長崎市など50年に一度の大雨 福岡も1800世帯に避難勧告 [長崎県] 2014年07月03日(最終更新 2014年07月03日 21時48分) 水しぶきを上げて走る車=3日午前10時半ごろ、長崎市のJR長崎駅前写真を見る南阿蘇村を流れる白川の「鮎返りの滝」。大雨を集めて黒い濁流になり、ゴウゴウとすさまじい音を響かせた写真を見る 九州は3日、活発化した梅雨前線や低気圧の影響で、北部を中心に大雨に見舞われた。長崎地方気象台は長崎市、長崎県西海市(江島と平島を除く)、同県東彼杵町で3時間の雨量が50年に1度の記録的な大雨になったと発表。交通機関は大幅に乱れ、各地で崖崩れや家屋の浸水などが発生し、住民の避難も相次いだ。 崖崩れにより福岡県と長崎県ではそれぞれ住宅2棟が一部損壊。いずれもけが人はなかった。福岡県では約1800世帯に避難勧告が出され、福岡、佐賀、長崎、熊本の4県で少なくとも計26世帯