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  • 絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由

    おそらくバブル体験組のあたりから、今の20代くらいの年代まで、世代内で政治に興味がある人が多数派だったことはないのではないかと思う。社会に対する怒りやら使命感のようなものを内に秘めつつも、周囲の目を気にしたり、あるいは環境が整っていなかったり、自分の生活で手いっぱいだったり、自分の考えに絶対の自信が持てなかったりして、思いをあらわにすることができない人はたくさんいるだろう。私も、社会や政治に全く関心がないというわけではなかったし、時に不条理なニュースを見て義憤のようなものに駆られることはあったけれど、積極的に現場に関わっていこうと思ったことは一度もなかった。20代の前半は投票にすら行っていない。 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている 怒りだとか、使命感だとか、そういったものの発露を冷笑する空気が世間にはずっと流れている。私自身もそれにどっぷ

    絶望してるけど投票には行く(能町みね子)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由
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    kiku72 2019/07/21
  • 日本社会が「ウソの氾濫」を許すか否かを問う選挙(山崎雅弘)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら

    前回の第47回衆議院議員総選挙は、今から3年前の2014年12月14日に投開票が行われました。その投票日直前の12月9日に、私がポリタスに寄稿した「首相が『どの論点を避けているか』にも目を向けてみる」という記事が公開されました。 そこでは、メディアが争点として報じた個別の政策問題ではなく、2012年12月にスタートした第二次安倍政権の全体的な方向性や、第二次安倍政権の発足から当時までの2年間で生じたさまざまな社会的変化、安倍首相の言動(意図的に言及しないという態度も含む)から浮かび上がる一貫した政治理念などを指摘した上で、「国民が選挙という手段によって方向性やスピードを修正しないなら、今後も同じ方向性で政治と社会の変化が進む可能性が高い」と指摘しました。 3年前の衆院選は、事前にメディア各社が予想した通り、与党である自民党と公明党の大勝という結果に終わりました。その一方で、選挙の投票率は5

    日本社会が「ウソの氾濫」を許すか否かを問う選挙(山崎雅弘)|ポリタス 衆院選2017――それでも選ぶとしたら
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    kiku72 2017/10/20
    #衆院選2017 ほんとこれ以上政権側の人間はデマ暴言ぶっこいて真意じゃなかったでお咎め無しなの勘弁して欲しいよね #比例は共産党
  • 「訴える選挙」ではなく「聞く選挙」――都民はそれを支持しうるだろうか(高橋健太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    今回の都知事選は増田寛也、鳥越俊太郎、小池百合子の三候補の争いになることがすでに見えている。その点では、舛添要一、宇都宮健児、細川護熙の三候補の争いとなった2014年の都知事選と似た様相にも見えるが、よく考えてみると、ギョッとすることに気がつく。2014年には僕は宇都宮健児を支持して、選挙運動のお手伝いなどもしたが、今にして思えば、それはずっと気楽な選挙だった。悪くても舛添さんだったからだ。舛添候補は立憲主義遵守の立場だったし、脱原発依存の立場でもあった。その意味では、2014年の都知事選は広い意味で、「リベラルの中での三択」と言っても良かった。 対して、今回、都民が迫られている三択ははるかに極端なものだ。小池百合子は自民党内でもゴリゴリの右派として知られ、日会議国会議員懇談会の副会長で、在特会や幸福実現党との関係もあるとされる。そして何よりも、立憲主義や基的人権の否定に向かう自民党

    「訴える選挙」ではなく「聞く選挙」――都民はそれを支持しうるだろうか(高橋健太郎)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    kiku72 2016/07/28
    “政策面で立ち遅れていると言われた鳥越俊太郎だったが、福祉を中心にした政策を最も具体的に示している” #都知事選2016
  • いかなる理由があろうとも戦火だけは交えない国でありたい(鳥越俊太郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    ハイライト Photo by Official U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Achilles Tsantarliotis 私は昭和15年(1940年)に生まれた。終戦のとき5歳児であった。 勿論その頃の記憶は明瞭にあり、度重なる空襲警報に逃げ惑い、防空壕に逃げ込んだこと数知らず。逃げる途中に上空にB29が飛来すると道路脇の小川に飛び込んで身を伏せることもあった。 Photo by USAAF 翌昭和21年、私は小学校に入った。その時から私の戦後は始まる。私たちの世代は戦後1期生と言ってもいいだろう。 私そして私たちは常に飢えていた。極端に貧しく、べるものがなかった。お米がないのは当たり前、さつまいもを常にしていた。今でも思い出すのは学校で弁当箱を開けたらさつまいもがごろりと1転がっていた光景である。 貧しさと同時に、私たちは平和と民主主

