1. 研究目的 現在大学図書館がレファレンス・サービス(参考調査)の際に使用している記録用紙は、学生の質問に対し一問一答に対応する単発的なものである。そのため長期的学習環境にいる学生が満足できる情報支援サービスではない。本研究では、学生の「課題探求能力」育成を重視すべく、レファレンス・サービスの記録を学生の学習効果がわかるポートフォリオ型のレファレンス・カルテ(学生個人別記録)として構築し、教育的にサポート(支援)できるツールとして、その効果と有効性を明らかにすることを目的とした。 2. 研究方法 (1)図書館情報リテラシー教育(初年次教育、キャリアデザイン授業、図書館活用等)の実施状況及び実施後のレファレンス・カウンターでの学習支援効果を調査。調査結果については、「図書館情報リテラシー教育実施後の学習支援体制について一質問紙調査に基づく考察」(『図書館学』104号2014.4)に発表。(
内容をスキップ ホーム ホーム 2024年7月20日(土) 子どもと本をつなげるために 続きを読む 山口県支部 研究発表会 令和6年7月6日(土) 山口県立大… 続きを読む 令和6年度春季研究発表会 プログラム・参加申し込み、および発… 続きを読む 福岡県支部ページを今年度向けに更新しました。 詳細は以下のペ… 続きを読む
平成26年度 春季研究発表会 2014年6月28日(土) サンメッセ鳥栖 総会・発表会・懇親会のプログラムについてはこちら 14:15-14:45 大会議室2 原田由紀子(松江市学校図書館支援センター) 学校図書館支援センター機能に関する一考察 1 はじめに 現在、島根県内全域において取組んでいる学校図書館活用教育は東出雲町の実践がモデルである。2005年から東出雲町のひとつの中学校区の連携を軸とする図書館活用教育の小さな支援体制モデルを構築した。2011年8月に松江市との合併により「ひとつの支援体制」ができた。 県の施策と連携しながら取組んだ本市の学校図書館活用教育について「支援」を視点に考察する。 2 学校図書館活用教育の定義 2.1 学校図書館支援センター事業にかかる先進地視察等からの考察 先進校の司書教諭異動、千葉県市川市と袖ケ浦市等の視察から異動に左右されない地域全体のシステム構
乳児に絵本を贈る「ブックスタート」事業に2006年度から取り組んでいる牟岐町立図書館は、その後成長した牟岐小学校の1年生に2冊目の図書を贈る「セカンドブック」事業を14年度から始めた。県内自治体では初の導入。 14年度は町内唯一の小学校の牟岐小1年15人全員が対象で、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書4作品から1冊を選んでもらった。 ブックスタートの絵本で図書に親しみ、その後も読書習慣を身に付けてもらう目的で、町立図書館の木本千代子司書が考案した。コンクールへの応募を促す狙いもある。14年度の事業費は5万円。 牟岐小では絵本にリボンや名札を飾り付け、1年生を担任する浅田清子教諭が児童一人一人に手渡した。井上咲都美さん(6)は「好きな本がもらえてうれしい。家に持って帰って大切に読みたい」と喜んだ。 町立図書館長の峯野高明町教育長は「読書量は学力の向上にもつながるので、継続的に取
お知らせ 一覧を見る ◆2024年4月18日更新 保存科学63号(令和5年度)掲載報文、報告、資料PDFを公開しています。 ◆2024年4月1日更新 文化財害虫を調べられるWEBサイト「文化財害虫検索」の公開。 ◆2023年4月11日更新 保存科学62号(令和4年度)掲載報文、報告、資料PDFを公開しています。 ◆2022年6月6日更新 保存科学61号(令和3年度)掲載報文、報告、資料PDFを公開しています。 ◆2021年4月2日更新 保存科学60号(令和2年度)掲載報文、報告、資料PDFを公開しています。 『文化財修復の現状と諸問題に関する研究会報告書』を公開しています。 ◆2020年6月10日更新 保存科学59号(平成31年度)掲載報文、報告、資料PDFを公開しています。 ◆2019年4月10日更新 「美術館・博物館のための空気清浄化の手引き」を公開しています。 ◆2019年4月10日
和紙のフォクシング -異なった場所に保管されていた同じ見本帖『手漉和紙』(昭和44年)を比較する- 2010/04/08 蜂谷伊代 保管環境が異なるところに置かれていた同じ和紙見本帖( 計4冊 )の特定の和紙に発生したフォクシングの形態を調査・比較し、同一の和紙であっても環境の違いによって発生の有無、その形態の違いが出てくることを確認した。 1.フォクシング形態の研究の経緯 フォクシング( foxing )とは、日本においては “星”とも称される、経時した紙の上に生じるきつね( fox )の毛の色の着色物や茶褐色の斑点のことを総称したもので、絵画・文書・書籍における代表的な劣化症例の一つである。その発生原因については、過去に様々な調査研究が行われ、現在は金属起因説、微生物( カビ )起因説、もしくはその組み合わせなどが挙げられている。未だ結論は出ていない研究途上の課題ではあるが、発
