小論文のコツは構造にある お勧めの参考書『小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳』 筋が通った論文 論文やレポートは読んでみて「筋が通っている」という点が一番重要です。「日本人の論文やレポートは何を言いたいのかわからない」という批判をよく受けるようですが、これは「論文で言いたいことが書いている本人にもわかっていない」という大問題がある場合は別にして、やはり、どのように書いて表現するか、まとめるか、というのが大きなネックになっていると思います。筋が通るように書けば、ずいぶんわかりやすくなる論文が多いのではないでしょうか。 日本人が論文が苦手、という原因は国語教育のせいもあるでしょう。日本の国語教育はあくまで文学的・情緒的な文章に中心がおかれているようで、論理的な文章を書く、というトレーニングを積む機会がなかなかありません。こうした文学重視・論文軽視の基
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