グノシーの完全子会社「ディグウェル」が制作した虚偽広告。シミが消える効果をうたった医薬部外品の広告だが、これを作った元アルバイトライターによると「ビフォーアフター」の画像は韓国のサイトから無断で借用し、つけられているコメントも架空だった スマートフォン向けニュースアプリ大手「Gunosy(グノシー)」(東京都港区)の完全子会社「digwell(ディグウェル)」が虚偽のウェブ広告を制作・配信した問題を調査していた第三者委員会の調査報告書が公表された。報告書は、不正な広告制作が2017年から20年1月まで続き、20年3月まで配信のチェック機能が働かなかったことなど、当初グノシーが発表した内容よりも事態が深刻だったことを明らかにし、ディグウェル役員らについて「法令違反の可能性を認識しており、コンプライアンス意識が欠如していた」と指摘した。グノシーは同時に謝罪のコメントを発表し、竹谷祐哉社長らの役