カビ問題でお困りの方にカビ専門家が対応します カビ問題について、専門的な視点から迅速かつ的確に対応できる 中立的な相談機関が「NPO法人カビ相談センター」です。 カビ問題で悩む⽅に、カビ専⾨家が対応します。 「NPO法人カビ相談センター」 は、皆さんが快適で健康な生活ができることを願って活動しております。 カビ相談センターの 主な事業内容 NPO法人カビ相談センターでは、以下の業務を柱に活動しています。 試験検査・現地調査 カビに関わる試験検査および現地の状況に合わせて調査をします。原因を明確にし、解決に導きます。 技術研修 初心者または経験者を対象に技術研修会を開催します。また、指導者育成も行います。 セミナー・講演会など 正しい情報や知識を得るためのセミナー・講演会・シンポジウムなどを開催します。 共同研究 基礎研究および応用研究を共同で技術交流しながら行います。また、開発研究について
文化財IPMコーディネータとは IPM(総合的有害生物管理)は、農業分野をはじめ、薬剤だけに頼らず生物被害を防除する考えで行われている手法で、博物館、美術館、図書館、資料館、文書館等においてもこの手法によって虫菌害を防除することが広まりつつあります。 しかし、博物館、美術館、図書館等の文化財の収蔵を中心とする施設については、農業分野等の手法をそのまま導入することは難しいため、各館の環境に応じたIPMの手法が必要です。清掃・温湿度調整などの環境管理と薬剤などを用いた防除を組み合わせ、文化財に加害する害虫をなくし、目に見えるカビの被害を防止することを目指す方法で、当研究所ではそのような手法を「文化財IPM」と呼んでいます。 「文化財IPM」の具体的な手法は、対象となる文化財等の種類や収蔵・展示施設の状況などによってさまざまですが、これらを実行するには、一定の知識・技術をもった者が、適切に作業内
この本制度は文化財虫菌害の防除を行う技術者の能力認定を行い、その業務の適正を図り、もって文化財虫菌害の防除施工の確実性と安全性を確保し、文化財の保護に寄与することを目的につくられたものです。 作業主任者は主に文化財の虫菌害防除施工や被害調査を行う技術者の資格です。本資格を取得するには、下記の講習会を受講し、認定試験に合格する必要があり、資格は3年ごとに更新する必要があります。 文化財虫菌害防除作業に関する 講習会と作業主任者能力認定試験 「文化財虫菌害防除作業主任者」の資格を取得するための講習会と試験です。主に文化財虫菌害防除技術者、文化財保存管理者等を対象としており、2日間の講習を受講し、3日目に試験を実施します。講義内容は、文化財の害虫、カビの基礎知識・被害防除対策、燻蒸処理の基礎知識、安全対策、労働衛生についてです。毎年1回、3月頃東京で開催しております。 資格取得 ①例年3月頃開催
2014年7月3日、文化庁は、2014(平成26)年度「美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業」の採択を決定し、公表しています。 「大規模災害に対応した文化財等の防災・救出に係る全国的な体制整備等」には、独立行政法人国立文化財機構による文化財防災ネットワーク推進事業(内定額は1億8,900万円)が採択されています。 「映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究」には、独立行政法人国立美術館(東京国立近代美術館) による映画におけるデジタル保存・活用に関する調査研究事業(内定額は1億7,100万円)が採択されています。 なお、2014年7月中旬以降に、追加募集を行う予定とのことです。 平成26年度「美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業」の採択について(文化庁, 2014/7/3付) http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/2014070
ORCIDへのコミットのしかた、についてのメモ(唐突)。 研究者個人に対してグローバルなIDを与えるORCIDでは、 Membership Sponsorship Ambassador という制度がある。それぞれお金が必要だったりなかったり、いろいろなメリットがあったりなかったり(?)。 Membership http://orcid.org/about/membership メンバーリストを見ると、日本からはNII、JST、そしてAtlas社が参加している。海外では、大学レベルで入っているところもある。日本でも金沢大学が入っていたという情報(p.5)があったのだけど、少なくともいまは掲載されてない。 メンバーの種類は Member Category Basic Member, Premium Small, Premium Large Licence Type Creator Licens
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