6月24日、大村入管(長崎県)で収容されていたナイジェリア人サニーさんが3年7 か月の長期収容の末、謎の死を遂げた。一部では「ハンストをしたことによる餓死ではないか」との声も上がっている。 しかし大村入管で面会ボランティアをしている人は「彼はプロテストやハンストをするような人物ではない」ときっぱり否定。同じブロックだった被収容者たちに面会して話を聞くと、「サニーさんはいつも笑顔で、気さくな人だった」と誰もが口にする。サニーさんと同室だった被収容者は、こう語った。 「サニーさんは毎日、モップをもって掃除をしていました。ところがある日突然、人が変わってしまい、水すら飲まなくなった。何かよっぽどショックなことでもあったんだと思う。階段に段ボールを敷いて寝るという、奇妙な行動が目立ってきました。 数日が経ち、体ががっちりしていたサニーさんはやせこけて倒れてしまった。職員が抱きかかえ、車いすに乗せて