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ブックマーク / ameblo.jp/shibuya (12)

  • 藤田晋『長老キャラ』

    最近、複数の国内のネット企業が、 海外から撤退するという情報が 立て続けに入ってきて、去年、 「来年みんな帰ってきますよ」 「来年は海外撤退ブームですよ」 などと、月間BOSS(記事の下のほう ) などの取材で自分が答えていたのを 思い出しました。 それで、「ほら、わしの言ったとおりじゃ」 的な自慢を社内でしていたら、 「村の長老みたいですね」 と言われたのですが、実際、 黎明期からインターネット村で 生き残ってきた立場で言わせて もらえば、消えていったほとんどは、 波に流されていた人たちです。 2000年ネットバブルの頃もそうだし、 2004年買収ブームの頃もそうだし、 ちょこちょことした波は、もっとたくさんありました。 昨年までは、ちょっとしたグローバル ブームと言ってもいいほど、 各社の海外展開が注目されていました。 海外展開を期待されて株価が上がったし、 グローバルの特集記事を組ん

    藤田晋『長老キャラ』
    kimihito
    kimihito 2017/04/13
  • 藤田晋『動画元年』

    今年はいよいよ弊社にとって、動画勝負の 年になります。 下期だけで70億円の先行投資を行うこと は既に発表済みですが、不安はないと 言えばうそになります。 先日撤退を発表していたNOTTVの累積損失 (報道によると500億円以上)には背筋が凍る 思いがしました。 かつて、ゼロからGyaO!を立ち上げていた 有線ブロードネットワークス宇野社長(当時) の生みの苦しみは、間近で見ていて 胸を締め付けられる思いでした。 もちろん弊社でもいくつかの動画事業 の苦い思い出があります。 ブロードバンド普及字を狙った「メールビジョン」、 Web2.0初期に立ち上げた「アメーバビジョン」、 Ameba芸能人ブログ強化で立ち上げた「アメスタ」、 致命的な失敗は避けましたが、ほとんどが 赤字のまま撤退を余儀なくされています。 唯一黒字化したアメスタも、現在テコ入れ、 再出発の準備中です。 だから、動画事業の難

    藤田晋『動画元年』
    kimihito
    kimihito 2016/01/03
  • 藤田晋『ポジティブでいいやつの落とし穴』

    うちの社員はポジティブでいいやつが 多いと思います。 それは会社の良さであり、ずっと大事に したいところではありますが、 先日、まさにポジティブでいいやつで、 社内で誰からも好かれるタイプの 事業責任者をミーティングで頭ごなしに 叱りました。 「戦略の詰めが甘いんだよ!」 彼を始め、その部署のメンバーは 疑いようもなく一生懸命頑張りますが、 トップの戦略が甘ければ、自分含めて みんなの努力が全て水の泡です。 そのため、戦略を描くトップの立場の 人の責任は重大です。 これでもかというくらい抜け漏れを チェックして、あらゆる可能性を吟味し、 しらみつぶしに問題を洗い出し、 後悔のないよう、最後までしつこく、 しぶとく考え抜かなければなりません。 ところが、ポジティブな性格の人は、 良い戦略アイデアがひとつ見つかると、 「いける!いける!」 「あとはやるしかない!」 とか言って、すぐみんなで飲み

    藤田晋『ポジティブでいいやつの落とし穴』
    kimihito
    kimihito 2013/05/15
    ポジティブでいいやつの落とし穴|渋谷ではたらく社長のアメブロ
  • 藤田晋『ガチあした会議』

    明日から箱根で行われるあした会議では ほぼ間違いなく幾つかの新規事業実施の決定と 抜擢人事が決まることが予想されます。 2006年からスタートした あした会議は、 これまで 株式会社サイバー・バズ(バズマーケティング) 株式会社CAテクノロジー(SEOコンサル) 株式会社サイバーX(モバイル関連事業) 株式会社TMN(タレントメディア事業) 株式会社サムザップ(アプリ開発) ほか社内事業も合わせて数々の優良事業を 産み出してきました。 若い人材から新規事業を期待する事業プラン コンテストに頼るのではなく、ベテランこそ案を 出すべき。それもほかの仕事の邪魔がなく 締め切りのある場でと、1泊2日で私を含めた 役員のアイデアの対戦方式で 行ってきた合宿です。 しかし、結果的にみれば過去の実施に至った 事業はほぼ全て(サイバーバズを除く)が 私のチームのアイデアです。 会社のあしたをつくり、人事含

