MicrosoftがWebメールサービスLive Hotmailでアカウントの不正登録を防ぐために変更を施したCAPTCHAシステムが、再びスパマーに破られていると、セキュリティ企業のWebsenseが伝えた。 CAPTCHAは、相手が人間かどうかを見分けるために各種Webサイトが導入している変形文字。Websenseによれば、Microsoftはボットやコンピュータプログラムによってアカウントが自動的に登録されるのを防ぐため、2008年にCAPTCHAに変更を加えた。しかし、今回判明した攻撃でそれが徒労に終わったことが分かったという。 Microsoftが悪用を防ごうとCAPTCHAに手を加えるたびに、スパマーはそれに対応する。CAPTCHAを破ってメールアカウントを登録し、大量にスパムメールなどを送ってユーザーのマシンをマルウェアに感染させ、情報を盗み出しているという。 CAPTCHA
ストーリー by nabeshin 2008年02月29日 11時59分 hotmailやYahoo同様にGmailもデフォルト拒否のサービスが増えてしまうか 部門より 本家ストーリーより。WebsenseによるとGmailのCAPTCHAが破られ、成功率2割でボットがアカウントを作っているとのこと。Websenseのレポートに詳細が載っているが、それによるとボットネット内の2つのコンピュータを組み合わせて処理が行われている模様。第二のホストの役割は、第一のホストが失敗した場合のバックアップか、もしくは何らかの精度チェックをしている可能性があるとのこと。さらに、ボットはCAPTCHAを解読している間ヘルプを読むふりをしてタイムアウトを防いでいるという。
Webサービスの認証などに利用される変形文字のCAPTCHAはユーザーの妨げになるだけで、不正アカウント取得を防ぐ役には立たなくなったのか。 Webサービスでアカウントの不正取得を防ぐために使われている変形文字の「CAPTCHA」は、もう役に立たなくなっている――。人気WebメールのCAPTCHAを破るボットの相次ぐ登場を受け、セキュリティ研究者がこう指摘した。 セキュリティ企業のWebsenseは先に、米Microsoftの無料Webメール「Windows Live Mail」のCAPTCHAを破るボットが出現したと報告。続いてGoogleのGmailのCAPTCHAも破られたと伝えている。 IBM傘下のセキュリティ企業Internet Security Systems(ISS)のガンター・オルマン氏は2月25日のブログでこうした現状について紹介。CAPTCHAはかつてはいいアイデアだっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く