2008/12/31 MD5衝突攻撃による偽SSL証明書の作成 異なるメッセージで同じMD5ハッシュ値を生成する、いわゆるMD5衝突攻撃によって、偽造されたSSL証明書を使ったフィッシング攻撃が可能で、ブラウザからはその証明書が偽物かどうかを検知できないことが Chaos Communication Congress で発表された (MD5 considered harmful today)。MD5衝突を生成するのに、200台のPlaystation 3が使われるそうで(写真)、会議では2004年に期限切れとなったCA証明書の期限を延長するデモが披露された。これがSANS Diaryで話題になっていた25C3での発表のようだ。 現在、署名アルゴリズムにMD5を利用しているSSL証明書は、RapidSSL (VeriSign)、FreeSSL、TC TrusteCenter AG、RSA D