イギリスの俳優、ロジャー・ムーアさん。1973年から1985年まで、大人気スパイ映画の『007』で主人公のジェームズ・ボンドを演じた名優です。 2017年5月23日、ムーアさんが療養先のスイスで死去したことが報じられると、生前に親交のあった多くの人たちからさまざまなコメントが寄せられました。 そんな中、脚本家として活躍するマーク・ヘインズさんの『ムーアさんとの忘れられないエピソード』が注目されています。 空港で偶然ジェームズ・ボンドに遭遇 それはヘインズさんがまだ7歳の少年だったころ。祖父とニースの空港にいた時に、偶然ムーアさんを目撃します。 当時のムーアさんは、『007』のジェームズ・ボンドとして、大人だけでなく子どもにも大人気の映画スター。ヘインズさんは、祖父に「一緒にサインをもらいに行ってほしい」とお願いしたといいます。 すると…。 祖父は、僕(ヘインズさん)を連れて、ロジャー・ムー