林博史教授の「戦犯裁判の研究」をずっと読んでいるのだが、ちょうどタイミング良く(と言っていいのか悩むが)、以下の記事に気がついた。 http://blog.livedoor.jp/htmk73/archives/2659857.html はてなブックマーク - 日本ハンセン病学会が『戦国BASARA3』の大谷吉継の設定について「偏見・差別を招く」と要望書を出す : はちま起稿 「戦犯裁判の研究」の第二部五章で取り上げられているのがオーストラリア戦犯裁判で裁かれた「ナウルでのハンセン病患者の集団虐殺事件」であったからだ。 裁判記録を林教授が発見したことはすでに2008年12月に共同通信で配信されている。 判決言い渡しのために48年11月29日から12月3日に香港で開かれた裁判の判決記録や被告の証言録によると、ナウルに駐屯した海軍第67警備隊の副長=別件で死刑=は43年7月9日ごろ、米軍の空襲