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ブックマーク / somethingorange.net (15)

  • オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange

    同じ新潟市在住ということが判明したので、「自問自答」のRy0さん(id:jimonjitou)と呑んできました。 ふだんはオフ会などでも少人数で長く喋ることはむずかしいのですが、この日はたった3人で6時間にわたってオタクトークしました。楽しかった! 当然、色々な話が出たわけですが、なかでも興味深かったのは、現在の若いオタクたちの実相。いまの大学では、たとえば野球や音楽の話題などに混じって、普通にアニメの話が出て来る、オタク文化の大衆化はそこまで進んでいる、ということでした。 へえ、うわさには聞いていたけれど、当なんだ。ただ、そこで出る話題は、やっぱり薄い、『らき☆すた』とか『けいおん!』とか、だれが可愛いとか萌えるとか、そういう話がメインであり、少し踏み込んだ話をすると浮く、と。 なるほど、わかるわかる。ある意味、予想通りですね。 その話をきいて思ったのは、昔のオタクが一般人のなかで孤立

    オタクがオタクのなかで孤立する時代。 - Something Orange
  • 「脱オタ」が無意味になる時代は来るか? - Something Orange

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    「脱オタ」が無意味になる時代は来るか? - Something Orange
  • 動物の権利怖いよ、動物の権利。 - Something Orange

    動物の権利(アニマル・ライツ)のサイトを巡っていたら、こんなQ&Aを見つけた。アニマルライツにかんする疑問質問に対して一つ一つ答えているのだけれど、その内容は相当に怖い。 たとえば、「動物実験を廃止することによって人の命を救うかもしれない医学的進歩がはばまれてしまう事をどう正当化するのですか?」という質問に対する答えはこう。 その根拠は私たちが同意を得ていない人間を強制的に実験台にしたりはしない理由と同じです! 我々が人体実験をしない事により得られていない情報は動物実験をやめることによって失われる情報よりも多いことでしょう。 もしも医学的進歩というものが命を救うためという理由で至上命題となるのであれば、なぜ動物だけがその救うべき命の対象とならずに虐待されなければならないのでしょうか? この世には「不正利得」と呼ばなければならないものがあり、動物実験によって得られる成果はまさにそれに当たるも

    動物の権利怖いよ、動物の権利。 - Something Orange
  • 売れるアニメと売れないアニメの差は何か。 - Something Orange

    4月から『精霊の守り人』が地上波放映されることが決定したらしい。まだしばらく先になるが、昨年を代表する傑作アニメーションなので、まだ見ていない方はぜひこの機会に見てほしい。 そのからだに精霊の卵を産みつけられた少年皇子チャグムの成長話であり、なりゆきからかれを守ることになった女用心棒バルサとの絆の物語である。 いや、これがおもしろいんだ。スリリングかつミステリアスな展開といい、重厚なドラマといい、最近のアニメでは出色の作品といってもいい。とにかく総合的に見て欠点がほとんど見当たらない秀抜な作品である。素晴らしい。 精霊の守り人 第1巻 (初回限定版) [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2007/06/22メディア: DVD クリック: 31回この商品を含むブログ (69件) を見る しかし、この作品のDVDは全然売れなかったようである。ここに転載された

    売れるアニメと売れないアニメの差は何か。 - Something Orange
  • Something Orange - 『らき☆すた』に見るChanging Same。

    『らき☆すた』について、id:Shsgsさんから反論が返ってきたので、答えてみる。 らき☆すたのよさを説明したものとして「女子高生の"日常"だからよい」あるいは「オタクな女子高生の"日常"だからよい」といったものがみうけられました。実は、kaien様ご指摘の部分については「日常」という言葉に比重を置いて言及をしていただきたかったということがあります。すなわち、わたくしは「女子高生の"日常"だからよい」という主張は肯定できないよと答え、かといって「オタクな女子高生の"日常"だからよい」といったように「オタク」という単語をつけたからといって肯定できるものでもないよとわたくしは主張するわけであります。 なるほど。ちょっとずれたやり取りになっているかもしれませんね。修正するよう努力しましょう。 もう一度確認しておくと、この「日常」という言葉について、id:Shsgsさんはこのように書いておられます

    Something Orange - 『らき☆すた』に見るChanging Same。
  •  『らき☆すた』ファンは思考停止しているのか? - Something Orange

    こなたさんが大変なことになっています。字幕付きのものもあるけれど、個人的には字幕は余計かな、という気がしますね。 それはともかく、id:Shsgsさんの『らき☆すた』批判がおもしろい。 複数の日付にわたって話が展開してるので、少々論旨を追いかけにくいところはあるのだが、とにかく『らき☆すた』を批判的に捉えていることは間違いない。 「論外の作品」、「程度の低い作品」、「評価しがたい作品」、「小学生あたりが日々の生活の中で述べる与太話の水準」などなど、「そこまでいうか」と思うような表現を並べて徹底的に批判している。 その意図は、7月4日の記事の、 少々感情的な物言いになるが、らき☆すたを掛け値なしに面白いといえる人は思考停止しているのではないか。 という表現に端的にあらわれている。『らき☆すた』ファンの皆さんは、どうか胸に手をあてて、自分が思考停止しているかどうか考えてみてもらいたい。 そして

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  • Something Orange - エロゲに求めるものは、エロでも萌えでも泣きでもない。