    藤田晋『ガチあした会議』
    kimihito
    kimihito 2013/04/13
    ガチあした会議|渋谷ではたらく社長のアメブロ
  • 藤田晋『安倍総理の訓示』

    「批評するだけの人間に価値はありません」 「真に賞賛しなければならないのは、泥と汗 と地で顔を汚し実際に現場に立つ者です」 「勇敢に努力する者であり、努力の結果として の過ちや、至らなさも持ち合わせた者です」 ルーズベルト大統領の言葉のようですが、 国防を支える立場になくても、 日々、現場に立って戦う我々も励まされる 言葉だと思います。 「批評するだけの人間に価値はない」 と言っていますが、もちろん職業としての 評論家や解説者は必要です。 しかし、我々事業会社は批評される側 の立場であって、そこで働く人が批評家に なってしまってはいけません。 事業会社 ↑↓ 評論家、解説者 事業会社と批評する人ははっきりと立場 を分けるべきだと思います。 事業会社に居る人が批評家を兼務 して現場に立つことはまずできない と私は思っています。 実際、事業を会社で推進するということは、 無理と矛盾と理不尽と向

    藤田晋『安倍総理の訓示』
    kimihito
    kimihito 2013/03/21
  • 藤田晋『現実を直視する』

    先週末に伊豆の伊東で行われた新人研修に 顔を出してきました。 毎年恒例の2泊3日の合宿研修ですが、 私だけ、行った目的が皆とは別でした。 200名超の新入社員の顔と名前を覚える ためです。ただそれだけのために 往復6時間かけて日帰りで行ってきましたが、 それだけの価値はあったと思ってます。 名前を覚える 目的は前に書きましたが、 適材適所 を目的とした先行投資 です。 36チームに分かれた各部屋を全てまわり、 全員と1度は話ができたので、 完全に全員憶えられた訳ではないですが、 頭には残りました。後は活躍してくれたり、 何かのきっかけで思い出すはずです。 ひとりひとりに、名前を憶えるための特徴を 聞いてまわったあと、 「将来こういうことやりたい、とか何か、 おれ(社長)に言っておきたいことない?」 という質問をしたのですが、それを200名超 から聞いて、憂になりました。 「新しいことをや

    藤田晋『現実を直視する』
  • 藤田晋『退職金とミスマッチ制度』

    先週の社員総会で、いくつかの新しい人事制度 を発表しました。 そのうちのひとつ、 退職金制度をスタートしました。 これまでも何度も役員会で議論してきたの ですが、定年を迎えるような年齢の社員が 皆無なため見送ってきました。 未来の当社の姿に見通しが立てにくいことや、 現在をベースに決めて、将来の経営陣に 禍根を残すような制度にしてはいけないと 考えていたからです。 現在の当社の社員の年齢分布は大半が 20代と30代です。 しかしながら、当社のミッションステートメント にもある「有能な人材が長期に渡って働ける 環境を実現」させるため、安心して腰を据えて 働いてもらうために今回制度導入に踏み切り ました。 上の図の年齢構成は30年後には20代から 60代までバランスの良い会社にしていきたい と思っています。 当社の退職金制度の特徴は、 ・30代から積立開始、40代から受け取れます。 ・業績連動

    藤田晋『退職金とミスマッチ制度』
  • 藤田晋『エンジニア部門キックオフ』

    今朝、エンジニア部門の上半期キックオフがありました。 私が技術部門担当取締役に就任したのでご挨拶。 当社のビジョンである 『21世紀を代表する会社を創る』ためには、 強い技術部門は絶対必要不可欠と考えてます。 最近少しは「技術サイバーエージェント」 と言えるようになってきたと自負してますが、 今後はさらに上を目指し、 「どこにも負けない技術力」を持つ会社を 目標にしていきたいと思います。 今日は技術部門の今後の大まかな方針を3つ話しました。 1.オリジナリティ 世界で勝負するのに、他国の真似をしていても 日進月歩のネットビジネスでは追いつくことすら 難しいです。 今2010年10月、東京渋谷で、等身大の我々が 自分たちの価値観で正しいと考えるもの、 必要だと思うもの、素晴らしいと感じるものを 自分たちの頭で考え抜き、知恵を絞り、 ゼロから産み出していくことを重視します。 2.プロトタイプ

