしてわずかに語られるかもしれない話題――たとえば、現代アイスランド語にいたるまでの音韻や表記等の変遷や言語純化運動など――にだって困ることはないだろう。 ただ、ひとまず中世から現
射殺されたリトアニア人監督が遺した ウクライナ激戦下の市民の生活の記録 「7日間の取材記録に命を吹き込む」 フクシマやツナミと同じ人間の気高さ この映画には人間への愛がある ウクライナ戦争に関する論考 2023年3月1日現在 本稿は話題を少し変えて、第二次ウクライナ戦争(2022年〜)下の市民の暮らしを記録したドキュメンタリー映画「マリウポリ 7日間の記録」の話をする。 映画「マリウポリ」チラシこの映画は2023年4月15日の東京を皮切りに、全国の主要都市で公開される。世界でも初めての劇場公開である。 私がこの映画を知ったのは偶然だ。映画の配給宣伝会社から試写の案内が来たのだ。オンラインで試写を見た。 冒頭写真:殺害されたマンタス・クヴェダラヴィチウス(Mantas Kvedaravičius)監督。特記のない限り、写真は配給会社「アーク・フィルムズ」提供。 ●知
★EU離脱、首相の交代、王室の関係など、なにかと気になる国、イギリスの「これから」を、歴史を紐解きながら考えていく連載『イギリスは我が道を行く』。★第2回はエリザベス二世の夫、フィリップについて。彼の家系を読み解きながら、近年のイギリス王室のかたちについて考えます。★筆者は、『インド植民地官僚 ―大英帝国の超エリートたち』(講談社)などの著書があり、大英帝国史の専門家でもある京都女子大学文学部教授の本田毅彦氏です。 ※強調部分には関連映像リンクが貼ってあります。そちらの映像もぜひご覧下さい。 フィリップ・マウントバッテンの出自今回は、エリザベス二世/フィリップ公夫妻の関係から、近年のイギリス王室のありようについて考えてみたい。エリザベス二世はウィンザー朝の君主だったが、その息子のチャールズ三世はマウントバッテン=ウィンザー朝の君主である。チャールズ三世の父親であるエディンバラ公フィリップが
2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まりました。あれから1年が経ったいま、お手に取っていただきたい2冊をご紹介いたします。 新刊『俳句が伝える戦時下のロシア』『俳句が伝える戦時下のロシア』 馬場朝子(ばば・ともこ) 編訳 2000円+税 現代書館【内容紹介】 NHK ETV特集「戦禍の中のHAIKU」。ロシアとウクライナで俳句を詠んでいる人たちへのインタビューが紹介され、話題を呼びました。「ロシアに暮らすふつうの人の声が聞きたい」。本書では、番組内では紹介しきれなかった10時間超のインタビューとかれらの50を超える俳句を収録しました。軍事侵攻、言論統制、他国からの制裁、予備役の動員……、激化していく「戦争」の渦中で、ロシアに暮らす人たちは何を思い、どのように暮らしているのか、そしてこの「戦争」をどう見ているのか。ウクライナと同じく「戦争」の渦中に生きるロシアの市民が
こんなのがあったとは全然知らなかったタワーレコードのドキュメンタリー。監督はトム・ハンクスの息子だそうで、1960年の起業から2006年の廃業までを関係者の証言を交え描く。創業者を始め元従業員たちの回顧談にはかなり美化も入ってそうだが、自由で風通しがよくて家族的な社風が語られる。レコード小売りに革命を起こして会社が軌道に乗り全米から海外にも支店を出して……というあたりの描写は勢いがあって楽しい。とはいえ会社が大きくなるにつれ、そんな社風もだんだん失われ組織の硬直化が始まり内紛が起きる、というのはよくある話ではある。映画ではそこまで語られないが、後期タワーの場合、同業他社に比べ時代遅れ感が甚だしく、お買い物するのでもダサくて、あの黄色い袋持って歩くのが恥ずかしい、という感じだったと思う、特にアメリカでは。それが配信時代になってトドメを刺されたという感じか。 映画のラスト、創業者が、別資本別経
