朝はフグ、夜はヌタウナギ。海辺の市場で初めての味を体験! 韓国第2の都市である釜山。観光施設も充実しているが、その最大の魅力は市場にある。中でも規模が大きいのは海沿いにあるチャガルチ市場。市場棟の外には600mほど続く場外市場があり、魚介を売る露店が並ぶ。 朝7時頃、カラフルなパラソルが開くのをサインに、店主のアジメ(おばちゃん)と値引き交渉するアジメたちの元気な声が響く。海辺の街ならではの活気ある日常だ。 日の出とともに活気みなぎるチャガルチ市場。露店街にカラフルなパラソルが開いたら、市場の一日が始まる。店の人と仲良くなるには、まず買い物! サバやタチウオなど庶民的な魚の中に、カニやアンコウなど日本では高級食材とされるものも交じる。市場の周辺で복어(フグ)の看板を掲げる食堂を見つけて入ると、ぶつ切りにしたフグを煮込んだスープを出してくれた。 滋味深いだしにふわふわの身。「塩以外何も入れて