    いかなる理由があろうとも戦火だけは交えない国でありたい(鳥越俊太郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    kiku72 2016/07/19
    “(2015年7月25日記)”
  • 憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    自民党や日会議が、憲法改正のとば口のひとつとして憲法24条に目をつけたのは、敵ながらうまいところをついていると思う。 まず24条は、9条に比べて話題になりにくいのだ。 たとえばYahoo!ニュースで「憲法24条」を検索すると、ニュースの数は28。一方の「憲法9条」は389で、14倍近い差がある(ともに2016年6月30日現在)。そもそも9条の内容を知らない人はいないだろうが、24条の内容を知っている人は多くないだろう。 家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か では家族と婚姻の基原則である24条改正の、どこが問題か。現行憲法を見てみよう。 第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基として、相互の協力により、維持されなければならない。 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、

    憲法24条を「女だけの問題」にしてはいけない(深澤真紀)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    kiku72 2016/07/08
    “「個人の尊重」よりも「家族の尊重」が重視され、「婚姻の自由」もなく、「家族が助け合わなければならない」という社会は、女性だけではなく男性にとっても生きやすくはない。”
  • 「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 このテキストの印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。 自分のアタマで考えよう 最近の日お金がある人とない人の格差が大きくなり、若者や子どもの貧困が問題になっています。現在貧困に近い生活を送っている人は、どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか。 私が代表を務めるライフネット生命には、高校を中退して働いていたものの、通信制の高校に通い単位を取得、その後、一念発起して大学試験を受けて大学に入り、入社した社員がいます。 しかし、身も蓋もない言い方ですが「受けた教育のレベルが低いと、いい仕事につける確率はぐんと低くなる」というデータがあるのも事実(労働政策研究・研究機構「ユースフル労働統計2015」)。中卒と大卒とでは、生涯賃金に1億円近い差があるのです。 この国には小学校にも行けていない子ど

    「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    kiku72 2016/07/04
    “選挙に行かないのは、完全服従の証です。みなさんの税金がどう分配されようと、将来年金を払ってもらえなくても、医療費負担が10割になっても”
  • 忙しいあなたはどっち? 期日前投票/不在者投票(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    さまざまな投票制度 投票制度には、選挙当日に投票所に行けない人のためのさまざまな仕組みがあります。 ・期日前(きじつぜん)投票制度 ・不在者投票制度 ・在外選挙制度(郵便投票、洋上投票、南極投票など) 投票日当日は予定があって投票に行けない、就職や進学で地元を離れてしまったので指定された地域の投票所に行けない――そんな場合でも、こうした制度を利用して、あなたの一票を投じることができます。 都合が合わなくて投票できないと諦める前に、こうした制度を利用してみませんか。次の項目のうち、あなたに当てはまる方を選んでみてください。 【投票日に投票所に行けない】 ・投票日は遊びの予定が入っている ・投票日に仕事がある ・休みの日は家を出たくない →こんなあなたはこっち 【離れた場所にいて投票所に行けない】 ・長期出張や単身赴任中で選挙期間中は帰れない ・進学・就職で実家を離れたけど住民票を移していない

    忙しいあなたはどっち? 期日前投票/不在者投票(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
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    kiku72 2016/07/02
    #期日前投票 #不在者投票 次の週末は忙しいという方
  • あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    あの戦争とは何だったのか。 あれが「防衛のための戦争」であったという見方は根強くある。しかし他方で、あれが「侵略戦争だった」と言われれば、そう思われる歴史的な筋もないことはない。 そのように世の中を二分するような全く異なる見解があるとき、正邪を軽々しく論ずるわけにはいかない。いずれの立場にも考えがあり、部分的に見ればそれぞれの主張には論拠があるからだ。あの戦争の背景にはかなり複雑な要因があった。それは、70年の時を経た今なおそう思う。 一口に言えば、日人はそもそも浮き上がっていた。それは誰も否定できないはずだ。 私もその中の一人である。1941年の末に太平洋戦争が始まり、まだ20歳にも満たなかった感受性の強い時分の私は、いわゆる「興亜青年」のはしくれだった。「日は神国である」という極めて単純な考え方──あまりに神がかり的で、独善的な思想がその背景にあった。 そもそも日の近代とは、欧米

