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ブックマーク / courrier.jp (16)

  • 英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”

    Text by Kana Inagaki, Antoni Slodkowski, Eri Sugiura and Christian Davies 安倍元首相と旧統一教会とのつながりが注目されるなか、英紙「フィナンシャル・タイムズ」がそのカルト団体との“近すぎる距離”に迫った。それは祖父・岸信介の時代から、日の支配者層とメディアが見て見ぬふりをしてきた公然の秘密だと指摘する。 日政界の「不都合な真実」 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は7月11日に東京都内で会見を開き、安倍晋三元首相殺害の容疑者が同教会に恨みを抱いていたという報道に困惑しているとの見解を示した。 日教会会長の田中富広は、山上徹也容疑者の母親が会員であることは認めたが、献金額については明らかにせず、教会への献金は強要ではなく人の意思であると述べた。 山上の母親は同協会への多額の献金によって破産したと報じられている。

    英紙が「安倍晋三と統一教会の関係」に迫る─それは祖父・岸信介の時代から「公然の秘密」だ | 自民党とカルトの“近すぎる距離”
    knockeye
    knockeye 2022/07/13
  • マルコム・グラッドウェル「だめな政府は僕らの生活を破壊するとコロナ禍が気づかせてくれた」 | 賛否両論の米出版界のロックスターが大いに語る

    卓越したストーリーテラー マルコム・グラッドウェルと会話している最中に、別の何かに気を取られることはめったにないだろう。この作家は興味深い事実や驚くべき逸話の宝庫であり、何かと身振り手振りを交えて話をするからだ。 しかし、それでもなお、私は気を取られてしまう。というのも、ニューヨーク州ハドソンにあるグラッドウェルのオフィスの壁には、毛沢東主席の巨大な写真が飾られているのだ。おなじみのグレーのスーツ姿で穏やかな薄笑いを浮かべた残忍な独裁者の姿が、57歳のグラッドウェルの右肩越しに、威圧感たっぷりにぽっかりと浮かんで見える。 グラッドウェルはこのポスターのことをおかしくてたまらないと思っているそうで、15年前にガレージセールで購入し、最近になって戸棚で再び見つけたのだと説明する。「デスク仕事をしている間、毛沢東が肩越しに見えていたら面白いんじゃないかと思ったんだ」と語る。 「この実に卑劣な絶

    マルコム・グラッドウェル「だめな政府は僕らの生活を破壊するとコロナ禍が気づかせてくれた」 | 賛否両論の米出版界のロックスターが大いに語る
  • 米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない

    国際オリンピック委員会(IOC)のフォン・ボッタクリ男爵と金ぴかイカサマ師たちの間では、いつの間にやら、日を自分たちの足置き台として使おうということで決まっていたようだ。 だが、日は五輪開催に同意したとき、主権まで放棄したわけではない。東京での夏季五輪開催が国益を脅かすのなら、日の指導者たちはIOCに対し、略奪はよその公国へ行ってしてくれと言うべきである。 中止はつらい。だが、それが弊風を正すことにもなるのである。 フォン・ボッタクリ男爵、別名トーマス・バッハIOC会長とそのお供の者たちには悪癖がある。それは自分たちをもてなすホストに大散財をさせることだ。まるで王族が地方にお出ましになったとき、そこの小麦がべ尽くされ、あとに残るのが刈り株だけになるときのような話だ。 日国民の72%が、このパンデミックの真っ只中に国外から1万5000人のアスリートや五輪関係者をもてなすのは嫌であり

    米紙「日本政府は損切りし、IOCには『略奪するつもりならよそでやれ』と言うべきだ」 | 日本政府は主権まで放棄したわけではない
    knockeye
    knockeye 2021/05/09
  • カズオ・イシグロ「私が子供の頃から信じていたものは、幻想だったのかもしれない」 | キャリアを総括する大長編インタビュー

    忘れられない記憶 1983年10月下旬の、肌寒い快晴の土曜日。二極化した超大国間の水爆戦争が現実味を帯びてきたことで、ロンドン中心街に25万人が繰り出した。 そのなかに、初めての小説を出版したばかりのカズオ・イシグロという若き作家がいた。イシグロの母は、1945年の長崎の原爆を経験している。したがって、彼がこの日のデモ行進に参加することは、いわば息子の務めのようなものだった。 彼は友人たちととともに、西側諸国の核放棄を要求するスローガンを唱えて歩いた。西側が放棄すれば、東側もただちにそれにならうだろうという見込みにもとづいていた。 プラカードを掲げ、旗を振る群衆は、ビッグベンを過ぎてハイドパークへ向かう間、多幸感に酔いしれた。抗議活動は全ヨーロッパで同時多発的に行われており、束の間、当に事態は変えられるのではないかと信じてもよさそうだった。 だが、もしこのすべてが、おそろしい間違いだった

