NTTドコモの中村社長 「ITU TELECOM WORLD 2006」では、キャリアや端末メーカーのトップを集めた講演が開催され、NTTドコモの中村維夫社長が日本におけるドコモの展開を紹介した。 中村氏は、同社の日本におけるサービス展開を「コミュニケーション」「ライフ・アシスタント」の2つに大別し、それぞれにおける戦略を説明した。 コミュニケーションは「ネットワーク」「端末」「サービス」の3つの要素からなるとし、FOMAネットワークのエリア展開の拡充やHSDPAのサービス開始、スーパー3Gや4Gの研究開発などに触れた。 端末では、903iシリーズを「全機種フルスペック」とし、音楽再生機能、GPS機能、おサイフケータイ、3G国際ローミング、HSDPA対応端末の追加などの最新機能を紹介した。 サービス面ではiモードの検索機能の強化やナップスターの定額制サービスに触れ、使い勝手の向上に継続的に