ではなぜ、吉岡がそれをできないのかといえば、こういう考えの人だからだ。 「私はそもそも自分の中に嫌われる要素があるなと思っていて。そういう部分はちゃんと受け入れて、それでもみなさんに真剣に作品を届けたいと思っているので。嫌われても、私は作品を見てくださる方が好きだから。(略)失敗する、嫌われるかもしれないと思っていてもやる。そういうことを生きていく上で大事にしたいんだと思います」(BuzzFeed Japan) これも役者としての真摯な仕事観である。ただ、問題は彼女が大事にしたい演技を続けていくにもそれなりの人気が必要なことだ。たとえば、前出の「嫌いな女優」アンケートでは、その演技への低評価も見られ、男性からのこんな声もあった。 「演技力ゼロ。嫁さんだったら最高なんだけど……」 個人的に、彼女の演技力がゼロだとは思わないが、よほどの大根でない限り、演技の評価なんて見る人の好き嫌いでしかない
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