    カズオ・イシグロ「私が子供の頃から信じていたものは、幻想だったのかもしれない」 | キャリアを総括する大長編インタビュー
  • アダム・ドライバー「人生でやりたいことは2つだけ。タバコを吸うことと、俳優になること」 | 監督たちからのラブコールが止まらない!

    白燐(はくりん)が皮膚に触れると、骨まで火傷を負うことになる。そしてこの粒子が燃えるとニンニク臭を発し、行く手にあるものをすべて溶かす。 そのことを、海兵隊第一大隊第一連隊兵器中隊第81小隊所属の兵長アダム・ドライバーは知っていた。2003年のある日、カリフォルニアでの訓練中に空を見上げたときのことだ。頭上高く炸裂した白燐弾の雲が目に入った。彼がするべきことは、ただひたすら走って逃げることだった。 人生当にやりたかった2つのこと ドライバーが海兵隊に入隊したのはその前年、18歳のときだ。高校卒業後、インディアナ州ミシャワカに住む家族の家の裏に部屋を借り、4Hクラブ(農村青少年の組織)の会場で芝刈りをしていた。俳優になりたいと漠然と思っていて、ジュリアード音楽院の試験を受けた。学業成績は確認されないと知っていたからだ。だが不合格となったため、ロサンゼルスへ行って映画界を目指すことにした。

    アダム・ドライバー「人生でやりたいことは2つだけ。タバコを吸うことと、俳優になること」 | 監督たちからのラブコールが止まらない!
  • 入管でのナイジェリア人“餓死”を「自業自得」と切り捨てる社会でいいのか | 児玉晃一弁護士「入管はブラックボックス」

    茨木県牛久市にある東日入国管理センターの内部。複数人が収容される部屋。同センターをはじめ各地の入館施設で収容者たちのハンストが続いている Photo: Reuters / Yuya Shino 在留資格のない外国人を収容する全国の入管施設でハンガーストライキをする人が後を絶たない。2~3年を超える長期収容に抗議する集団ハンストだ。 2019年6月には、長崎県の大村入国管理センターでハンストを続けていたナイジェリア人男性が死亡した(一時的に拘束を解かれる仮放免を4回申請したが却下され、収容期間は3年7ヵ月に及んでいた)。出入国在留管理庁は10月1日に調査報告書を公表し、「飢餓死」だったと認めたうえで、人が事や治療を拒否した結果であり、入管の「対応に問題はなかった」とした。 入管庁はまた、ナイジェリア人男性に犯罪歴があったことも公表し、「前科者の仮放免は認められない」との立場を強調した。

    入管でのナイジェリア人“餓死”を「自業自得」と切り捨てる社会でいいのか | 児玉晃一弁護士「入管はブラックボックス」
  • 「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露した86歳、ダニエル・エルズバーグは何者か?

    ダニエル・エルズバーグ。1976年撮影 Photo: Susan Wood / Getty Images ベトナム戦争を終わらせるため、7000ページにもおよぶ国防総省の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」をリークし、組織ぐるみの闇を暴いた元国防総省職員のダニエル・エルズバーグ。 彼は86歳になる現在も、核廃絶を目指した活動に携わっている。だが、そんなエルズバーグもかつては米国の核戦略を立案する立場にいた。なにが彼を告発へと突き動かしたのか。そして、核戦争の危機に脅かされるこの世界は、どこへ向かうのか──。 英「フィナンシャル・タイムズ」紙の記者が、エルズバーグを訪ねた。 ダニエル・エルズバーグは病に苦しんでいるのではないか──私はそう思っていた。彼は咽頭炎を患っており、疲労がすぐに溜まってしまうということだった。たとえ、予定をドタキャンされたとしても文句は言えない。 2017年12月、長年

    「ペンタゴン・ペーパーズ」を暴露した86歳、ダニエル・エルズバーグは何者か?
  • 中国の象牙市場を潰した活動家はなぜ自宅で刺殺されたのか? | 世界的「象牙ビジネス」の闇が深すぎて…

