首都圏の都市機能の分散をめざし多くの構想が掛け声倒れに終わる中、国立国会図書館関西館(京都府精華町)は見事に結実した。収蔵能力は約1100万冊で東京の本館と肩を並べる。書庫棟を2つ追加する計画があり、将来は約2000万冊を収蔵する日本一の図書館となる。原点は1977年に関西の学識者と経済人らが発表した「(仮称)関西研究学園建設基本構想案概要」だ。中核施設として「第二国立国会図書館」の建設を求め
図書館で本を借りられることは正しいのか? 「図書館で本を借りられることは正しいのか?」と問われて、「正しい」と答えるのが正しい。 どのように正しいのか。AIにいくら「図書館が本を貸し出すことの弊害」を訊いても、結局は「図書館が本を貸し出すこと、市民が本を借りられることは正しい」と答えるくらいには正しい。そのくらいポリティカルに正しいのだ。 日本には「図書館の自由に関する宣言」というものもある。1954年に採択された。少し長いが引用したい。 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。 1.日本国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である 知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべ
drillhanz - 論文を読むのにお金がかかるということ ほいほい,元相互貸借担当で現雑誌購読担当であるところの某大学図書館職員のおれが答えますよ。 金のかかる雑誌の論文を読めるようにする方法。 大学が金を払う 雑誌購読や電子ジャーナル購読など,所属大学で費用負担をすることで読めるパターン。これが一番よくある。 ちなみに学術雑誌がどれくらい高いのかを言いますと,年間購読で10万円というのは安い部類です。外国の学術雑誌だと20万前後あたりが一番多い感触。本気で高いのだと冊子体のみで80万なんてのもあります。これに電子ジャーナルくっつけると100万なんて余裕で超えます。うちの大学は確か電子ジャーナルと学術雑誌経費と足すと1億とか超えてんじゃないだろうか。帝大クラスとかすげーんだろうなー。 読む人が金を払う 学会に入る,雑誌を買って読む,論文をPay per Viewで買う,電子ジャーナルを
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