素晴らしい技術を使ってネットにゴミ情報を増やさないでほしいです。 https://t.co/4csaOGafiS
ポール・マッカートニーがたった一人でつくり上げたアルバム『McCartney III』を、世代の違うさまざまなジャンルのアーティストたちが再構築したカバー&リミックスアルバム『McCartney III Imagined』がリリースされる。 本作にはアンダーソン・パークやセイント・ヴィンセント、Khruangbin、BECKら錚々たるメンツが集結。20世紀が産んだ最大のポップアイコンであるポールの作品を、まるで「ガジェット」のように扱いながらつくり上げたユニークな「コラボ曲」が並んでいる。本作を聴いていると、参加アーティストたちの自由な発想に驚かされるとともに、どれだけ「調理」されても残り続けるポールらしさ、その「素材」としての強度にもあらためて感嘆せざるを得ない。そう、本作を最も楽しんでいるのがポール本人であることは間違いないだろう。 The Beatlesとしてデビューしてからじつに6
3月4日(土)仙台サンプラザホール、3月6日(月)大阪城ホール、3月7日(火)日本武道館、3月8日(水)Zepp Nagoyaにて来日公演を行う、ブライアン・アダムス(Bryan Adams)の最新インタビューが実現した。 いよいよ6年ぶりのジャパン・ツアーが目前に迫ってきたブライアン・アダムス。全米トップ10入りしたヒット曲が11曲、そのうち4曲がNo.1に輝いたカナディアン・ロックのレジェンドは、今年でソロ・デビュー45周年の節目を迎える。“永遠の青年”というイメージがあったブライアンも、現在63歳。しかし落ち着くどころか、過去最速ペースで怒涛のリリース・ラッシュが続いているのをご存じだろうか。 昨年3月、同題のミュージカルに提供した楽曲を自ら録音したアルバム『Pretty Woman - The Musical』(配信のみ)と、共同プロデューサーとしてマット・ラング(AC/DC、デフ
お騒がせしております。 2022年11月3日に「Colaboに採用を取り消され無職になった話」を投稿しました。 その後、Colabo側から初めて謝罪の連絡を受け、後日それに対する補償について話す場に呼ばれました。 その件についてのご報告です。 結論から言うと、採用取り消しを受けたことで自分が失ったものや被った精神的苦痛に対して、十分とは到底言えない補償内容を提示され、交渉は決裂しました。 私はColabo側の杜撰な採用活動や誠意の感じられない態度などについて事細かに説明を試みましたが、Colabo側にそれを聞く姿勢は一切なかったようで、私の主張はすべて無視されて終わりました。 大きな敗因として、Colabo側から 労働者に圧倒的に不利な労働条件を提示されたにもかかわらず、私がそれを呑んでしまったことが挙げられます。 労働者に圧倒的に不利なその労働条件に対して、Colabo側は「皆その条件で
ここ数日、ヨッピーさんの「さようなら。奢り奢られ論争。|ヨッピー|note」をめぐる論争が続いている。 この記事に寄せられた、はてな匿名ダイアリーの記事や、はてなブックマークのコメントに対して、ヨッピーさんが返信する形で「対戦」(ヨッピーさん曰く)が続いている。 ヨッピーさんが、対戦に応じる理由を、対戦しなければ「逃げた」と言われるから、とコメントしているのを見て、ある事件を思いだした。 対戦挑まれたから「別にいいよ」で前に出たらこれ。出て行かなかったら「逃げた」の大合唱やろね。/議論しないことは逃げではないのはそうだけど、それを「逃げた!」っめ言う人がたくさんいるので - yoppymodel のブックマーク / はてなブックマーク これまで私は、ブログで扱う記事の性質上、いらない敵をつくるブログ運営をしてきてしまった。心がまえ次第で防げたことも多いので、今日は自分を戒めるためにメモして