    押収され、焼却処分される20トン以上の象牙 Photo: Andrew Holbrooke / Corbis / Getty Images 野生動物を守ろうと尽力してきた著名な活動家は狙われたのか──。 米誌「スミソニアン」によれば、「野生動物を扱う貿易についてきわめて重要な調査をおこなった米国人研究者であるエスモンド・ブラッドリー・マーティンがケニアのナイロビの自宅で死亡しているのが発見された」とし、「首を刺されており、警察が捜査をおこなっている」と報じている。 英紙「ガーディアン」は、「象牙の密売について調査したことで知られるマーティンは、象やサイの象牙の密猟と戦う取り組みにおける草分け的な存在だった……最初は強盗に殺されたとの見方が出ていたが、この殺しがマーティンの活動に関係している可能性があるとの懸念も出ている」という。 現在、マーティンは狙い撃ちされたのか、単に強盗に巻き込まれた

    中国の象牙市場を潰した活動家はなぜ自宅で刺殺されたのか? | 世界的「象牙ビジネス」の闇が深すぎて…
  • 「私は芸術家ではない!」川久保玲を昂ぶらせた米紙インタビュー | ファッション界の「寡黙な賢人」の“遺言”

    多くのデザイナーは、女性を美しく見せようとする。だが川久保の服は、その女性を思わず振り返って見てしまう、そんな服である。 異議を許さない「絶対君主」 開幕直前の5月初旬、スタッフが準備に追われるなか、展示室に川久保が姿を見せた。お馴染みのボブヘアーに、丈の短い黒いレザーのライダースジャケット。前日に、自宅のある東京から着いたばかりだった。 公式の場では、川久保は英語を話さない。夫であり、通訳であり、コム デ ギャルソン・インターナショナルのCEOを務めるエイドリアン・ジョフィーが、神託のように彼女の意思を伝える。とはいえ人も、自分で認める以上に英語を理解していて、興味をそそられ、話に夢中になると、相手のほうに身を乗り出す。 沈黙は、彼女が嫌悪する2つのこと──説明と解釈──をはねつける有用な道具でもある。自分のコレクションについて、謎めいたタイトル以外の洞察を公に語ることはない。 沈黙は

    「私は芸術家ではない!」川久保玲を昂ぶらせた米紙インタビュー | ファッション界の「寡黙な賢人」の“遺言”
  • リトル・イタリーと教会と映画館─マーティン・スコセッシがどうしても『沈黙』を映画化したかった理由

    マーティン・スコセッシ、ニューヨークにて、2016年12月9日 PHOTO: VICTORIA WILL / INVISION / AP 2017年1月21日から全国ロードショーがはじまった、映画『沈黙─サイレンス─』。監督のマーティン・スコセッシは原作・遠藤周作『沈黙』を読んで以来、四半世紀以上も映画化を願いつづけてきた。 そんな彼の映画人生を貫き、またそのなかで最も物議を醸してきた「信仰の質」とは──。貴重なロングインタビューを全3回に分けてお送りする。

    リトル・イタリーと教会と映画館─マーティン・スコセッシがどうしても『沈黙』を映画化したかった理由
  • Vol.01 Amazonからの電話|ニッポンの本を世界に売り込め! 

    Japanese Writers’House」サイトのトップページ。左から田口ランディ氏、中村文則氏、ロジャー・パルバース氏、白石一文氏のポートレイト写真が並ぶ http://jwh.trannet.co.jp/ 「買う」翻訳から「売る」翻訳へ はじめまして。(株)トランネットの翻訳出版プロデューサー、近谷(ちかたに)浩二です。 私は2002年に縁あって出版翻訳を専門とするトランネットに入社しました。 それまでは海外暮らしが長く、まったく異なる世界に身を置いていたため、日の出版業界に関する知識はもとより、出版翻訳の何たるかについてもまるで分かっていませんでした。 けれども持ち前の好奇心から、入社した年の秋には各国の出版関係者が集う世界最大の国際図書展、フランクフルトブックフェアに参加するツアーを企画し、応募してくださった2社の編集者を引率する形で初参加したのでした。 以来、秋のフランク

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  • ミャンマーで"ニート象"が急増中! 失業率なんと40%… 