    あの戦争を生き残った私からあなたへ(飯田進)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    kiku72 2015/12/31
  • 死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    これから書く文章の中には、読者のみなさんにとって、不愉快に感じられる箇所があるかもしれない。そのことをお許し願いたい。 わたしは大学を卒業していない。入学したが、わけあって大学を離れた。親や友人との交際も絶って、肉体労働をしながら、小さな小さな世界で生きた20代だった。 20代の終わり頃、腰を痛め、肉体労働もできなくなった。子とも別れ、養育費を送る身だったのに、金を稼ぐ術を失った。おまけに、ひどいギャンブル依存症になっていた。つてをたどり、やれる仕事は、他人にはいえないようなものでもやった。その一つが「女衒(ぜげん)」だった。簡単にいうなら、売春の斡旋である。 インターネットなどなかったから、三流夕刊紙に、内容をほのめかした広告を出す。男たちが電話をかけてきて、その男たちに女の子を紹介する。そんな、ヤクザがやっている商売の一番下っぱの仕事をした。わたしは、もっぱら新大久保のラブホテルに女

    死者と生きる未来(高橋源一郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    kiku72 2015/08/18
  • 三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    金子光晴の『寂しさの歌』の中に次のような一節があります。 遂にこの寂しい精神のうぶすなたちが、戦争をもってきたんだ。 君達のせゐじゃない。僕のせゐでは勿論ない。みんな寂しさがなせるわざなんだ。 寂しさが銃をかつがせ、寂しさの釣出しにあって、旗のなびく方へ、 母やをふりすててまで出発したのだ。 かざり職人も、洗濯屋も、手代たちも、学生も、 風にそよぐ民くさになって。 誰も彼も、区別はない。死ねばいゝと教へられたのだ。 ちんぴらで、小心で、好人物な人人は、「天皇」の名で、目先まっくらになって、腕白のようによろこびさわいで出ていった。 そしてこの長い詩は、以下のような一節で終わります。 僕、僕がいま、ほんたうに寂しがっている寂しさは、 この零落の方向とは反対に、 ひとりふみとゞまって、寂しさの根元をがつきとつきとめようとして、世界といっしょに歩いてゐるたった一人の意欲も僕のまわりに感じられない

    三つの寂しさと向き合う(平田オリザ)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    kiku72 2015/08/16
    >日本という国は、もはやアジア唯一の先進国ではないということ。
  • この国を、複雑な幸福を守れる国にしたい(メレ山メレ子)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    働けば暮らしが良くなる――そんな時代が、わたしが生まれる少し前まではあったらしい。わたしにとってはカンブリア紀とほぼ同等の現実味ですが、われわれ30代を「夢がない」だの「覇気がない」だのと好き勝手に評してくださる年長者は、いまだその幻想の中に生きているようです。 少なくともわたしには、大きな野望と呼べるようなものはなく、会社員兼文筆家としてもそこそこ楽しく仕事をし、休日には旅行したりレイトショーで映画を観る暮らしがずっと続けばいいなと思っています。今やそれこそが、大きすぎる望みなのかもしれませんが。 映画といえば、先日3回目の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。核戦争後の世界で、独裁者イモータン・ジョーが支配する砦を女戦士フュリオサとジョーのたち、そして巻きこまれ系の主人公マックスがぶっ潰すお話です。 ジョーは悪役というよりむしろ有能な為政者で、短命な兵士にも信仰を与え

    この国を、複雑な幸福を守れる国にしたい(メレ山メレ子)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
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    kiku72 2015/08/14
  • 『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    作家の百田尚樹氏が発した自民党青年局での「沖縄の2紙はつぶれればいい」とか「普天間は田んぼだった」という言葉は無知丸出しで恥知らずの発言だが、絶対に看過してはいけない。というのは、そういった発言に喝采を送ってしまう議員たちを選んでいるのは私たちだからだ。多くの自民党政治家たちは、沖縄のメディアに対して百田氏のように口にはしないだけで、同じような思いを抱いている。 「沖縄の反基地の運動はどうせ共産党だ」 とくに沖縄タイムスと琉球新報の2紙については、とりわけ政治的に偏向しているという恨み節はかねてよりあった。例えば、森喜郎元首相が「沖縄には3の赤い旗がたっている。1共産党。あとの2は地元紙の赤い旗だ」と言ったことは有名な話だ。小池百合子議員は沖縄担当相のときに、「沖縄の新聞はアラブに似ている」と言った。つまり「沖縄版アルジャジーラ」だと言いたいわけだ。こうした「沖縄の新聞は偏向して

    『つぶしてやる』と言われた側の論理(藤井誠二)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
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    kiku72 2015/07/22
    “藤井誠二 (ノンフィクションライター) 2015年7月22日”
  • 「沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題」を開始します(津田大介)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題