    「いい話」なら、それこそ小説でも映画でも漫画でも巷に溢れている。そこにエロゲが加わってもまあ構わんとは思うのだけど、今まで俺がやった「泣ける」という評価がくだっている作品は、正直ストーリやら設定やらもろもろ含めて考えると、傑作といわれる小説より一段低い。それが、ただ単にその程度のレベルなのか、そのメディアの形式によるのかはよく分からないけれど。 ――「「泣けるエロゲ」を周りに薦めてくるやつって」 「泣けるエロゲ」を周りに薦めてくるやつの話。 紙媒体の小説なんぞ読んだこともなく、エロゲしかやってないようなアレなヲタが、 ちょっと「泣ける」っていう要素を入れたエロゲをやった途端に目覚めて、 これはいい、これはいいと勧めまくってくるってだけの話じゃないのかな。 急に高尚さを求めだした的な。 「泣けるエロゲ」はストーリーがいいとは言うが、 文学や映画をたしなんでいる方面からの評判は聞いたことがない

    Something Orange - エロゲに求めるものは、エロでも萌えでも泣きでもない。
  • Something Orange - 「萌え」は普遍的。「オタク」から「シームレス」へ。

    文化とはシームレスなものである、と書いた。 もちろん、そこにはさまざまな区分がある。モーツァルトのオペラとJポップはべつのものだ。ルネサンスの彫刻とワンフェスで売っている美少女フィギュアはべつのものだ。しかし、個々の作品はそれらの区分を超えて影響を与えあっている。 『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦は、ゴーギャンの絵や西洋彫刻から影響を受けていると語っている(参照)。 もしゴーギャンがいなければ、あの華麗な色使いはなかったかもしれない。もしギリシャ彫刻がなければ、カーズやディオは生まれなかったかもしれない。 このように文化は数千年もの時と、数万キロの距離を越えて影響を与えあう。もちろん、そうやって生み出された荒木飛呂彦の作品も、次なる世代に多大な影響を与えている。その連鎖は、おそらく人類の歴史が続くかぎり続いていくことだろう。 だから、ひとつの文化が終わりを告げたように見えても、嘆くこと

    Something Orange - 「萌え」は普遍的。「オタク」から「シームレス」へ。
  • Something Orange - 「キャラ」を見ずに「作品」を語るひとたち。

    昨日、『零崎軋識の人間ノック』を読んでつくづく考えた。いやあ、キャラクター小説って、当におもしろいですね。 零崎軋識の人間ノック (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 66回この商品を含むブログ (236件) を見る ぼくだけではないと思うが、いったんあるキャラを好きになってしまえば、そのキャラがほかのキャラと絡む、それだけである種の快楽性が生まれる。『人間ノック』でいえば、玖渚友がちらっと出てきてわがまま言っているだけで何となく楽しい。 『涼宮ハルヒの憂』でいうなら、ハルヒとキョンがいつものように絡んでいるだけで一応おもしろいし、評判のよくない〈ネギま!〉の新作アニメも、お馴染みのキャラが出ているだけでそれなりに楽しく見れたりする。 涼宮ハルヒの憂 1 通常版 [DVD] 出版

  • ■ - Something Orange

    色々考えたのだけれども、そういうものの中において、もはや男性の欲望は少女の主体の側に同化してるんじゃないかと。少女を殺してべたMとか、そもそも殺したいとかべたいとかいうことの中には同化の願望があるんじゃないか。 田透氏なんかの著作を読んでいても、現実の女はイラン、2次元だけでいいと書いてあるけれども、じゃあどうしてそうやって必死で作り上げるイメージが少女なのか。女でなければならんのか。ということが気になるのですよ。なんで少年同士で、とかいうことには間違ってもならんのか。だって持ってるカラダが違うじゃないですか。なぜ大塚英志氏は少女に異常な執着を持って研究なさるのですか。 ――「少女になりたい人たち」 2ヶ月も前の記事だが、最近見つけたので言及しておく。 さて、どうだろう。ぼく個人にかんしていうなら、少女になりたいという願望はないと思う。 潜在意識の底までさらってみればどうかはわからな

    ■ - Something Orange
  • Something Orange - 「物語」として読むか? 「ゲーム」として遊ぶか?

    Fate/stay night 通常版 出版社/メーカー: TYPE-MOON発売日: 2004/03/26メディア: CD-ROM クリック: 63回この商品を含むブログ (74件) を見る 鬼哭街 出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2002/03/29メディア: CD-ROM購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る お嬢様組曲 初回限定版 出版社/メーカー: Symphony発売日: 2005/04/22メディア: CD-ROMこの商品を含むブログ (15件) を見る To Heart 2 XRATED 通常版 出版社/メーカー: リーフ発売日: 2005/12/23メディア: DVD-ROM クリック: 148回この商品を含むブログ (10件) を見る 「お嬢様組曲」、西九条小雪シナリオをクリア。お約束のラブコメ展開を経て、お約束のハッピーエンド。

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  •  萌えカルチャーと教養主義 その3 感性の時代 - Something Orange

    じつは「オタク学入門」には、わずか数ページではありますが、美少女キャラクターについてふれた一節が存在します。 そこで岡田さんはこういったキャラクターには「文脈」があり、それを把握しておくことが大切だ、という話をしている。しかし、ふしぎなことに、それではその「文脈」というものが具体的にどのようなしろものであるかは語られない。 むしろそのような文脈とは、説明不要な、あるいは説明不可能なものとして捉えられているように読める。 つまり、わかるひとにとってはあまりに自明なのに、わからないひとにとってはさっぱりわからない、そういうものであるということなのでしょう。 しかもそれは時代時代によって瞬く間に移り変わっていく。それを捉えることができるのは、膨大な知識や執拗な分析ではなく、ある種の感性だと思います。 まあ、ある作品を楽しむためにはそれなりの感受性が必要とされるという、あたりまえすぎるほどあたりま

     萌えカルチャーと教養主義 その3 感性の時代 - Something Orange
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