九大生 過疎を“体感” 熊本・多良木を訪問 [福岡県] 2014年09月03日(最終更新 2014年09月03日 00時22分) 槻木地区を流れる綾北川で、ヤマメをさばく九州大の学生たち写真を見る 九州大法学研究院(福岡市)の学生12人が2日、地域再生プロジェクトを進めている熊本県多良木町槻木(つきぎ)地区で、山里の暮らしに触れようと農作業を体験した。地元住民の過疎対策の話にも耳を傾け、再生の取り組みを学んだ。 槻木地区は人口約130人、高齢化率約7割の限界集落。町はプロジェクトの一環で今春、休校していた槻木小を児童1人で7年ぶりに再開させた。 学生たちは、西日本新聞寄付講座のゼミ生。大西直人教授の指導の下、地方分権に伴う住民と地方自治体の在り方を学んでおり、その一環で大西教授とともに1~3日の日程で同町を訪れている。 この日、ゼミ生たちは住民に習いながらそば打ちやクリ拾い、地元養魚場で飼