いわゆる従軍慰安婦報道に携わった元朝日新聞記者(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に9月、元記者の解雇を求める脅迫電話をかけたとして、北海道警札幌厚別署は23日、新潟県燕市新生町、施設管理人上村勉容疑者(64)を威力業務妨害容疑で逮捕した。 発表によると、上村容疑者は9月12日午後5時50分頃、自宅から同大に電話し、応対した男性警備員に「(元記者は)まだ勤務しているのか。爆弾を仕掛けてやるからな」と話し、関係者に不審物を探させるなど業務を妨害した疑い。電話は一方的に切れたが、大学の電話に上村容疑者宅の電話番号が表示され、関与が浮上した。上村容疑者は「電話したことは間違いない」と話し、大筋で容疑を認めているという。 燕市によると、上村容疑者はシルバー人材センターの会員で、夜間や休日に市の施設を管理していた。 同大には5月と7月にも「元記者を辞めさせなかったら学生を痛めつける