フランスの風刺週刊紙「シャルリ・エブド」編集部襲撃から1年の7日、パリ警察は市内北部の警察署を襲撃しようとしたとされる男性を射殺した。調べによると男は、精肉処理用の大きなナイフを持ち、偽の自爆チョッキを身に着けていた。モンマルトル近くの警察署前で「神は偉大なり」と叫んだところで、射殺されたという。 警察は、射殺した男性の身元をモロッコ生まれのサラー・アリ容疑者と発表。フランス南部で2013年に起きた窃盗事件で有罪になった犯人と、指紋が一致したという。 AFP通信によると、警察は遺体からいわゆる「イスラム国」に「忠誠を誓う」と書かれた紙を発見。「シリア攻撃」についてフランスに復讐する意図も書かれていたという。服からワイヤーが出ているのが見えたため自爆犯かと思われたが、爆発物処理班が確認したところ、身に着けていたベルトに爆発物は仕込まれていなかった。
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