各国において貯蓄や健康管理などの傾向はそれぞれに異なるが、イェール大学の研究によれば、これらの傾向はその国で話されている言語の文法に左右されているのだそうだ(本家/.、Mother Board記事)。 たとえば英語やギリシャ語の文法は現在と未来を明確に区別している。そのため英語やギリシャ語を話す人は将来をずっと先のことのように感じてしまい、長期的な見通しや動向を無視してしまう傾向があるのだという。逆にドイツ語の場合現在と未来の境目がより曖昧なため、ドイツ語を話す人は将来がより目前に迫っていると感じられるとのこと。実際に統計上、英語やギリシャ語を話す人は貯蓄下手で肥満の人が多く、ドイツ語を話す人は貯蓄残高で勝っており肥満の人も少ないのだそうだ。 文法上「現在形」と「未来形」の区別は「FTR」と呼ばれているが、Keith Chen氏の論文によれば日本語はこのFTRが弱いとのこと。日本には貯蓄上