ねぇママ あなたの言う通り ピエール手塚 【第80回ちばてつや賞ヤング部門 佳作】母に捨てられた少年はヤクザになった。息子を捨てた母は奔放に生きていた。二人は再び出会う。これは生き方を問う、再出発の物語。
JASRAC許諾第9009285055Y45038号 JASRAC許諾第9009285050Y45038号 JASRAC許諾第9009285049Y43128号 許諾番号 ID000002929 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。
ピエール手塚先生の初単行本の「ひとでなしのエチカ」と「ゴクシンカ」が先日発売されました。*1 この、先生、ってつけるのくすぐったいですね。多分手塚先生もくすぐったいと思うので、以降ピエテツさんと呼ばせてもらいます。人間はこんな風にして失礼ギリギリを探しながらコミュニケーションして距離を縮めていかないといけないのだ。 人を急にあだ名で呼ぶというのは暴力です。突然DMを送ってくるのも暴力だしlineのアカウントを聞いてくるのも愛を告白するのも暴力だし目が合って挨拶をするのも暴力です。人と人とのコミュニケーションというのは総じて暴力でできていてその折り合いの中で僕らは生活して呼吸して社会を作って友達を作って恋人を作って日常を送ってる。そしてその暴力性に対して目をつぶって生きてる。または暴力性に怯えてコミュケーションを放棄して知らない他人のまま誰かを放置して生きていってる。 ピエテツさんの作品は、
職場の誰も、漫画については知らない ――昨年、手塚さんは『ゴクシンカ』で連載デビューしました。現在40歳とのことですが、ずっと会社員ですか? ピエール手塚 そうですね。オリジナルの漫画同人誌を出していたら、漫画賞への応募を勧められて、37歳のときに『ねえママ あなたの言うとおり』で「第80回ちばてつや賞」のヤング部門で佳作をいただきました。そこから商業デビューに繋がっていったわけですが、これら全部、会社員をしながら起きた出来事です。このあいだに昇進して役職もつきました(笑)。 40歳にして「月刊コミックビーム」の連載陣に仲間入り ©ピエール手塚/KADOKAWA ――勤め先には、漫画家として活動していることを伝えているのでしょうか? ピエール手塚 就業規則を熟読した結果、問題なさそうだったので、会社の誰にも伝えていません。自分はIT系の企業で働いているんですが、エンジニアが副業で技術書を出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く