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ブックマーク / dora-hikarilibrary.air-nifty.com (11)

  • ご無沙汰してます: DORA-LOG2 

    ブログにupするネタは沢山あるのですけど、このところいろいろ忙しくて。 upしないのは忙しいからだけではなく、様々な技法をあまり安売りしたくないという理由もあります。 いま「資料の魅力を引き出す図書館のディスプレイテクニック」というテーマで原稿を書いています。これは、主に講座のテキストとして使うことを目的としていますので、このテキストだけが独り歩きしても困るので、図書館に関する話題は「封印」しておきたいと思います。 資料情報とそれを必要としている人を結び付けるというコンセプトでこれからも活動は続けていきますが、立ち位置は「図書館利用者」の側に変えるつもりです。 ところで、今の図書館を改めて外から見ると「苔生した水槽」のようです。水も交換しないで、いや、きれいな水を買うお金がないから我慢しろって、使えるお金の範囲で細々とやっているようなイメージです。ここで言いたいのは「水を買うたるのお金

    kitone
    kitone 2012/04/16
    「水を買うたるのお金が足りなければ、いま持っているものを活用して稼げよ」
  • コピーの提供: DORA-LOG2 

    最近の公共図書館では、コイン式のコピー機が当然のように置いてある。お客様目線で見ると、コンビニにあるコピー機と幾らも違わず、自分がコピーしたいものがあれば自分自身でコピーが入手できるものと思うだろう。しかし、勝手にコピーをしようとすると、多くの公共図書館では確認を求められる。図書館でのコピーの要件を知っていれば当然のことと理解できるが、今、公共図書館を使う人の多くは著作権の認識が薄いのが現実である。 セルフ式のコピーについての是非についてはある程度方向性は見えていると思うので改めて論じることはしないが、基だけ確認すると、お客様が自分でコピー機の操作をする場合であっても、著作権法による「図書館等の利用者の求めに応じ、その調査研究の用に供するために、公表された著作物の一部分(発行後相当期間を経過した定期刊行物に掲載された個々の著作物にあつては、その全部)の複製物を一人につき一部提供する場合」

    kitone
    kitone 2012/02/20
    「コピーを失敗した時の取り扱いを巡りトラブルになるケースがある」→これが実際にあるということに驚く、感心する。
  • 本に情報を付け加える: DORA-LOG2 

    にポケットを付け、そこに書評のコピーや販促用のチラシなどを入れておく。話題になり、いろいろな処で紹介される程、ポケットに入る情報は増えていく。データに情報を掲載するのも一つだが、現物のに関連情報を付けていくことで、市販のとの差別化を図ってはどうだろう。情報量が多ければ、該当を含めてファイリングしたものを一つの資料として提供してもいい。外箱を作って一緒に収めてもいい。或いは再製もありだろう。 買ってきたままのを提供することなら誰でもできる。に独自の情報を付け加えオリジナルの情報源として提供する。このように、少し目線を変えてみないか?

    kitone
    kitone 2012/02/13
    ”growing”
  • これからの資料収集: DORA-LOG2 

    資料費がだんだん減っている現在、資料費に依存した図書館サービスは危険だという持論については、このブログ上の文章からも読み取れると思う。この状況に対応するために自館の選定リストの公開や、収集予定資料の寄贈依頼の方法など変えていかなければいけないと考えているが、寄贈資料を図書館の意図によりコントロールすることはそう簡単にできるものではない。 寄贈を受け入れて、受入希望がある図書館の連絡調整をする仕組みがあれば良いのかもしれないが、寄贈される資料がどのようなものかという現状を見れば、寄贈資料をそのまま利用するより、売却、現金化のシステムを考えた方がより現実的だろう。 さらに購入の方法についても再考する必要があるのかもしれない。 例えば、誰でも閲覧できる書誌データベース上に一つの図書館が収集したいが、購入もできず寄贈でも収集できない資料の書誌に収集希望のフラグを立てる。これにより、このフラグを

    kitone
    kitone 2012/01/25
    「私たちは、どうしても目の前にある要求に応えようとしがちになる。」→「地域の要求」
  • 休館日を減らすだけがサービスなのか: DORA-LOG2 