    沖縄特集第2弾となる「沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題」を開始します。 昨年11月に公開したポリタス特集企画「『沖縄県知事選2014』から考える」から半年が経過しました。沖縄県知事選の結果は皆さんご存じの通り、宜野湾市にある普天間飛行場の名護市辺野古移設問題で「移設阻止」を主張した前那覇市長の翁長雄志氏が当選を果たしました。その後、翁長知事はことあるごとに辺野古移設への反対と、“粛々”と移設を進めようとする現政権への不信感を表明しています。今年の6月23日に開催された沖縄の戦没者を追悼する「慰霊の日」追悼式の「平和宣言」でも、出席した安倍首相の目の前で政府に対する強い不満を述べたうえで、あらためて辺野古移設の中断を求めました。 戦後、私たちは、この思いを忘れることなく、復興と発展の道を力強く歩んできました。 しかしながら、国土面積の0.6%にすぎない県に、日米安全保障体制を担う米

    「沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題」を開始します(津田大介)|ポリタス 沖縄・辺野古――わたしたちと米軍基地問題
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    kiku72 2015/06/30
  • 最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非

    最近の原発のあれこれ こんにちは。ボクは福井県敦賀市に住んでいる、高速増殖炉のもんじゅ君。高速増殖炉なんてちょっとむずかしい名前をしているけど、原発のなかま(ただし落ちこぼれ)って考えてね。 この記事では、最近の原発再稼働に向かう道すじのあれこれと、それにからめて「あれっ、そもそも高速増殖炉もんじゅってなんだっけ?」「核燃料サイクルってなんのこと?」ってお話をしたいんだ。 さて、ことし(2015年)の3月11日を過ぎてまもなく、たてつづけに「ふるい原発が廃炉になる」というニュースが大きく報じられたんだ。 3月11日以降というタイミングからは、そのとき「東日大震災の起こった日に原発問題が話題になるのは避けたかったのかな」「それでいて3月のうちにいろいろと決着をつけて、原子力行政として年度内に一定の進捗がいった、という結果にしたいのかな」と、ふたつ考えが頭をよぎったんだけども……。 「廃炉」

    最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非
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    kiku72 2015/06/11
    “2015年6月11日”
  • 悲しみを、置き去りにしたくないから(安田菜津紀)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    「私がどこまで語っていいのだろうか」。 岩手県沿岸の街の中で最も南に位置している、陸前高田市。震災直後から通い続けることになったこの街には当時、夫の両親が暮らしていた。私は後から加わった家族であり、当時あの街にいなかった――つまり津波をこの目で見ていない――被災をしていない自分に、果たしてどこまで言葉を紡ぐ資格があるのだろうか。この4年間、常にそんな“後ろめたさ”を抱いてきた。 それでも大切なのは、その“後ろめたさ”から逃げないことだと、この街で、東北で教えられてきたように思う。ここから綴るのは、温かく迎えてくれた家族たちのこの4年間の軌跡を私の視点から見つめたものだ。 「どうやら東北で地震があったらしい」。 そんな情報を私と夫はそれぞれ、フィリピン、ザンビアという海の向こう側で受け取った。陸前高田は普段から揺れの多い地域だ。きっと大したことはないのだろう、と当初は思っていた。真っ黒な壁の

    悲しみを、置き去りにしたくないから(安田菜津紀)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
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    kiku72 2015/03/13
    “photo:佐藤敏通 県立高田病院に押し寄せてくる津波”
  • 【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    <imgsrc="http://politas.jp/assets/images/article/2014/1214/matsuzawa_1.jpg" alt=""> Photo by Don McCullough(CC BY 2.0) 私の書くことを読んでも、今回の投票にはなんの参考にもならないことを最初にお断りしておきます。しかし、このまま投票に行かないでいると、大変な損をする時代が来ることだけはご理解いただけようかと思います。 「周りに自民党支持者なんていない。いったいどこに存在しているのか」と言う人がよくいて、そこから「不正選挙が行われている」などと言い出す人も出てくるのが常ですけど、選挙運動の手伝いをすると、そういう人たちの存在を意識することになります。どこの誰かはわからなくても、輪郭くらいは見えてくる。 自民党に限らず、なんらかの団体を支持母体にしている候補者はその票数を的確に

