ここ数年、ツイッターのアカウントを開設して情報発信を行う弁護士が目立つようになり、弁護士がSNS上での論争に参加したり、その結果として炎上や訴訟にまで発展するケースが増えていることも、法律とジェンダーというテーマに注目が集まる一因になっている。 法律とジェンダーに共通するのは、「分かりづらさ」である。 前提となる知識や文脈を共有していないと、「そもそも何が問題になっているのか」「なぜ燃えているのか」を理解することは難しい。 特に近年の炎上は、事情を知らない第三者や、文脈を共有していない第三者から見ると、そもそもなぜ燃えているのか、誰が燃えて(燃やして)いるのか、理解もできなければ確認することも難しいケースが増えている。 炎上の原因や事実関係の真偽を客観的に把握しづらいケースが増える一方、炎上の当事者が受けるダメージは深刻であり、心身の不調や社会生活に支障をきたすレベルにまで発展してしまうこ
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