    農村では徘徊する象の姿をよく見かける ROLF ZIMMERMANN / DPA / CORBIS / AMANA IMAGES 「失業してからはいつもイラついているし、女の尻を追いかけてばかりいるんです」 林業に従事するウー・チット・セインが話しているのは、リストラにあった息子ではなく、飼っている象のことだ。 ミャンマーでは数百年にわたり、木の伐採や材木運搬の労働力として象が大切に飼育されてきた。だが近年、森林伐採による環境破壊が深刻化し、林業は衰退の一途を辿っている。それによって、仕事を失った象が急激に増えているのだ。 ミャンマーにおける人間の失業率は4%なのに対し、象のそれは40%にもなる。数にすると2500頭もの象が、することもなく飼い主のもとで"ニート化"しているという。 国民には喜ばしい民主化も象には仇となった。軍事政権下では、英国植民地時代に定められた「働く象の権利」が厳格に

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  • 荒れるまま放置された800万軒の「空き家問題」が日本を蝕んでいく | 現代アートの力で再生しても、焼石に水…

    人に対して、「モノを無駄にせず使う」イメージを持つ外国人は多い。しかし今、そんな日で空き家が増加の一途をたどっている。日政府によれば、その数は800万軒以上。そのうち約半数は、売りにも貸しにも出されず、荒れるまま放置されている。 神奈川県横須賀市に住むハネダ・ヨリコ(77)はこの10年間、近隣の空き家の低木や雑草を定期的に刈ってきた。家はカビ臭く、以前は浴室だった別棟は崩れ落ち、浴槽がひっくり返った状態で庭に転がっている。 かつての住人は、今は介護施設暮らしだ。家族は少額の固定資産税を払い続けているが、空き家を放置したまま徒歩10分の場所で暮らしている。

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    knockeye
    knockeye 2016/01/11
    横須賀は雰囲気良いけど、坂が多いので、そこが良いんだけど、歳とると辛いらしい。
  • 「いつか住みたい」と思っていても、永遠に住めません! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。編集部Kです。秋ですね。旅に出たくなりますね。そうだ、京都……と思った方、ぜひ誌10月号をめくってみてください。旅を飛び越えて、京都に「移住」したくなっちゃうかもしれません。 移住というと、流行りの「田舎暮らし」が思い浮かぶでしょうか? 必要なものはポチッとすればすぐ手に入る昨今、都会から自然豊かな里山への移住を考える人も少なくないでしょう。ただ、実際には過疎の村では求人がなかったり、急激な環境の変化に適応できなかったりして、なかなか難しいという話も耳にします。IT系の職業や完全自給自足の人、もしくは定年後ならともかく、現地で新た

    「いつか住みたい」と思っていても、永遠に住めません! « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)
  • 米国で過熱するKKKの採用活動 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。こんにちは。アメリカ班の青木です。 現在発売中の3月号で、全米で最も多く”有色人種に対するヘイト団体”が拠点を構える町、アーカンソー州ハリソンについて書かれた記事を担当しました。米国の歴史上、最も大規模な白人至上主義団体であるKKK(クー・クラックス・クラン)は、奴隷制廃止以降も、黒人をリンチしたり殺害したりするといった過激な活動で知られ、人々を恐怖に陥れてきました。1920年代には500万人ほどのメンバーがいたとされていますが、30年代以降は大幅に減少。しかし21世紀の今でも、100以上もあるKKKの分派が各地で活動を続けていると

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  • 「キヌア・ラテ」、いかがですか? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン編集部ブログでは、クーリエ誌でも紹介した海外メディアによる国際情勢やビジネス、社会、教養にまつわる話題などをわかりやすく提供しています。紹介した記事はfacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを介して多くの方が閲覧しています。今日は英国の「穀物系ミルク」ブームについてご紹介したいと思います。 キヌア英「ガーディアン」の記事によると、“代替ミルク”の売上は過去3年で40%も増加しているそうです。“代替ミルク”には牛乳の代わりとしてすでに定番となった豆乳のほか、オーツやアーモンド、ライス、キヌア、ヘンプ、フラックスなどから作られたミルクがあります。ミルク市場全体に占める割合は2%弱とまだまだマイナーですが、今後も成長が見込まれています。 フラックスこうした穀物や植物から作ったミルク状のものは数世紀前から存在していたようです。牛乳の代わりに穀物系ミルクを使う

    knockeye
    knockeye 2014/03/19
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