PC遠隔操作事件で、「真犯人」を名乗る人物からのメールアカウントに朝日新聞と共同通信の記者がログインした問題で、警視庁は6月25日、不正アクセス禁止法違反容疑で朝日新聞の記者3人と共同通信の記者2人を書類送検した。 朝日新聞は6月25日、「不正アクセス禁止違反の犯罪は成立しないことが明らかと判断した」とする見解を発表した。「『真犯人』は犯行声明メールの中でパスワードを公表しており、メールアカウントへのアクセスを広く承諾していた」ため、不正アクセスには当たらないと主張。ログインは「正当な取材行為」であり、「違法性を欠く」としている。 「真犯人」はログインを「広く承諾」していた? 朝日新聞によると、昨年「真犯人」が送信した犯行声明メールには「当該メールアカウントの識別符号(パスワード)が記載されていた」ため、記者はこれを使ってログインしたという。 これについて朝日新聞は、不正アクセス禁止法は「