昨年末、ヨミウリ・オンラインの「ジブリをいっぱい」で、鈴木敏夫プロデューサーのインタビューを掲載しました。今年7月公開のスタジオジブリの新作「ゲド戦記」(宮崎吾朗監督)について、スタジオ近くの「秘密の部屋」でじっくり語っていただいたものです。 ご本人からは事前に「インターネットはスペースの心配をしなくていい媒体だから、語ったそのまま掲載してほしい」と言われていました。こちらもその考えに賛同し、映画化に至った経緯を詳しく伝えるため、できる限り省略せず、記事にしたつもりです。 しかし、掲載された記事に対し、鈴木プロデューサーから「これではダイジェストじゃないか」と電話がありました。 誤解を覚悟で言えば、世に存在するインタビューは、そのほとんどが「編集」されています。そもそも、人は物事を常に論理的に考えているわけではありませんし、会話というのはしばしば脇道に逸れるものです。質問も、前後の脈絡なく
新年あけましておめでとうございます。 今年は、いきなりドラマ「24」と携帯電話ビジネスとiPodに関連した話題からお送りします。 ドラマ「24」は今年も全世界的に大きな話題を呼びそうです。 米国では、再来週から、この人気ドラマの第5シーズンの放映が始まります。 私は放映に先駆けて、アップル社からも関連した発表があるのではないかとひそかに期待しています。 来週開催のMACWORLD EXPO/SAN FRANCISCOというイベントで、アップルが米国のテレビ会社「FOX」と提携するんじゃないかと... 今回はインテルCPU搭載Macが出るんじゃないかと注目が集まっており、他に新しいiPodなどの噂もありかなりもりあがっています。 私はそれらの発表に加え、さらにアップルが「FOX」と提携して、「24」のシーズン5をiTunes Music Storeで発売するんじゃないかと思っています。 これ
スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOXを買ったんですが、これがものすごくすばらしい! IV・V・VI以外に「BONUS MATERIAL」というオマケディスクが付いているのですが、この内容がすばらしいんです!このディスクだけでもお値段(6,480円)の価値があると思います。 ありがちな「メイキングもの」かと思ったのですが、映画産業にジョージ・ルーカスおよびスターウォーズが与えた影響を克明に理解することができ、ビジネススクールのケースとかプロジェクトX並、というかそれ以上の濃い中身です。スピルバーグをはじめ、現代映画産業の主要な登場人物のインタビューも。 スタートは1970年代まで遡るんですが、ルーカス曰く、「1970年代は、映画会社の創業者が退いて、映画会社が他の産業に買収された時代」で、そうした食品会社などの異業種は、映画制作のことがよくわからないので、調査やマーケティング手法でい
先週、ソニーが新経営陣による“エレクトロニクスの復活”を目指した新経営戦略を発表した。このところ特に国内におけるブランド力、市場への影響力の低下を叫ばれているソニーが、経営陣刷新でどのような答えを示そうとしているのか。大いに注目していたのだが、率直に言えば新味には乏しい内容だったように思える。 しかし彼らが抱える問題は、決してソニーだけの問題ではない。市場全体がエレクトロニクス製品に対して厳しい環境に置かれているからだ。それはデジタル家電だけではなく、デジタルカメラやパソコン、プリンタといった他のデジタル機器にも通じる問題点なのかもしれない。 ソニーの苦しみはコンシューマー向けエレクトロニクス製品全体の問題を投影していると言えるのかもしれない。 かつてソニーを支えたものとは ソニーの苦しみについて考える前に、なぜソニーはブランド力を築き得たのか。その点について考察する必要があるだろう。なぜ
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