    藤田晋『エンジニア部門キックオフ』
    kimihito
    kimihito 2010/10/19
  • 藤田晋『ほとんどの新規事業は失敗する』

    10月に入ってCAリワード 、ポットタップ 、CAビート と立て続けに3社を設立しました。 7月に設立したアプリポット も含めて今年4社目。 昨年も4社設立して3社が1年で黒字化という 非常に好成績を収めたけど、来、新規事業は そんなに高確率ではありません。 むしろ、ほとんどの新規事業は失敗する と考えたほうが現実だと思います。 私の立場から見ても、 全部成功するに違いないと思って設立してますが、 たとえ何社か失敗したとしても 大きく成功する会社が1社でも輩出できれば それで良いとも考えています。 今日の新会社の経営陣とのミーティングで、 目論見の甘い事業案が出てきたので、 「もっと自分たちの厳しい現実を直視して、 自分自身の能力を疑え」 「それでもなんとか突破口を見つけて、そこから ブレイクスルーする方法を考えるしかない」 と少し厳しめの話をしました。 よく、どういった起業家が成功する

    藤田晋『ほとんどの新規事業は失敗する』
    kimihito
    kimihito 2010/10/14
  • 藤田晋『強みを伸ばす』

    週末読んでた「おれはキャプテン」。 突然キャプテンに任命された中学生の主人公が、 チームを打撃練習しかしない方針にします。 はじめの試合は17対16で勝利。 守備練習してないのでエラーが多くて 失点が多いのですが、 それでも徹底して打撃を強化していきます。 そして打撃の強いチームとして強豪になり、 ふと気がつけば、いつの間にか守備のほうも うまくなっていたという・・ そんな話があったのですが、この中学生の キャプテンの戦略から学ぶべきと思いました。 会社組織においても、 強みを見つけて伸ばすことができれば、 組織に自信がつき、 やがてそれが誇りとなり、 気がつくと、弱点は皆がカバーしていきます。 多くの人は褒められると自然と弱点をなんとか したくなるからだと思います。 弱みを先に克服しようという発想は、 困難が多い割には、「労多くして益少なし」 で、顧客に対するプロ意識も足りません。 個人

    藤田晋『強みを伸ばす』
    kimihito
    kimihito 2010/09/26
  • 藤田晋『海外事業に関する考え方』

    とある社員から、海外事業に関する方針の質問 メールをもらいました。 投資家説明会や就職セミナーでもたまに聞かれる 質問なので現時点での考えをブログに書いておきます。 大前提として、 当社の掲げるビジョン「21世紀を代表する会社を創る」 の達成条件としてグローバル企業としての成功が 含まれています。 また10周年のブログ にも書きましたが、個人的にも 起業家として世界的な成功を収めることを誓っています。 当社グループの海外での事業は、 過去には、当社は韓国中国スペインへ進出しており、 損失を出し撤退しています。 現在は、中国、ベトナムでのベンチャー投資事業、 CAアメリカでAmebaPicoをはじめとしたアプリ事業、 ジークレスト、CAmobile、ECナビ、MicroADといった 子会社を通じても海外で事業展開をしています。 それなりに形になってきたものもありますが、 失敗しても成功し

    藤田晋『海外事業に関する考え方』
    kimihito
    kimihito 2010/08/16
  • 藤田晋『経営は引き算』

    今朝、自分のtwitterで(http://twitter.com/susumu_fujita ) 「先に話しておかないとヘソを曲げるような上役が、 二人もいれば絶望的にスピードダウン」 と書いてたくさんの反響を得ました。 それだけ組織にストレスを感じてる人が多いのだと思います。 その一方、経営者としては常に引き算の重要性を意識すべき と感じます。 上層部に無駄に人が増えると、 その人の仕事をつくるという変な目的でプロセスが増え、 その人のラインの組織と人が多岐に及べば二乗の勢いで シンプルな話しも複雑化します。 無駄な稟議が増え、会議も増えます。 会社が小さかった頃は足し算ばかりで拡大してきて 気付かなかったことですが、 一定の規模になってから、言葉は非常に悪いですが、 誰かを外すことで水道管の詰まりが解消されたように、 一気に仕事がスムースに流れることがあります。 なんだそんな簡単なこ

    藤田晋『経営は引き算』
    kimihito
    kimihito 2010/04/09
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