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ブックマーク / gaikichi.hatenablog.com (4)

  • 言論の自由と恥の意識再論 - 電氣アジール日録

    例によって出遅れた話だが(←業が忙しいせいにしておく)、先月、女性をレイプするエロゲーが海外で規制された件について佐藤亜紀がブログで書いたら、案の定「表現の自由」至上主義者から袋叩きに遭ったらしい。 この手のメディア規制論議については当方は丸一年ちょっと前にもこう書いた。 http://d.hatena.ne.jp/gaikichi/20080331#p2 (できれば同日のコメント欄まで目を通されたし)。 結論から言えば、わたしも基的には、誰かの意見で一方的に表現が規制がされることが好ましいとは思わない。しかし、これはあくまで法律の問題ではなく個人の良心、美意識の問題としての話だが、表現の内容によっては「恥じる」とか「遠慮する」という意識があるべきじゃないの? とも思う(いや、べつに、恥じたり遠慮しながら、でもコソコソやってもよいんだ)。 不快な表現の自由を嫌う自由 断っておくが、わた

    言論の自由と恥の意識再論 - 電氣アジール日録
    kokogiko
    kokogiko 2011/06/23
    個人的な感覚に近い。
  • 2010-05-13

    『週刊文春』の最新5月20日号の特集「鳩山総理を追放せよ」の中で、内田樹が普天間基地問題について、ミもフタもなく「嫌な良いこと」を述べている。 鳩山首相が明確なビジョンを示さず、ダッチロールしていることをメディアはきびしく咎めているが、それはメディアが「明確なビジョン」を示しているからではない。 メディアは「米政府も政権与党も沖縄県民もみなが満足する解決策」を早くだせと言い立てているだけである。 ほんとうにそういう解決策が存在し、単に首相が無能や怠慢ゆえにその物質化を先送りしているのであれば、首相は退陣を要求されて当然であろう。しかし、そのような解決策は現実には存在しない。 私たちが望みうる最良のものは「当事者全員が同程度に不満足な落とししどころ」である。 それは結局のところ「程度の問題」であるから、それについて「正否」の用語で語ることはできない。(みんな不満なのだから、「否」であるに決ま

    2010-05-13
    kokogiko
    kokogiko 2011/02/23
  • 2009-04-13

    前回わたしは、個別的な個人ではなく、顔のない属性としての「おばさん」――ここでの定義は、生産労働という自分の責任所属フィールドを持たず、ご町内とか親類内とか狭い世間の中での身内の噂ばかりに興じている人で、もっぱら専業主婦、という意味――を一方的に嫌悪的に書いた。 しかし、そういった「おばさん」も、たとえば山田さんちのお母さんとか、鈴木さんのちの奥さんとか、そういう個々別の顔でみたときは、ぜんぜん悪い人間ではなかったりする。 そんなことはわかっているのである。 しかしそれが、山田さんちのお母さんとか、鈴木さんのちの奥さんとかいう個々別の顔ではなく、集団属性としての「おばさん」として、二人以上集まると(四人以上になるともう手に負えない)、感情的好悪で、その場にいない身内の人の噂話で盛り上がって止まらず、その価値観でこっちが裁断されてしまうから手に負えないのだ。 しかし、人間を個別に見ず、たとえ

    2009-04-13
    kokogiko
    kokogiko 2009/05/26
  • 電氣アジール日録 - グッとこない左翼

    新宿の駅前には、例によって路上キャッチセールス男がいっぱい。 どいつもこいつもモテそうなイケメンで、通りすがりの女に馴れ馴れしく声を掛けてるが、高額な化粧品を買わせたり、高額なエステクラブに加入させて搾ろうってのが魂胆だ。 腹が立ったんで階段から突き落としてやったら、頭を打って転げやがった、ザマーミロ。と、思ったら、そのお仲間に腕をつかまれて、ヤクザ風の連中を呼び出しやがった、ヤバいと思ったが、これは夢だから眼を開ければ逃げられるな、と思って寝返りを打って枕から顔を上げたら、もう時刻は昼過ぎだった。 目覚し時計を見ながら、随分と卑劣な逃げ方だと思ったが、夢の中で腕をつかんだ悪徳商法キャッチ男の悔しそうな顔を想像したら、思わず皮肉な笑みが浮かんだ。 PHP文庫『文蔵』3月号の松清張特集(isbn:4569665160)をちょこっと手伝いました。 当は、松清張に関してはもっとやりたいネタ

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