東日本大震災での文化財を救出する国の「文化財レスキュー事業」のことを、岩手県が、各市町村へ伝えていなかったと、きょう(2013年2月18日)の読売新聞が報じています。 県の対応の「不備」によって、津波で劣化した文化財を破棄するなどの自治体があったとしています。 ネットでは記事が流れていないようなので、記事の概略を。。。 文化庁が2011年3月30日に、「要請があればレスキュー隊を派遣する」との通知を、各県に送った。 宮城県は要請をうけて現地を本部を設置した。 岩手県は「自分でできるから」と、各市町村の要望の有無も確認せずに放置した。 ということになります。 記事では触れていませんが、福島県はあのころ、それどころではなかったので、まったく文化財レスキュー事業は動いていませんでした。つまり、大きく被災2県の対応が焦点となるわけです。 宮城県「イイネ」、岩手県「ダメネ」 国から見ると、こうなるの