    以前から「多くの人が休んでいる日こそ図書館のようなサービス施設は開いているべきだ。」という要望は強いと感じます。また、多くの人のライフスタイルに合わせ、夜間の開館に配慮したり、24時間開館の図書館などが見られるようになってきました。図書館利用可能時間はこのような要望に呼応して拡大し便利になったと喜ばれる声が多く聞かれるようになったのですが、一方でサービスの中身の提供の部分で当に充分なものが提供できているかという点で不安を感じているのも事実です。 例えば、年末年始やお盆休みなど、長期の休みの時、図書館は「開いてて良かった」という状態なのかもしれませんが、出版社、取次などは休みのための供給とに関する情報の供給はかなり制限を受けます。また、レファレンスの対応にしても、協力を求めるべき他の公共図書館や類縁期間などが休館していては充分な回答ができないことにつながります。 さらに、情報提供と

    kitone
    kitone 2012/01/19
    なるほど。でも、開いてて本が読めたり借りられたりするだけで十分、という利用者は多そう。「長い目で見たらどちらが必要とされる図書館になるのだろう」と問われたらよく分からない。
  • 電子書籍と公共図書館: DORA-LOG2 

    ビデオソフトが普及し始めた頃、公共図書館でビデオソフトと共にビデオデッキを貸出したという話があった。 その後再生機器の低価格化、家庭への普及により、公共図書館で再生機器を貸し出す話は聞かなくなったが、この取り組みが公共図書館の映像資料の導入の基礎となったことは紛れもない事実である。 映像ソフトの普及については、レンタルの果たした役割が大きく、公共図書館での提供は予算との兼ね合いで充実できないこと、耐久性に欠けること(特に使い方が有料のサービスと比較して乱暴で、1カ月も持たずに使えなくなる例もある)、貸出し許諾が得られているソフトの魅力に乏しいことなどにより、どちらかというと「人寄せパンダ」のような位置付けであり、図書と同列で扱う資料とは言い難い。 一方で、映像ソフトの提供は、パッケージに固定した有体物としてのソフトの形態はメディアは変化しているが不動の地位を得ているが、これに加えてイ

    kitone
    kitone 2012/01/14
    地域資料〜学内生産物
  • 本のディスプレイの標準化: DORA-LOG2 

    図書館のディスプレイについてのを見て、この分野はまだまだ型が出来ていないのだな、と改めて思う。 そもそも図書館を飾ることが普通になったのはごく最近のことで、書架に普通に排架する以外に、の表紙を見せて置くことなど、考えられなかったことだろう。何しろ表紙が命の絵ですら、表紙を見せて置くようなスタイルが定着し始めたのは最近であり、見つけやすさより数を収めることを優先していたのだから。 要は、順番どおりに並んでいるのが探しやすいからということがディスプレイが普及しない理由として挙げられるのは確かだが、ディスプレイが必要でない理由はほかにもあるようだ。 例えば、お客様の要求に沿った資料収集を優先する図書館であれば、図書館がわざわざ「こんな資料がありますよ」と紹介しなくてもコンスタントに利用されるから、つまり紹介するまでもなく、お客様が自らを見つけやすいという理由だろう。 つまり

    kitone
    kitone 2011/12/14
    図書館での本の魅せ方。「ディスプレイって、ストーリーとか背景設定とかが必要なんだよ。」
  • 付加価値としての資料提供: DORA-LOG2 