    【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    kiku72 2014/12/15
    昨夜の公明党の強さ見てしがらみの無い世界で組織票持ってる連中は強い。嫌だと思いました
  • 【総選挙2014】どうしても投票することができませんでした(岸田繁)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by ajari(CC BY 2.0) 今回の選挙ですが、長期出張中及びあらかじめ選挙公示前から決まっていた私用を外すことが出来ず、どうしても投票することができませんでした。ちなみに、不在者投票なり何なり方法を模索してみたのですが、いろいろあってうまくいきませんでした。なので、この原稿の依頼は来断るべきだったのですが、受けた時点では投票の可能性を探りながら日々の業務に追われておりました。非国民と罵られること覚悟の上で、駄文ですが寄稿させていただきます。恐らく寄稿されている方々で投票していないのは私だけでしょうから、今回棄権なさった方達にでも読んでいただけると幸いです。 もしも私が、この選挙に参加することができたとしても、支持政党は無く、比例は白票のつもりでした。もともと政党政治そのものと、選挙のシステムなどに大きな疑問を抱いております。 とにかく投票しろ、若い奴が投票すると日

    【総選挙2014】どうしても投票することができませんでした(岸田繁)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    kiku72 2014/12/14
    “支持政党は無く、比例は白票のつもりでした。”これは無いでしょう
  • 【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 「今のうち解散」説はなぜ間違いか 今回の衆議院解散について、野党やマスコミのみなさんから、こんなふうにその「当の」意図を解説する声が聞こえます。 「マイナス成長のGDP統計が出てアベノミクスの失敗が明らかになり、今後景気が悪くなるにつれて支持率が下がっていくと見込まれるので、まだ支持率が比較的高い今のうちに解散して、向こう4年間の任期を確保したのだ」 ――はたして当でしょうか。 私見では、この推測は間違いだと思います。理由は簡単明瞭です。 今回、安倍さんは2017年4月に消費税を10%に上げると確約しました。これは、いわゆる「景気条項」なしです。必ず上げると言うのです。 そうすると、2017年4月以降は、多かれ少なかれ景気は悪くなります。今後景気回復に成功しても、そこは避けられません。上のような推測をする人は、安倍さんの音では今後の景気の悪化が予想されている

    【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    kiku72 2014/12/13
    “やはり、解散は、消費税引き上げ延期に対する反対を押さえ付けるためになされたと見るのが順当でしょう”
  • 【総選挙2014】敢えて消費税という切り口で考える総選挙 (岩本沙弓)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    © iStock.com 消費税という偽名 経済政策以外こそ今回の選挙の争点とされるべきとの指摘はもっともなことで、他の争点に特化してもらうためにも、経済に関して、取り分け消費税の抱える質的な問題について端的に語らせていただければと思う。 国民はすっかり消費税という名前に惑わされている そもそも消費税で社会保障費を捻出するという、つまり弱者への富の再配分を目的にかかげながら、その再配分を受け取るはずの弱者からも徴税するという、その発想自体がおかしいと言わざるを得ないのだが、他にも消費税の抱える根的な問題をいくつか指摘しておかねばなるまい。 国民はすっかり消費税という名前に惑わされているが、日の消費税法のどこにも消費者に消費税の納税義務があるとは書かれていない。納税義務が発生するのは事業者であり、実質事業税が消費税の当の姿である。したがって、消費税などという偽名がまかり通っているのは

    【総選挙2014】敢えて消費税という切り口で考える総選挙 (岩本沙弓)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    kiku72
    kiku72 2014/12/13
    知らんかった>消費税などという偽名がまかり通っているのは日本だけで、海外では付加価値税と呼ぶのが一般的だ
  • 【総選挙2014】「自分の一票なんて無意味だ」と思い込んでいるあなたへ(五野井郁夫)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    Photo by Pasu Au Yeung(CC BY 2.0) 「自分が一票を投じても無意味だし、世の中は変えられない」と思い込んでいるあなたへ。大手新聞がこぞって「自民300議席超す勢い」と報じる。結構。だからなんだ。これから覆せばいいだけの話だろう。臆している場合ではない。 「どうせ誰か他の人が投票してくれるから、行かなくてもいいや」と思い込んでいるあなたへ。戦後を代表する保守政治家・吉田茂は「新聞はウソをつくからね」とつねに新聞報道を警戒していたことはご存知だろう。気を抜いてはいけない。 すこし思い出してほしい。つい先日の沖縄知事選の結果は、そして半年前の滋賀県知事選挙の結果はどうだっただろうか。 撮影:初沢亜利 無党派層が鍵を握る選挙 沖縄と滋賀、どちらの選挙も共通点は無党派層が勝敗の鍵を握っていたことだ。両選挙ともにNHKの報道によると出口調査結果は、きわめて興味深い数字であ

    【総選挙2014】「自分の一票なんて無意味だ」と思い込んでいるあなたへ(五野井郁夫)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
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    kiku72 2014/12/13
    “僅差で当選した場合、次回の選挙では容易に議員の座から引きずり降ろされる可能性が高まるので、強引な政治運営はやりづらくなる”