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2008年2月6日のブックマーク (10件)

  • なぜ村上春樹はオタクよりもタフなのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない

    不安と孤独の強度 現代において、人が立ち向かわなければならないものは、世界において自分は多くの一人であるということ、そしてもし自分がいなくなっても明日は変わらずくるということだ。 この強度を受け入れることはそう簡単なことではない。人はこの強度による不安と孤独であわてふためき、逃亡をはかる。現代のテクノロジーが教えてくれるのは、よりよい逃亡の方法である。ゲームであり、ネットであり、お手軽なコミュニケーションによって、すみやかに逃亡を手助けする。 なぜこれほどに大量の消費が必要であるのかは、この孤独によるものだ。すなわち資主義経済が成立するのはこのような原理によるとともに、資主義経済は自由と平等と言う名の孤独を発明したともいえるだろう。 動物化とスノビズム このような現代において生きる道は二つある。先のように資主義的な消費の熱狂に没入するか、あるいはあえて消費を抑制し、原理主義的な禁欲な

    なぜ村上春樹はオタクよりもタフなのか - 奴隷こそが慈悲を施さなければならない
  • 新自由主義と陸続きにあった80年代都市リベラル - Munchener Brucke

    私は中高生時代に左翼教師の洗礼を受けて、左翼的思想に染まり、90年前半20歳前後で新自由主義の洗礼を浴び、2003年頃から新自由主義に疑問を持つようになった。 ただ、どうも私が中高生時代に浴びたものは、左翼思想でないのではないかという疑問が最近沸いてきた。私が影響を受けた現代社会の左翼教師は、毎回朝日ジャーナルからネタを引用し、今日的な問題と政治的背景を私たちに語ってくれた。まあいかにも左翼なのだが、授業の内容を思い出すとこんな感じであった。自民党はわざと一票の格差をつけ農村部の選挙区を増やし、我々が納めた税金を農家にばら撒いて選挙基盤を構築しているので一党独裁が続いている。ガソリン代の半分は税金で、これを元手に誰もいない山奥まで道路網を整備し、土建屋を儲けさせている。その土建屋が政治献金したり選挙運動するので自民党は強い。都市部では大型小売店を保護して、商店街を守っている。都市部では商店

    新自由主義と陸続きにあった80年代都市リベラル - Munchener Brucke
  • 中川翔子氏は男オタクの理想の彼女に見えるがそうではないという岡田斗司夫氏の発言 - ARTIFACT@はてブロ

    以前、理系女子話で、男性は女性のほうが知識あるとむかつくんです!話が出ていた時に連想した話題。久しぶりに懐かしいタグを使ってみた。タイミング逃してアップするのを忘れていたものの、知識優越感ゲーム話で思い出したので。 岡田斗司夫氏が中川翔子氏は一見男オタクの理想の彼女に見えるが、あれは女とは別の生き物なので、実はそうでないと語っていたそうだ。マスメディア上での発言ではなく、唐沢俊一氏と一緒にやった『オタク論!』出版記念トークでの話題。 この話は男オタクって彼女にオタクを求めるけど、自分より知識レベルなどで「上」に見えると敬遠しちゃうんだなあと思った。自分の話をうなずいて聞いてくれる相手が欲しいんであって、対等には見てないのだろうか。 知識を優越感ゲームに使っているかどうかの見分け方 - ARTIFACT@ハテナ系 この話題は、もともと知識に対する態度として探求心があるか否かはこの点で判断がつ

    中川翔子氏は男オタクの理想の彼女に見えるがそうではないという岡田斗司夫氏の発言 - ARTIFACT@はてブロ
  • 悪の凡庸さについての報告:カンボジアのケース - 梶ピエールのブログ

    きちんとした感想を記すにはインドシナの歴史について知らなさ過ぎるわけですが。 ポル・ポト―ある悪夢の歴史 作者: フィリップショート,山形浩生出版社/メーカー: 白水社発売日: 2008/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 139回この商品を含むブログ (37件) を見る ポル・ポト。誰もがあの忌まわしい悲劇と結びつけてその名前を覚えていながら、彼が一体どんな人物なのか、自信を持って語ることのできる人はほとんどいないだろう。この分厚いを読めばポル・ポトという人物の具体的な像が浮かんでくるかというと、残念ながら必ずしもそうではない。読後も強く印象に残るようなエピソードや言動といったものがこの人物についてはそもそも乏しいからだ。書の大部分は、むしろ複雑極まりない第二次世界大戦後のカンボジア国内の政治状況やインドシナ半島を取り巻く国際情勢の解説などに費やされている。 もちろん、ク

    悪の凡庸さについての報告:カンボジアのケース - 梶ピエールのブログ
  • スタッドレスタイヤ履かずに凍結路面走る都会人に道路特定財源問題が語れるのか? - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~