    人と資料(情報)をつなぐ何かができないか?と、問うてみる。 それも、単純にを提供するとか、雑誌を提供するとか、新聞を提供するとかではなく、興味の入口になるキーワードを押さえ、そこから関連する情報を芋づる式に引っ張ってしまう手法で。 何かの価値を高めるために資料を提供するということ。 これまでの公共図書館の情報提供の手法と比べてみると、その違いは明白であり、また、従来型の情報提供の限界が見えてくる。 ある一つの情報自体の価値に依存していたのがこれまでの図書館。ところが、最近の状況をみると情報自体の価値が下がっている。だから、従来通りの資料提供をしてもその情報を必要とする人が減るのは当然のこと。だからという訳ではないが、魅力あるおまけを付けて情報を提供しようと考えるようになる。 最近の雑誌をみるとこのような状況がよくわかる。最近の雑誌は雑誌体の情報を売っているのか、バッグなどの付録

    kitone
    kitone 2011/12/08
    情報の「単価」が下がっている状況では何らかの価値を付加せざるを得ない、ということかな。
  • 二重行政: DORA-LOG2 

    私たちが県庁に行って、直接何かをしてもらうということは殆ど無い。仮に何かやってもらうことがあるとすれば、市町村の窓口に行くのが普通だ。 例えば、市町村課というところでは、県下市町村を相手に仕事をしているが、市町村の住民に対し直接何かをしている訳ではないことを見ればよくわかる。しかし、図書館のサービスは、他の部署の役処と比べると明らかに違う。 図書館に関わる私たちから見れば、市町村の図書館のバックアップだとか、後方支援としての役割に期待している訳だが、普通の住民にとって見れば都道府県立も市町村立も同じ「図書館」でしかない。増してや、同じように貸出ししているとなれば尚のことだ。 これを二重行政と言われれば、確かにご尤もなところはある。ただ、前提として、全市町村に図書館があることが求められることになるが、それでも県庁所在地にあって恩恵を受ける住民の意識としては、同種の施設がダブって存在する

    kitone
    kitone 2011/11/30
    「同時に問われているのが、二重行政と言われたときに、図書館サービスが必要だと反論するための確固たる理由についてである。」
  • [図書館]決意の日: DORA-LOG2

    いろいろ思うところがありまして、日、現在の役所を退職する決意をしました。 これからは、違う立場で図書館を支える仕事に就く予定です。 実は、数年前に勤務する図書館が指定管理者になったら、それは私自身が不用と言われたも同然なので、その時は辞めると書いて因縁をつけられたことがあります。現在のところ勤務先が指定管理者になった訳ではないのですが、私にとっての20年目という節目の年でもあり、1つの図書館を無難に経営するだけであれば、もう誰でもできるという気持ちも相まって、さらに、これからの図書館を支える人材が希望を持って図書館仕事ができるようにするための環境づくりをし、図書館界からの人材流出を喰い止めたいという思いを込めて、不退転の決意をここに示すものであります。 これまで、私の図書館での活動を応援してくださった方々には厚く御礼申し上げます。 取り急ぎご報告まで。

    kitone
    kitone 2010/01/16
    「これからの図書館を支える人材が希望を持って図書館で仕事ができるようにするための環境づくりをし、図書館界からの人材流出を喰い止めたい」
  • DORA-LOG2: [File98]図書館パッケージの情報収集機能

    図書館で使うパッケージソフトは、図書館員が業務を貸出中心に考えているからかもしれないが、見事なまでに貸出中心の図書館のために作られている。当然と言えば当然だが。だから、貸出に付随するサービス、例えばwebからの予約機能みたいな機能は充実するのだが、反面、検索に関してはお粗末としか言いようがない。 さらに、それ以上に弱いと思うのは情報収集系で、統計数値を知ることができるのは1日の業務終了後だったりするのは、POSシステムでリアルタイムの売り上げ数値を参考にしながら、その日の売上査定を気にしていた身としては到底満足できない。 自分としては、貸出数値などどうでもいい。いま一番収集したい情報は、webOPACでどんな検索キーワードが入力されたかというデータである。そのデータをリアルタイムで取得し、類似キーワードの検索回数や、特殊性などを分析し、その日の展示やコレクション形成のためのデータとして

    kitone
    kitone 2009/04/09
    リアルタイムなんて高望みはしないから検索クエリのログが取れるようにしてください(涙
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