勝者から見た太平洋の地図 終戦直後のアメリカの雑誌『LIFE』(1945年8月27日号)を見ていたら、思いきり勝者目線の地図がありました。「どうです、戦時中の我が社の活躍ぶりは?」といわんばかりの広告なんですよ。ウェスタン・エレクトリック社という電気機器の会社で、現在は「ノキア」が引きついでいるらしい。 ▽島づたいに迫り来るアメリカ。ミッドウェイ、ガダルカナル、サイパン、硫黄島、そして東京…。東京が、すごろくの「上がり」みたいになってる💦 ▽一部拡大。《Japのホームランド「TOKYO」を爆撃するときも、我が社のデバイスがお役に立ちました》的な。 戦勝ムードあふれる誌面(LIFE 1945年8月27日号) 当然ながら、同じ号の誌面はお祝いムードです。 ▽アメリカ各地の写真 ▽「8月14日午後7時」、大統領が日本の降伏を発表。文中、何回も出てくる「Jap」…。 ▽さらに同じ号(「LIFE」
ブラー、サマソニ2023にヘッドライナーとして20年ぶりの出演! 2023年7月21日(金)新作AL 『The Ballad of Darren / ザ・バラード・オブ・ダーレン』リリース決定! ※新作情報追記(5/19更新)※ ブラーの約8年ぶりとなる新作アルバム『The Ballad of Darren / ザ・バラード・オブ・ダーレン』が2023年7月21日(金)に全世界リリースされることが発表になりました。有名プロデューサーJames Ford(Arctic Monkeys, Foals, Gorillaz, Depeche Mode等)がプロデュースを手掛けています。 『The Ballad of Darren / ザ・バラード・オブ・ダーレン』アートワーク UK出身フォトグラファーMartin Parrが手がけています先行シングル「The Narcissist / ザ・ナルシス
アフリカ系アメリカ人、白人、ネイティヴ・アメリカン、スペイン人、フィリピン系ネイティヴ・アメリカンという多様な血を引く Kehlani(ケラーニ)! 複数のRIAAによるプラチナ認定曲を保持、グラミー賞2部門へのノミネートなど様々な偉業を成し遂げたシンガー&ソングライターの彼女が約5年ぶりに来日公演を2023年2月に果たした。ワールドツアーの千秋楽でもある日本公演の様子を音楽ライター/翻訳家の池城美菜子さんに執筆頂きました! 2023年2月15日 Kehlani 「Blue Water Road Trip」 日本公演レポート「体調があまりよくないんだ‥歌っている間に声が割れたらごめんね。でも、最終日がここだって私にとってすごく特別なことだから!」 オープニング「little story」を歌い上げたあと、いきなり謝罪モードになったケラーニ。 昨年のサード・アルバム『blue water r
… 人生で真剣に問うべき唯一の問題は生と死をめぐる問題だ。 ローマ帝国は、民衆統治の要に「パンとサーカス」を置いた。 「パンとサーカス」とは、民衆を消費と娯楽に釘付けにしておけば、失政に対する非難のエネルギーを政権以外に向けられるということで、これは現在の自公政権と同じである。 それでは、「パンとサーカス」とは何か? それは、生と死の間に置かれたついたてであり、不安や恐怖を掻き立てる不可避の死から目を背けるための一時的な逃避所である。 作家の永井荷風は「#元来日本人には理想なく強きものに従ひその日その日を気楽に送ることを第一となすなり」(『断腸亭日乗』)と指摘したが、これは、日本社会の人間的成熟を目指さない自己愛過剰の幼児キャラをよく示している。 仏教では、人生について「病老死苦」と言う。 人間は、必ず老い、やがて病を得て死ぬ苦しみから誰も逃れることはできないということである。 「パンとサ
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