国内の優れたオーケストラ作品に贈られる「尾高賞」のことしの受賞作に、作曲家の権代敦彦さんの作品が選ばれ、28日、東京で授賞式が開かれました。 64回目となることしは、作曲家の権代敦彦さんの作品「オーケストラのための“Vice Versa”ー逆も真なりー」が受賞作品に選ばれました。権代さんは今回初めての受賞で、作品全体に細かい工夫がちりばめられ、室内オーケストラの力を最大限に引き出したことなどが評価されました。 28日、東京・新宿区のコンサートホールで授賞式が開かれ、権代さんは「これまで何度も推薦作に上がりましたが、やっとこうして賞を頂くことができました。『明暗』や『善と悪』などの対比を表現しつつ、最後にはすべてが表裏一体であることが分かるような作品を目指しました」と話していました。 このあとNHK交響楽団がこの作品を演奏し、緊張感にあふれるおよそ30分間の演奏のあと権代さんがステージに上が
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