『創』の篠田編集長が植松被告と接見したのは今年の8月22日。金沢大学名誉教授・井上英夫氏とともに訪れたという。井上さんは私もよく知る人で、社会保障などを専門とする名誉教授でありながら徹底した「弱者の味方」でもある人だ。2012年、北海道札幌市で生活保護の申請ができずに姉妹が餓死・凍死する事件が起きた際には調査団を作って共に現地に飛び、福祉事務所に改善を申し入れ、また、生活困窮者たちの聞き取りをするなどした。ケンタッキーの前にあるカーネル・サンダースそっくりの見た目で、いつも弱者に寄り添う人。それが井上さんである。 そんな井上さんが、相模原事件について調査チームを作っているということを私は『創』で初めて知った。そのための面会だったのだろう。篠田編集長と井上さんが面会する前日には、調査チームの別のメンバーが接見していたようで、接見当日、植松被告は前日の面会でのやりとりを引きずって苛立った様子だ
6月10日に予定されていた一橋大での百田尚樹さんの講演会が中止になった騒動については、私が一橋大の卒業生だということもあって関心を持って調べており、21日に行われた同大の学内集会にも参加した。そしてその帰路、27日に予定されていた香山リカさんの講演会が中止になったとのニュースに接した。 ふたつの中止事件が関連していることは明らかだ。しかも、これを放置しておくと深刻な事態に陥りかねないことを予感させる。ここできちんと社会的議論を起こさないと言論をめぐる危ない状況が一気に広がる恐れがあると思う。 私が編集している月刊『創』は、差別表現やコミック規制問題など「言論と規制」をめぐる事件をたびたび取り上げてきただけでなく、例えば映画『靖国』『ザ・コーヴ』などの上映中止事件をめぐって公開討論や自主上映を行うなど、積極的にコミットもしてきた。 その中で感じるのは、この10年ほど、講演会や集会に会場を提供
東京の地上波テレビ局「TOKYO MX」が1月2日に放送した「ニュース女子」の沖縄報道について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は2月10日、全会一致で審議入りすることを決めた。 この日、非公開で行われた委員会終了後、報道陣の取材に応じた川端和治委員長が明らかにした。今後、MX関係者への聞き取りなどを経て、委員会としての見解を「意見」にまとめる。
俳優の高畑裕太さんに、強姦致傷の容疑がかかっている。滞在していたホテルの女性従業員に対して、客室に歯ブラシを持ってくるように要求して、強姦したというものである。 ニュースでは、被害者女性が40代であると報道されている。そもそも滞在していたホテルが判明している状態で、被害者の年齢を報道する必要があるのだろうか。被害者の特定は、容易ではないか。 今回の事件は強姦致傷である。「致傷」のつかない通常の強姦事件であれば、現在の日本の法体系の下では「親告罪」となる。つまり被害者が告訴しない限り、罪に問えない。その理由は、被害者の意思の尊重、名誉・プライバシーの保護のためだそうだ*1。しかし今回の事で、被害者の名誉やプライバシーが守られているとはとても思えない。 ネットでは、女性の実年齢だけではなく、写真までもが出回っている。しかもその写真は、実際には別人のものだそうだ。巻き込まれた第二の被害者も気の毒
昨日、twitter上でこういう発言 https://twitter.com/kameshita3/status/597966477132607488 「ジャンプ」がネトウヨ漫画家と手を組んだ。「グランドジャンプ最新号」にヘイトデモ常連の漫画家「富田安紀子」が別名で原作を担当する作品が読み切り掲載されている。富田の新作の帯は桜井が書いたようで「不逞朝鮮人」との差別文句が読みとれる。 を見た私は、以下のようにコメント付きでRTした。 https://twitter.com/r_tkt/status/598056560590397441 漫画家だからこそRTしておく。マジかよグランドジャンプ。心底見損なったぜ集英社。 これに対しわずかではあるが、「漫画の内容は普通っぽいんだけど、悪いことなの?」的な反応があったので、一応最低限の説明をしておく。めんどくさいが。 問題は「今回の漫画の内容」ではな
2010年12月08日10:00 カテゴリNewsTaxpayer 石原都知事にどこかやっぱり足りないもの この発言主に足りないのは何か… 石原都知事:同性愛者「やっぱり足りない感じ」 - 毎日jp(毎日新聞) 東京都の石原慎太郎知事は7日、同性愛者について「どこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ」と発言した。 きちんと分かっていない気の毒な人が、都民にも少なからず見受けられたので。 7日の石原知事は、過去に米・サンフランシスコを視察した際の記憶として、「ゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする」と話した。 なんでサンフランシスコではゲイがパレードできるのか? それをゲイの権利として勝ち取った人がいるからだ。 文字通り、命をかけて。 ハーヴェイ・ミルク - Wik
Expired:掲載期限切れです この記事は,ロイター・ジャパンとの契約の掲載期限(30日間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
【日本の議論】グーグルの無料サービスに“落とし穴” 「情報」めぐるトラブル多発の行方は (1/5ページ) 2008.12.21 12:00 米インターネット検索大手「グーグル」提供の無料サービスをめぐるトラブルが相次いでいる。ネット上の地図から現場写真を見ることができる「ストリートビュー(SV)」について「プライバシー侵害の恐れがある」との懸念が広がっているだけでなく、地図情報サービス「グーグルマップ」に書き込んだ個人情報が誤って閲覧可能になっているケースも多発。子供の住所録なども流出した。「世界中の情報を集めて整理する」と豪語するグーグル側の“熱意”と、ユーザー側のスタンスに温度差はないのか、一連の問題を検証した。 なぜ個人情報が… 「グーグルマップ」でトラブルが生じているのは、自分だけの地図が製作できる「マイマップ」と呼ばれる機能。ユーザーが地図上に目印や線、コメントなどを自由に書き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く