    大して積もってもいないのに、雪が降ると大騒ぎするのが都会人の常で、かくいう自分も学生の頃までは、“雪やこんこ”で学校のグラウンドを駆け回っていたものだ。 その後何年か、「油断してちょっと一杯引っ掛けている間に積雪50センチ」の世界に飛び込んでみて、雪なんて大して有難くないもんだ、ということに気付いたわけだが・・・。 一夜明けて今日の朝になってみると、都内各地から相次いでスリップ事故のニュースが飛び込んでくる。 雪国の人間ならスタッドレスタイヤ履いててもおっかなびっくり走るような路面を、ノーマルタイヤで普通に走ろうとすれば滑るのは当たり前なわけで、ニュースにするだけばかげている、と個人的には思っているのであるが、さりとて都会を離れたことのない人間にとっては一大事らしい。 片道二車線の高速道路で玉突き事故起こすようなドライバーが、「対面通行当たり前」の田舎の高速を走ったらどんなことになるのか、

    スタッドレスタイヤ履かずに凍結路面走る都会人に道路特定財源問題が語れるのか? - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~
    kir_royal
    kir_royal 2008/02/06
    本当、地方の道路と東京とかの都会の道路って同じ「道路」でも質がかなり違うんだよねぇ・・。
  • 預言(願望)・08年は多文化共生崩壊元年となる! - HALTANの日記

    ■[床屋政談]預言(願望)・08年は多文化共生崩壊元年となる! 2008-02-03■[床屋政談]ブンヤTV屋に労働問題は解決できないid:HALTAN:20080203:p8 の続きですが、大都市部に住んでおられる方にはピンと来ないでしょうが、地方では「外国人労働者は貴重な即戦力であり、もっと来て欲しい」「働き者の中国人の若者は素晴らしい」「地域のお年寄りや日人の若者とも共存」とかいう新聞記事やTV報道が、最近、ポツポツと目に付くようになっています。 その種の報道への批判は先のエントリに書いた通りですが、外国人労働者の「搾取」やジモティとの摩擦がこれだけ囁かれているのに、周回遅れの外国人労働者待望論が積極的に説かれる驚くべき光景が現実に存在するのです。当にビックリしますよ。 いや、あるいはこれは地方だけではないのかもしれません。報ステ辺りでも、「我々はこの現実を受け入れねばならない」

  • 2008-02-04

    東北地方は遅いのかもしれませんが、福祉犯を扱っている人の感覚では、裸の写真を送ってくるくらいなら、余裕で「被害児童」ですけどね。 児童ポルノ・児童買春法施行当初から モデルで出演してても「被害児童」 モデルで出演して売上比例で報酬もらっても「被害児童」 企画に参加してモデルで出演して売上比例で報酬もらっても「被害児童」 です。 だいたい、出会い系の児童買春で体売っててても「被害児童」なわけで、裸体をさらそうが、売ろうが「被害児童」ですね。 ただ、出会い系サイトで児童買春相手を誘引すると、「犯人」になります。でも児童買春まで進むと、「被害児童」。 最初からそういう法律なんだから割り切っています。単純な図式ですよ。 http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000802040005 性犯罪の「被害者」は少女。そんな単純な図式は崩れつつあ

    2008-02-04
  • 18禁同人誌のシュリンクと、子どもの性衝動の話。 - 馬刺しは馬乗り滅多刺しの略

  • アメリカの保守=日本の左翼? - HALTANの日記

    自分がいつも書いていることの再確認として。とはいうものの、保守の方々の名誉のために言いますと、保守派は「貧乏人は死んじまえ」と思っている訳ではなく、「政府が税金で集めて福祉をするより、民間の寄付による慈善活動で困った人を助ける方が良い」つまりcharity > taxと考える傾向が強い。こちらにある通り、Not only do conservatives give more to charity than do liberals, they give much more: a whopping 30% more, and this while conservative's income is less as a whole than liberal's「保守の人の慈善団体への寄付金額は、リベラルを圧倒的に凌駕する。しかも、保守の収入は総額で見ればリベラルより低い。」というわけで、アメリカ

  • さらば!「豊かな国日本」 - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    さらば!「豊かな国日」 (桐原 涼=経営評論家) もはや豊かな国ではない もはや日は豊かな国とは言えない。昨年末に内閣府が発表した「国民経済計算確報(2006年度)」によると、日の1人当たりGDPはOECD加盟30カ国中18位となった。2000年度時点では世界3位にあった日の1人当たりGDPは、以降毎年順位を下げ、今では下から数えたほうが早い位置にまで低下した。 「国民経済計算確報」のデータをもとに、世界における日の豊かさの位置づけを整理してみよう。1人当たりGDPが5万ドルを超える最上位グループには、ルクセンブルクや、ノルウェイなどの北欧諸国が並ぶ。そして4万ドル前後の第2グループには、アメリカ・イギリス・カナダなど欧米の主要国が位置する。日の位置づけはその下の第3グループである。 1人当たりGDPが3万ドル前後のこのグループには、日のほかにイタリア・スペイン・ギ