マーティン・スコセッシ、ニューヨークにて、2016年12月9日 PHOTO: VICTORIA WILL / INVISION / AP 2017年1月21日から全国ロードショーがはじまった、映画『沈黙─サイレンス─』。監督のマーティン・スコセッシは原作・遠藤周作『沈黙』を読んで以来、四半世紀以上も映画化を願いつづけてきた。 そんな彼の映画人生を貫き、またそのなかで最も物議を醸してきた「信仰の本質」とは──。貴重なロングインタビューを全3回に分けてお送りする。
「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」発効後、シリアとロシア国旗を掲げるシリア市民 Omar Sanadiki-REUTERS 欧米諸国や日本のメディアが取り上げない軍事攻撃のなかにこそ、「シリア内戦」をめぐる米国の思惑が見え隠れする――ヒムス県南東部のタンフ国境通行所に向け進軍するシリア軍と親政権武装勢力に対して有志連合が5月18日に行った空爆は、そのことを如述に示す出来事だった。 地図:シリア国内の勢力図(2017年5月23日現在) 米国がアサド政権に行った4度の攻撃 米国は、2014年9月に有志連合を率いて、イスラーム国を殲滅するとしてシリア領内での空爆に踏み切った。だが周知の通り、同国は「諸悪の原因」であるはずのバッシャール・アサド政権への軍事攻撃には一貫して消極的だった。このことは、2013年夏の化学兵器使用事件に際して、バラク・オバマ前米政権が空爆を中止したことからも明らかだ。 とは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く