ITジャーナリスト三上洋 事務所 » ソフトバンクが必死な理由は「財務制限条項」にあった

先週になりますが、週刊東洋経済11月25日号がソフトバンクの借金の条件をスクープしています。旧ボーダフォン日本法人の買収資金、1兆4,500億円の証券化には「財務制限条項」という条件があったという記事です。 この財務制限条項を見ると、契約数が減少する最悪の場合には、ソフトバンクモバイルの経営権を失う可能性すらあります。絶対に契約数を減少させてはならない、それがソフトバンクに対する至上命令なのです（板倉雄一郎さんが、私よりずっと簡潔にわかりやすく的確な記事を先に書いていらっしゃいました。ITAKURASTYLE 「経営なのか、博打なのか、社会活動なのか」 はてなのコメントで情報いただきました、ありがとうございます）。 おさらい：買収資金1兆4,500億円のスキーム スクープとなった財務制限条項を見る前に、まずソフトバンクがボーダフォンを買収した資金の動きについておさらいをしておきます。 ソフ

[nextworker]

さて、あなたはどちらに賭けてた？

[tom_tomita]

事業証券化してたのか

[cloudliner_tweets]

1年に40万人程度のプラスが条件ですから、ハードルが低い

[gurutakezawa]

昨年末ぐらいから借金の返済が始まって、来年3月まででとりあえず1,000億円返済、最終的には年2,000億円ずつ、らしい。これとEBITDA目標達成に不況がどう影を落とすか。

[odd991]

“2008年までは契約数を純増させることが至上命令。それだけの体力が付いた上で、2008年から本格的な返済（1年に2,000億円前後）を求められます。”

[ya--mada]

そういやこんなんあったっスネ。

[another]

注: 2006年11月の記事。

[webmarksjp]

mobile

[totttte]

08年3月までは負債を払わなくていいってのが驚いた。逆にSBユーザは2011年あたりは１人あたり年1万あたり負債を払うてことか

[psychedesire]

なんか禿が可哀想になってきた。

[hageatama-]

無理じゃね？

[takado]

「絶対に契約数を減少させてはならない、それがソフトバンクに対する至上命令なのです」-そりゃーたいへんですね

[youzinnbou25]

ほほう。これは面白い。もし法人顧客をメインターゲットにしてるとなると、やはり最終的にはWILLCOMと正面でやりあう形になりそうですね。

[mobiletelecom]

財務制限条項では、契約数の純増がもっとも重要なハードルとなっています。2008年までは契約数を純増させることが至上命令。それだけの体力が付いた上で、2008年から本格的な返済（1年に2,000億円前後）を求められます。

[saka-san]

ソフトバンクモバイルの資金調達、2008年から負債償還が始まる。当時は低いハードルと思われていたが...（20081122追記）

[kagawa3]

「金は貸してやるが、勝手なことはしちゃあかんよ。この約束は守れよ」＝一定の契約数増加が無いと経営権の喪失の恐れ。

[PoohKid]

普通に考えれば携帯利用者が年々増加なんてありえない…、法人枠の新規開拓しかないか

[sirobu]

設備投資に上限が設けられてるってことは、アンテナの増加とか大丈夫なの？

[NOV1975]

ちょっとまってー。経営権失ったらどうなるのー？金だした方もユーザー不在？

[gastaro]

SBM/問題は契約数。増加が至上命令/4四半期連続、つまり1年下回ると、財務制限条項が発動して、貸し手が経営に口を出せる

[suVene]

何だかややこしいからあとで

[lovecall]

そのうち読みたくなることがあると思うので

[toubanjanny]

なるほど

[anhelo]

ソフトバンクが必死な理由は財務制限条項。契約者が増えていかないと経営権を取られてしまう

[pal-9999]

↓板倉さんは、早かったですよね、これを書くの。