新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防の需要増により各地で品切れ続きの不織布マスクだったが、このところ小売店で見かけるようになってきている。 日本に流通するマスクの多くは中国製だ。J-CASTニュースが東京と大阪の中国輸入業者に話を聞くと、供給が整ってきた背景として共通する見方が多かった。大きな要因として「マスクを製造する中国工場の増加」をあげ、一方で「品質の低下」を懸念している。インターネット上では、政府が布マスク(いわゆるアベノマスク)を支給しはじめたことで、市場に出回るマスクが増えたのではないかという声もあるが、輸入業者はどう見ているのか。 「品薄状況を解消できるという考え方」 2020年のゴールデンウィーク前後、街角の商店街でもマスクが販売されていると、複数のメディアで報じられた。ツイッター上でもこの4月末から5月頭にかけ、「マスクの店頭在庫が急激に復活してますね」「市場
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